ナシ・チャンプールは一皿の上にナシ(ごはん)を中心にして各種の肉や魚に調理した野菜それにバリのえびせんべいであるクルップが必ずついてくる。チャンプールという言葉は沖縄のチャンプルにも似ていてルーツがどこかでつながっているらしいのだが、なによりこの語感が気に入っている。これをレストランでオーダーするとその店その店で味の工夫があり楽しめる。最近はもっぱら昼食時の外食特にはナシチャンプールをつれあいと二人して2人前頼むことが多い。以前はナシゴレン、ミーゴレンが多かったからオーダーするメニューの傾向は変わるのだと再認識している。
昨日はサヌールのタンブリンガン通りにあるレストラン バツ・ジンバールでナシチャンプールを食べたが、なかなかのものだった。特に牛肉のスジの煮込みが美味しく、旨い牛肉に飢えている舌にはかなりポイントが高かった。一見テリーヌ風に豆腐と野菜をまとめたものもおいしい。この店のナシ・チャンプール今までのなかではベストかもしれない。(他にタンジュン・サリ、シックスポイントのナシ・チャンプールも美味しかった。)