おやじの遊び道具。

  シケたおやじも、愛されたいのだ!

ハプニング。

2005-08-26 | ハナくそおやじ
へんなおやじに遭遇ばかりするアタシ。
てなことで、
そんな話を2回ほどしたいと思います。

本日ちょいと老人ホームで
仕事をすることになりました。

ホーム内の各個室を訪問し、
そして3分間ほど、その部屋で作業をすることに

コンコンっ。
「お邪魔しますね」
ドアを開けると、
ワンルームの端にベッドがドン。
そしてそこには、
下半身丸出しのおやじが座っているのです。
上着はランニングのみ。

「えっ、えええっー。」
「えっ、えええっー。」
「えっ、えええっー。」

肉声にはしませんが、3回連呼しましたとも。

歳の頃なら、70歳くらいの
恰幅のいいおやじ。

呆けているのか、いないのか。

お風呂あがりだからなのか?

フルチン。

その部屋で3分間同じ空気を吸いながら、作業。

「おやじさん、昔はオンナを泣かせたでしょう、その一物で。
えっへっへっ」
などと、笑い飛ばしてもよかったのですがねえ。

ひたすら3分間、沈黙して作業。

おやじ、ぴくりともせず、フルチン。

くっくっ。笑いを噛み潰しながら、作業。
ほんとそんな光景にみなさん自身を置いてみてください。
もう、笑えますよ、ほんと。

「どーも、あざしたああっ」と外へ。

「うむっ、ご苦労」と偉そうにフルチンのおやじ。

もっ、笑いの壺にはまちまったアタシ。

誰かにそのことを、告げたくて告げたくて。

「いやさあっ、もっとすごい婆さんがあそこの部屋に…」
(ちょっとここでは書けねえ!)

なんてことを相棒に言われて、
アタシの見たことは話題の片隅に葬られちまった。

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