「蟹工船」を読んだのか 2008-08-18 | ショウセツ&しなりお 新潮社の「蟹工船」(420円)が売れているらしい。 先だっても尊敬する親方からも、読んだかどうかの確認をされた。 そりゃま、プロレタリアート文学の金字塔だから読んでないわけないでしょう。 国語の本にそう書いてあったので、仕方なし半分で読んだのだが。 出稼ぎ労働者を極限までに搾取し続ける、地獄のような職場「蟹工船」。 その内情と資本家に対抗すべくストライキで団結する労働者を描いた作品だ。 当然のこ . . . 本文を読む