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日本代表、帰国の途…長谷部「本当に寂しい」

2010年06月30日 | 日記
 【プレトリア=軍地哲雄】サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で、29日の決勝トーナメント1回戦・パラグアイ戦に敗れた日本代表は30日、帰国の途に就いた。

 PK戦までもつれ込んだ激戦から一夜明け、宿舎出発前に報道陣の取材に応じた岡田武史監督(53)は「ぜいたくは言わないが、もう1試合やらせてやりたかった」と語った。

 自身の今後については「(続投は)ないですね。サッカーのことは当分考えたくない」と、代表監督からの退任と、しばらく充電期間を置く考えを示した。

 29日の試合後は、宿舎に戻り、選手とスタッフで食事。その席で岡田監督は自らの座右の銘である「人間万事塞翁が馬」を持ち出してあいさつしたという。

 「勝つこと以上に指導者としての喜び」と充実感を口にしたのは、W杯直前の強化試合で4連敗を喫しながらも、チームが結束を強め、監督が求める理想像に近づいていったことについて。

 2002年日韓大会に並ぶW杯過去最高成績のベスト16進出に関しては「1回の結果だけではなく、長い目で判断してもらわないと」と自己評価を避けた。

 一方、選手たちは無念さがこみ上げてきた様子。田中マルクス闘莉王(名古屋グランパス)は「昨晩は眠れなかった。もう120分間(試合を)やってもよかった」。ゲーム主将の長谷部誠(ウォルフスブルク=独)は「もっと、このチームで戦いたかった、という実感がわいてきた。今は本当に寂しい」と話した。

 日本代表は、1日夕に帰国し、記者会見を開く。



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<南アW杯>代表帰国へ 監督「もう1試合やらせたかった」

2010年06月30日 | 日記
 【ヨハネスブルク(南アフリカ)江連能弘、野村和史】サッカー日本代表は、PK戦の末に初の準々決勝進出を逃したW杯決勝トーナメント1回戦のパラグアイ戦から一夜明けた30日、帰国の途についた。

 出発前に取材に応じた岡田武史監督は「感傷に浸るより、もう1試合やらせてやりたかった。無念というか寂しい」と語った。PK戦でける順番は、監督の指示だったことを明かし、PKを失敗した駒野(磐田)については「誰も駒野のせいじゃないと分かっている。(悔しさを)乗り越えてくれると思うし、みんなもそれを信じている」と話した。

 パラグアイ戦後の会見で口にした代表監督辞任の意向については「変わらない」と言い、「サッカーのことは当面考えたくない。日本のサッカーを、これ以上背負えない」とも話した。「何をしたいか」との問いには「家に帰りたい。家族には迷惑をかけた」と語った。

 チームキャプテンの川口(磐田)は一夜明け、「もう少しこのチームで戦いたかったという気持ちが強くなった」と、名残惜しそうだった。 

 ◇闘莉王、父親の看病でブラジルへ

 ○…闘莉王(名古屋)は、ブラジルにいる父親の看病のため、チームを離れてブラジルに向かうことになった。

 1次リーグ第3戦デンマーク戦後に、心臓が悪く入院したとの連絡を受けたが、大会期間中は「みんなに伝わらないようにした。やることをやってからにしようと思っていた」と、胸の内にとどめていたという。「家族は大事なので」と心配そうな表情のまま、チームメートと別れた。

 4年後のW杯を目指すかどうかについては「分からない」と語った。



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日本代表へのW杯賞金は9億円…優勝27億円!

2010年06月30日 | 日記
 ベスト16で敗退した日本代表は、国際サッカー連盟(FIFA)から賞金など計1000万ドル(約8億9000万円)を手にすることになった。

 内訳は、出場全チームに支給される出場準備金100万ドルと、16強進出の賞金900万ドル。賞金は勝ち進むごとに増え、グループリーグ敗退チームは一律800万ドル、ベスト8では1800万ドル。

 優勝チームは、出場準備金を含めて計3100万ドル(約27億6000万円)を受け取る。



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W杯8強出そろう、大会佳境へ…南米勢が半数

2010年06月30日 | 日記
 今大会は8強が出そろい、いよいよ佳境に入る。

 大きな特徴は、南米勢が4チームと半数を占めたことだ。出場13チーム中、7つが南米勢だった第1回の1930年ウルグアイ大会を除けば史上最多となった。

 前回ドイツ大会で6枠を占めた欧州はスペインとオランダ、ドイツの3チーム。躍進が期待されたアフリカ勢もガーナのみとなり、アジア勢はすべて姿を消した。

 南米勢は、常連のブラジル、アルゼンチンに加え、決勝トーナメント1回戦で韓国を2―1で下して40年ぶり8強を果たしたウルグアイが残り、日本との延長、PK戦を制したパラグアイも初めて準々決勝に進んだ。

 すべてグループリーグを無敗で突破しており、攻撃力で相手をねじ伏せるアルゼンチンを除けば、むしろ守備の安定感が印象的だ。

 南半球開催で冬のW杯とはいえ、南米勢の選手も多くは欧州でプレーしており、条件面では欧州と差がない。AFP通信によると、パラグアイのマルティノ監督は「我々は歴史を塗り替えようというより、良いプレーだけを心がけている。今回で言えば、南米勢は十分な準備をして大会に臨んでいると思う」と語っている。

 大会は休養日を挟んで2日から準々決勝が始まる。史上初の「南米勢4強独占」をどのチームが阻止するかが、大きな見どころだ。



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「批判なければ、ここまで来られず」本田が感謝

2010年06月30日 | 日記
 【プレトリア=吉原淳】パラグアイの5人目の選手のPKが、無情にもゴールネットを揺らした。

 この後、PKを外した駒野友一選手(28)を慰めたり、互いに肩を抱き合ったりしていた選手たちは、スタジアムの一角に陣取る日本応援団に向かって歩き出した。

 コーチや出番のなかった選手とともにタッチラインに並んだサムライたちは、深々と頭を下げ、死闘を見守ってくれた人々に感謝の気持ちを伝えた。「よくやった」「ありがとう」。スタンドから声が飛んだ。涙を流し、いつまでもピッチの青いユニホームに手を振り続けるサポーターの姿もあった。

 試合後のインタビューで、選手たちはW杯を振り返った。「チームが一つになって戦うことが大きな力になった」(中村憲剛選手)、「批判してくれた人にも感謝したい。批判がなければ、ここまで来られなかった」(本田圭佑選手)――。それぞれの思いを残して競技場を後にした。



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