多村、ソフトバンク残留へ＝「必要とされている」―プロ野球

　ソフトバンクからフリーエージェント（FA）宣言した多村仁志外野手（33）が24日、残留する意向を明らかにした。同選手は福岡市の球団事務所で小林至編成・育成部長と交渉した後、「自分の思いもぶつけたし、必要とされているのが伝わった」と語った。
　多村は「自分の価値が聞きたい」と海外移籍も視野にFA宣言。現段階で他球団から獲得のオファーはないが、20日から続いたソフトバンクの球団行事を通じて王貞治球団会長に慰留され、ファンの残留を望む声も受け、早めの決断となった。
　多村は年俸変動制の4年契約を提示されており、今後は詰めの交渉に入る。小林部長は「ずっと切なる思いを伝えてきた。ありがたい」と話した。　



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＜Ｊ１＞ガ大阪のＦＷルーカス退団へ

　Ｊ１のガ大阪は２４日、ＦＷルーカス（３１）が契約満了に伴い、今季限りで退団すると発表した。０４年にＦＣ東京入りし、０８年にガ大阪に移籍。同年のアジア・チャンピオンズリーグ制覇に貢献した。Ｊ１通算１９８試合出場で６８得点。



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「みんなと世界一を」＝ドジャース残留の黒田―米大リーグ

　【ロサンゼルス時事】米大リーグ・ドジャースと1年1200万ドル（約9億9600万円）で再契約した黒田博樹投手が23日、当地で記者会見し、「このチームには愛着がある。みんなと世界一を目指してやりたい」と意気込みを示した。
　黒田はドジャースとの3年契約を終え、日本球界復帰の可能性もあったが、「今季は納得できる投球がたくさんできた。それを続けて、もう1年こっちでチャレンジしたい気持ちが強かった」と残留を決意。メジャー4年目の目標を「2けた（勝利）は最低ライン。1年間けがをせず、長いイニングを投げたい」。
　来季はマッティングリー新監督が就任し、ベンチコーチはかつて日本ハムを率いたロイヤルズ前監督のヒルマン氏が務める。「日本の野球を知っている方なので、僕にとってすごく大きい」と歓迎した。　



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