横浜ＭのＤＦ中沢が湘南戦で復帰へ

　右ふくらはぎ肉離れで戦線離脱していたＪ１横浜Ｍの日本代表ＤＦ中沢佑二が４日、11月６日・湘南戦でリーグ８試合ぶりに復帰する見通しとなった。
　９月６日の日本代表練習中に負傷。２日に完全合流したばかりで、この日の紅白戦で実戦復帰した。練習後に中沢と会談した木村監督は「慎重にやってきたが、本人はやれますと言っている。途中から使う選手じゃないし、ゴーサインよ」と８月29日・新潟戦以来の先発起用を示唆。中沢は「もうケガは大丈夫。これまではリハビリで走ってばかりだったが、やっぱりサッカーは楽しい。幸せ」とピッチに戻った喜びを明かした。



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神戸「ツネ様シート」計36人招待へ

　Ｊ１神戸の元日本代表ＤＦ宮本恒靖（３３）が、１１月のホーム３試合に自身が運営に携わる都内の『ミヤモト・フットボール・アカデミー』の生徒とその家族、計３６人を招待することが３日までに分かった。ツネ様が自腹で“教え子”に用意したのは最上級の『ヴィッセルシート』。ぜいたくな生観戦に「（テレビ）画面とは違う、指示の声やボールの音を感じてほしい」と話した。６日・仙台戦での兵庫県民に続く無料招待プラン第２弾。“宮本チルドレン”がＪ１残留へ声援を送る。



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Ｕ－２１代表、無名選手多く…リスト配布へ

　７日開幕のアジア大会（中国・広州）に向けて合宿中のＵ－２１日本代表が３日、報道陣に向けて顔写真付き選手リストを配布することになった。招集した２０人は、Ｊクラブの控え組や大学生ばかり。協会広報ですら顔と名前が一致せず、取材現場が混乱していた。もちろん、本番では全国に名を売るつもりだ。柏のＦＷ工藤は「ボクの持ち味はゴール前の決定力です」とアピールを忘れず、無名軍団の快進撃を誓った。（千葉）



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熱い思い、教え子へ＝「プロは練習」と広島経大の龍監督―野球

　毎年、悲喜こもごものドラマが生まれるプロ野球ドラフト会議。広島経大の龍憲一監督（73）も例外ではない。同大の柳田悠岐外野手（22）がソフトバンクから2位指名を受けた。就任1年目。「ドラフト」の思い出が、また増えた。
　龍監督自身、プロの厳しい世界を経験している。1960年、東映（現日本ハム）に入団し62年から広島に移籍。計11年間で先発、中継ぎ、抑えも務め、60勝68敗の成績を残した。
　アドバイスは的を射ている。走攻守三拍子そろった左の強打者柳田には「内角球をいかにさばくか。プロなら当然そこを攻めてくる」と指摘。柳田も「技術的に的確な指導をしてもらった」と感謝する。
　ドラフト会議の1カ月前、9月29日は広島―横浜戦が行われたマツダスタジアムにいた。広島のスカウトを務めていた94年秋、「子連れルーキー」としても話題になった高橋建を社会人トヨタ自動車からプロの世界に導いた。あれから16年。41歳左腕の最後の力投を静かに見守った。
　高橋の引退、柳田のプロ入りが期せずして重なった。「複雑な気持ちもあるが、この年齢で今の立場にいられるのは本当に幸せなこと」と柔和な表情を見せた。
　「プロはとにかく練習。練習に尽きる」―。龍監督の熱い思いは、無限の可能性を秘める若き力に再び引き継がれた。　



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　龍監督自身、プロの厳しい世界を経験している。1960年、東映（現日本ハム）に入団し62年から広島に移籍。計11年間で先発、中継ぎ、抑えも務め、60勝68敗の成績を残した。
　アドバイスは的を射ている。走攻守三拍子そろった左の強打者柳田には「内角球をいかにさばくか。プロなら当然そこを攻めてくる」と指摘。柳田も「技術的に的確な指導をしてもらった」と感謝する。
　ドラフト会議の1カ月前、9月29日は広島―横浜戦が行われたマツダスタジアムにいた。広島のスカウトを務めていた94年秋、「子連れルーキー」としても話題になった高橋建を社会人トヨタ自動車からプロの世界に導いた。あれから16年。41歳左腕の最後の力投を静かに見守った。
　高橋の引退、柳田のプロ入りが期せずして重なった。「複雑な気持ちもあるが、この年齢で今の立場にいられるのは本当に幸せなこと」と柔和な表情を見せた。
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