トレーナー的日記。

できる事が増えるより楽しめる事が増えるのがいい人生。。。モタさん

Kick 原点回帰

2024-03-22 | 日記
全日本キック協会の初陣興行を現地観戦・・・セコンド以外でのキック観戦なんていつぶりだろうかと。

Sフライ級3回戦「羽田翔太 vs 広翔」
今回興行のメイン。
11戦目のイケメン羽田選手に対して広翔選手は今回がプロデビュー戦。ただ試合は序盤からKnock Out Ama王者のキャリアを持つ広翔選手のペースで進む。リードされながらも中々手数が出ない羽田選手・・・序盤の蹴りで脚を痛めたような気がしなくもない感じだけどどうなんだろうと。その後も展開を変えるには至らず、判定で広翔選手が勝利となった。
色んな意味で面白い試合が多く、特に17歳の勇生選手は要注目選手かなーと。試合とは関係ないがパンフレットの後半全てが広告で埋められていたのも凄いの一言。


Box Live Boxing 7

2024-03-17 | 日記
超久々の両国国技館でこの日も現地観戦。

WBO世界Sフライ級タイトル戦「田中恒成 vs クリスチャン・バカセグア」
ディフェンスに重きを置いてきた・・・という煽りの通りのディフェンス力。メキシカンらしい戦い方でくるバカセグア選手に対し、攻撃姿勢の田中選手はこのくらい脚と頭が動く感じで丁度いい感じ。田中選手がボクシングに徹して8Rには1ダウン先取もあっての完勝。

WBC世界バンタム級タイトル戦「中谷潤人 vs アレハンドロ・サンティアゴ」
スタンスの広い中谷選手のバックステップの速さが尋常じゃ無い上に、サンティアゴ選手のアタックに合わせるカウンターのバリエーションも豊富。サンティアゴ選手に攻め手が無くなった中盤6Rに、中谷選手のワンツーのダブルが直撃して1ダウン先取。立ち上がるもコーナーに詰められ、中谷選手の右フックにてTKOフィニッシュ・・・次元が違い過ぎてもはや引いた。

WBA世界バンタム級タイトル戦「井上拓真 vs ジェルウィン・アンカハス」
スタートから拓真選手のスピードとカウンターの素晴らしさ。対するアンカハス選手のアタックは力強さはあるもののバリエーションが少なく、この試合だけでなく今後のキャリアすら心配な雰囲気。インサイドでも拓真選手が制する形で、9Rには右ボディアッパーを2発でKOフィニッシュ。

アンダーカードも含めて中々の神興行だったなーと大満足。
そしてやはり両国で聞く君が代はいい・・・讃美歌か軍歌しか無い他国とは違い、つくづく素晴らしい国歌だなーと今更感動。


Box Who's Next 2.3

2024-02-16 | 日記
この日も現地観戦。

WBOアジアパシフィックミニマム級決定戦「小林豪己(真正) vs 金谷勇利(金子)」
7戦1敗の小林選手と6戦1敗の金谷選手による王座決定戦。
機動力を活かした戦い方で立ち上がりこそ拮抗してみせた金谷選手だが、対する小林選手の安定感がこのまま終わるはずが無い予感満載。パンチで勝る小林選手が徐々に金谷選手の打ち終わりを押さえ始め形勢に差が出始める。そして早くも2R終盤に金谷選手の左ジャブに右クロス⇒返しの左フックを合わせて小林選手が1ダウン先取。
続く3Rには全く正面を外せなくなる金谷選手に容赦なくパンチを浴びせる小林選手。左も右も大半のパンチを横から振っておいてからの左アッパー⇒右ストレートをまっすぐに直撃させる。金谷選手は立ち上がるも、このパンチで勝負はついており3RTKOフィニッシュにて小林選手が見事王座へ。

先日亡くなった穴口選手への黙とうという少々重い空気で始まり、セミの矢代博斗選手の1戦が中止になるなど悲しい気分も味わいながらメインはさすがの一言で楽しめた。


ETC トータルコンディショニング

2024-01-30 | 日記
Sport Japan71号にて、日本スポーツ振興センターの清水和弘先生による「トータルコンディショニングを考える」が面白かった。
コンディショニングを効果的に行うために各エクスパートが包括的にサポートするとしながらも、より有機的な連携のためには自身の専門分野以外の知識や技術の習得が求められると。さらに実際の現場においてサポートスタッフが完璧に揃った環境は難しく、専門分野以外のスキルも備えるジェネラリストの存在が欠かせないとする。
しかし最も重要な事は選手自身の習得と実践であるとする。コーチから自立し常に自分で考えて最適な行動を選択&実践していく事の大切さ。コーチ、栄養士、医師、セラピスト、ファーマシスト・・・専門家からの利用可能な資源を上手く組み合わせて解決策を特定・実行していく事が出来る選手をインテリジェンス・アスリートと呼ぶとの事。選手、指導者ともに「コンディショニング」と「トータルコンディショニング」の考えをさらに理解する事とご指摘。


Box G.O.A.T.match vol.2

2023-12-12 | 日記
この日も現地観戦。

前回も面白かった日中親善興行で、今回も5対5マッチの対抗戦形式。
メインのツァイ・ファン選手以外の全員が戦績1桁のフレッシュマン。ただビート誌にも特集されていたが、とにかく中国選手のレベルアップが顕著。〝拳闘"の色を濃く出してくれるファイトが頼もしい。加えてサッカー等とは違って、このボクシングに限っては中国選手と応援団のマナーが素晴らしいのも特徴的。ファイトもクリーンだしジャッジに文句を言う選手は一人もいない。応援団も日本人選手が勝利コールを受けた際もしっかり拍手で称えてくれる気持ち良さ。なぜサッカーとかってああいう感じになってしまうのか・・・残念で仕方が無い。
他には今回プロチアチームのStar Cheersが盛り上げてくれた感満載。ラウンドガールとしてだけで無く、各選手の入場時やハーフタイムショーも圧巻だった。これを見せられてしまうと、もはやフツーのラウンドガールって・・・と思わせられてしまう事間違いなし。ぜひ次回もStar Cheersでお願いしたいなと。


Box Treasure 4

2023-11-15 | 日記
この日も現地観戦・・・久々の有明アリーナ。

Sバンタム級10回戦「ジョン・リエル・カシメロ(フィリピン) vs 小國以載(角海老宝石)」
TBPの日本初興行。
カシメロ選手を生で見れるだけで大満足な訳だが、大物食いの小國選手ならやってくれそうな気配大。
試合は大方の予想通り開始直後からカシメロ選手が振ってくる。しっかり小さいのも混ぜて打ってくるあたりがさすがだが、カシメロ選手のプレスに対して徹底抗戦する小國選手の充実ぶりに期待値が更に上がる。そして4R開始直後にカシメロ選手が左フックを打った際に小國選手とバッティングが発生。そのままアクシデンタルドローのコールが流れたが、会場にブーイングが殆ど聞かれなかったほどの好ファイトだった。と言うか、このまま進んだらカシメロ選手ヤバかったんじゃないの・・・と多くのファンが思った事間違いない感じ。

オープニングに井上岳志選手のWBOアジアタイトル戦で始まり、藤田健児選手や石澤開選手がアンダーカードで続く豪華っぷり。その他にも売出し中のデニエガ選手(フィリピン)の無敗っぷりもさすがのファイト。


Box Who’s Next 10.7

2023-11-03 | 日記
今回も現地観戦。
OPBFミドル級タイトル戦「竹迫司登(ワールドS) vs マ・ウーヒョン(韓国)」
ウーヒョン選手が見た目と違ってしっかりとボクシングが出来る選手。リズミカルでスタイリッシュに動き、インでもアウトでも攻防一体・・・まさに当方的に好みのファイトスタイル。時折竹迫選手の右がヒットするも、ウーヒョン選手の積極性が功を奏しまくり。やはり最初のオープンスコアはウーヒョン選手が取る。しかしその直後に竹迫選手が右クロスを直撃させて1ダウン先取。これで流れが一気に変わりウーヒョン選手の脚が鈍る。逆転のため攻めるウーヒョン選手と竹迫選手のカウンター合戦。そして6Rに左フック、8Rにボディフック、10Rにボディフックと粘るウーヒョン選手から計4度のダウンを奪ってのTKOフィニッシュ。お互いに手が合う感じで技術戦を展開してくれたが、やはりパンチ力に差があった感。竹迫選手が無事に勝ったし当方的には大満足。

相変わらず演出も豪華で、アンダーカードに行われたJCLトライアルマッチもレベル高くて面白かった。


Etc 「フローへ導く思考の訓練」

2023-09-28 | 日記
Sport Japan.69の特集で「広がる笑顔の可能性」があり、その中で珍しく格闘家の那須川天心選手の例が挙げられていた。
JSPO公認ドクターの辻秀一先生によるメンタルトレーニングのお話しで、「フロー」の状態でいる事の大切さを説明されている。
人間は認知的な働きを強く持つ生き物で、本来集中すべき対象とは別の外的要因(経験・予測・環境・他人の反応・・・)も取り入れて無意識に思考している。結果を大切にする事はやる気の現れでもあるのだが、不安や焦り等が過度に高まればパフォーマンスの質は下がりやすくなる訳で。日常生活レベルではごまかしが効く事があっても、スポーツの場面ではそれが如実に表れる傾向。
先生はフローの恩恵を4つ示しており、1つがパフォーマンスの質の向上。これは言わずもがなな感じ。2つ目が自身の変革や成長。成長の最大の阻害因子である〝とらわれ”を弱める効果があるとの事。3つ目が心身の健康。これも当然の事かなーと。4つ目が人間関係を挙げられてる。機嫌の悪い人間が一人でもいると、集団の心理的安全性が担保されなくなるというこれも当然の事だろうと。
これらを実現していくために重要な事として、自身が「ノンフロー」状態にいる事に気が付けるライフスキルが先ず必要と。ストレスが溜まったら行動で解決しようとするストレスコーピングとは違い、練習中や試合中という環境でもフローに持っていけるようにするためには訓練が必要との事。
那須川天心選手を例に挙げていたキーワードに〝今”があり、変えられない過去や不安や焦りを作り出す未来思考を捨てる。今すべき事を見失わず、結果はその証でしか無いと認識して心のブレを無くしていく。人間の感情に大きく表れる要因は表情・態度・言葉の3つとの事で、自身をコントロールするために自己ツールを考えるべきと。
確かに最近って自身の感情をコントロール出来ない大人が増えてるのは間違い無いなーという恐怖・・・気を付けようと。


Box バド vs トゥルース

2023-07-30 | 日記
無事に録画観戦。

世界ウェルター級統一戦「テレンス・クロフォード(アメリカ) vs エロール・スペンス(アメリカ)」
39戦無敗のクロフォード選手と28戦無敗のスペンス選手が戦う4団体統一戦。両者のファイトマネーの合計が約32億円という・・・こういう文句の付けようが無い圧倒的なファイトが実現される事で、現在の全格闘技ウェルター級の最強を決める事が出来るという事実が単純に嬉しい。
スタートは当然にリードの差し合いになるも、クロフォード選手の右ジャブの威力の凄まじさが見て取れる。2R早くもスペンス選手が主導権を取りに仕掛けるもこれが完全に裏目に出る。ボディへのジャブでスペンス選手が仕掛けたが、クロフォード選手が読み切ってバックステップからの左ストレート⇒右ストレートで1ダウン先取。取返しにかかるスペンス選手は猛アタックを繰り返すが、クロフォード選手の右に全く対応できない展開。加えてスペンス選手が打とうとする場所にクロフォード選手が確実にガードをセッティングする様が見て取れる。ここまでディフェンス力に差があるのか・・・と驚くほどの力量差。
そして7Rにクロフォード選手が相手のストレートにアッパーをカウンターで直撃させる十八番のショットを見せ、2ダウンを追加で取得。戦術的には5R辺りで勝負が付いていた感もあるが、9RでのRSCまでスペンス選手が意地を見せた感じ。
とにかくクロフォード選手のディフェンス力の高さがヤバイの一言・・・殺陣でもやってるのかと思うほどパンチの飛んで来る場所にガードがセットされている不思議。スペンスほどの選手が9Rこれだけ打って直撃はほぼ1発くらいしか取れず、そして相手のジャブは全く外せないという異常事態がどれだけ彼の平常心を狂わせたか想像に難くない。
スペンス選手は試合後のマイクでもクロフォード選手のジャブとスピードを認める発言をしていて、オプションにもあるリマッチも微妙じゃないかなーと。それにしても解説の村田氏じゃないが、ここまで差が出る試合になるとは誰も想像できなかったのではと。


Box Who's Next Dynamic Glove

2023-07-27 | 日記
この日も現地観戦。

東日本新人王予選ミドル級4回戦「赤井英五郎(帝拳) vs 鈴木輝(金田)」
開始と同時に赤井選手が打って出て怒涛のラッシュを敢行。粘る鈴木選手をそのまま逃がさずRSCによるTKOフィニッシュ。内容はともかくとして、これで赤井英和の息子の英五郎選手vs伊吹吾郎の孫の遼平選手との対戦が実現する・・・何気にかなり楽しみ。

ウェルター級8回戦「豊嶋亮太(帝拳) vs ジェ・ファングク」
前回の佐々木尽選手との一戦から、今回はジャブを中心に上下に散らしてじっくり攻めてる感。こうなってしまうと実力的にもジェ選手に勝ち目は無く、4Rに1ダウンと5Rに1ダウンでTKOフィニッシュ。豊嶋選手は前戦で引退も考えたみたいだが、発足したばかりの後援会も背負っての再起戦を完璧にクリア。

日本フライ級タイトル戦「永田丈昌(協栄) vs 飯村樹輝弥(角海老)」
アマ時代に4回戦い合った仲という事で、成長度合いと共に戦術面も気になるところ。フライ級らしく開始と同時にオーバーペースかと心配になるほどの打ち合い。観客席にいた寺地拳四朗選手もそうだが、2人ともアマの戦い方をプロの長丁場でやってのけてしまう凄さ。徐々に永田選手が底なしのスタミナで押し始めるも、最後まで両者一歩も引かない打ち合いを継続。結果は判定で飯村選手が新王者に・・・永田選手はプロ初黒星。
それにしてもお互いの3桁を超える応援団により、ここまで盛り上がる後楽園ホールを見たのは久しぶりな感じ。

後楽園ホールの格闘技興行はあまりにも地味なものが多く、我々旧K-1世代からすると正直割高感が大きすぎる場所だった。下手すると90年代のアマ興行より地味な一面すら・・・そこへダイナミックがU-Nextに移行して会場演出がフルオプション状態に昇華。実況陣はエキサイトマッチでもおなじみの鈴木健アナが担当し、場内音声配信も行われる始末・・・感動のあまりスポンサー枠も購入し一年中後楽園ホールに通う感じ。


Box ハイテク vs ドリーム

2023-05-29 | 日記
Live放送+録画観戦。

世界ライト級統一戦「ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ) vs デヴィン・ヘイニー(アメリカ)」
途中までLive観戦して残りを録画観戦という残念な事態に。
戦前予想ではヘイニー選手有利の声多数・・・ファイトマネーも1億円以上ヘイニー選手が上回っているとの事。試合も開始からヘイニー選手の自信の表れが見て取れる感じ。かつては考えられなかった事だが、もはやスピードにおいては完全に拮抗している状態。最近はロマ選手のサイドからのアタックに対して相手の方向転換が追い付いてくるシーンがよく見られるが、このヘイニー選手も完全にそのパターン。以前は相手の後ろまで周ってしまうロマ選手だったが、今ではサイドを取る事すら困難な状態になっている。これにより手が出ないというロマ選手の負けパターンが露呈・・・その後も殆ど見せ場を作る事すら出来ずUD判定によりヘイニー選手の完勝。
ヘイニー選手は30戦無敗のまま統一王者となり、判定マッチでの強さは世界No.1かもと思わせるパフォーマンス。反対にロマ選手はいよいよ多少なりともファイトスタイルの変更を検討する時期かなーと。
そして同日に行われた中谷選手が強過ぎてヤバかった。


ジム(Kick) 4月興行

2023-04-20 | 日記
ジムから1名ずつが参戦。

60㎏契約3回戦「蘭賀大介 vs 半澤信也(Team arco iris)
いつものNKB興行。
さすがに前回の敗戦からの復帰戦だけあって慎重な立ち上がりの蘭賀。少しずつ距離を詰めて仕掛け始める蘭賀に対し、半澤選手はコーナーを背負うシーンが目立つ。これが作戦なのか分からないが勝敗の分かれ目だった感じ。2回と3回にコーナーを背負ってのパンチで蘭賀が1ダウンずつ取っての完勝。

57.5㎏契約3回戦「鎌田政興 vs 前田浩喜(Core)」
こちらはNJKF興行。
今回は珍しく開始からパンチメインで戦う鎌田。ボクシング技術も向上していて、この作戦がドンピシャに当たる。この試合も相手の前田選手は自らコーナーに詰まっていく感じがあり、ここが勝敗の分かれ目だった感想。1Rに2度のダウンでTKOフィニッシュ。


Etc Sport Japan vol.66

2023-03-21 | 日記
最近サボリまくりだったので久しぶりにちゃんとお勉強。

先ずは大阪大教授の小野田先生による「指導者と保護者、その過熱、待った」というレポート。
今や大学入学の半数以上が学校推薦や総合型選抜。当方達世代では考えられない事だが、もはやテストで入学しているのは半数以下。「スポーツ推薦」もその一つで4割の大学が実施し、それ以外の大学でも推薦枠が存在。小野田先生は推薦の半数以上にスポーツ活動の実績が絡んでいると。そうなると当然に「勝利至上主義」に陥る問題が出てくる訳で・・・スポーツが商品化され、パイ(子供)の奪い合いも含めた「部活ビジネス」にメスを入れていく必要があると指摘する。確かにこの部活ビジネスは良い面と悪い面が大き過ぎて、難しい問題だなーと常々感じる所ではある。

お次は岐阜大学の春日教授による「する、みる、話す、親から育まれるもの」
先ずは運動能力において、やはり第二子(三人以上の中間子)が最も高いというデータから。続いて第一子で、一人っ子が最も低くなるとの事。以前のサッカー日本代表がキーパー以外の全員が第二子以降だった時があったほど・・・まさに子供の運動能力は環境に依存すると。そしてスポーツを共に観戦し、話す習慣があるだけでも体力は高くなる傾向らしい。つまり子供の運動能力の高低は、親の運動への興味度合がそのまま反映される確率が高いと。満六歳の幼児期までに、運動や遊びをどれだけ習慣づけられるかにかかっていると指摘。かつての子供なら放課後になれば勝手に友達と群れて遊んで育まれた「時間・空間・仲間」の三間が無くなってしまったとも。学力総合得点と体力総合評価の割合が示され、活発に遊ぶ子供ほど学力が高いという事実を示す。その理由は非認知能力・・・運動を取り入れられる事で時間の使い方や生活にメリハリが出て、それが自発性や効率性に繋がると。そして親は極端なリスクを恐れない事と指導者の悪口を絶対に言わない事と指摘。親が子供の前でコーチの悪口を言えば、子供は間違いなくコーチをバカにし始める。この習慣は百害あって一利無しだと声を大にする。自分も気をつけなきゃと・・・子供いないけど。

続いて大阪教育大学の松田教諭による「指導者がめざすもの、保護者が見つめるもの」
指導者が特定の枠組みに固執するSportsに留まるのか、それともSportの語源となったデポルターレ(気晴らし)に繋がる広範な視野を持てるのか・・・これは大きく違うと。そして成長するためには枠の外に出る以外に有り得ないとも・・・保護者も指導者も常に外の世界に飛び出す事が大切で、勇気を持ってチャレンジして欲しいと。ココ多くの日本人にとって耳が痛い所だなと・・・。

最近サボりまくっていたけど、勉強し続ける大切さを久々に痛感。人に指導する前に先ずは自分からって感じ。


K-1WorldGP~K'sFesta6~

2023-03-03 | 日記
無事に録画観戦。
今回はK-1とRiseの対抗戦という形式。

Sバンタム級3回戦「玖村将史 vs 鈴木真彦」
K-1側の玖村選手とRise側の鈴木選手が戦う今大会の実質メインカード。
出だしは良かった鈴木選手だが、2Rに入ると玖村選手の左ジャブがカウンターでヒットしまくりで1ダウン先取。その後も捨て身で猛追する鈴木選手だが、どうしても左ジャブを外せない展開。そのまま判定に突入しUDにて玖村選手の完勝だったが、鈴木選手の突貫スタイルはアマボクシングを連想させるくらい激しいものでメチャ面白かった。

The Match2022の反省点を活かしたか、K-1側がちゃんと試合をしにきたなーという感じ。今回はKO狙い一本やりという舐めた戦いをしなかった事で、どっちに転んでもおかしくない好ファイトばかり。自分的にはThe Matchより今回の方が全然面白くて大満足。両団体ともにこの数年が正念場という事で、今後もどんどん交流していく事になるのかなーと。
一点・・・「軍司泰斗 vs ヴュー・ペッコウーソン」戦は誰がどう考えてもヴュー選手のフルマーク判定。


ジム(Kick) 2月興行

2023-02-23 | 日記
ジムから2名が参戦。

フェザー級3回戦「堀井幸輝 vs KATSUHIKO(Kagayaki)」
この日も堀井は左リードが出て脚も動き、初回からしっかりペースグリップ。KATSUHIKO選手が中盤からカーフキックを出し始めたのが心配だったが、堀井は崩れる事無く自分のファイトスタイルを継続。そのままフルマーク判定の完勝。堀井はこの戦い方が出来てる内は無敗レコードを更新出来そうな予感。欲を言えば左リードの増産とチャンス時の+1アタックか・・・。

62.5㎏契約戦「蘭賀大介 vs 小清水涼太(Kingleo)」
お互いに様子見的なローキックでスタート。一回り大きい小清水選手の方が動けるヤバイ雰囲気・・・と思った矢先、ジリジリロープに詰めワンツーで仕掛けた蘭賀に小清水選手の右フックがカウンターで直撃。タフな蘭賀がワンパンチKOでフィニッシュという衝撃的な結果に。ダウン時の状態を考えると・・・再起に期待したい気持ちと私生活への影響への心配が入混じり。