穂積再起＆亀田祭り。

長谷川穂積の復帰戦が発表された。
大好きな選手だし、何より日本格闘技界のお宝なだけにぜひ頑張ってもらいたい。
また必殺のカウンターショットが見たい。

反対に亀田長男の4度目の防衛戦が、また選択試合となったらしい。
このまま全く指名試合をクリアする事無く、防衛戦を消化していくのだろうか。
世界チャンピオンになる事よりも指名試合をクリアする事の方が当然難しい訳で、特に亀田陣営は売方に色々と問題があるようでなお更指名試合をクリアする事が大切な気がするのだが…。
とどめに日本と海外とで発表内容に食い違いがある感じ…。
http://www.boxingtalk.com/pag/article.php?aid=22801

Wild Rush League 2012。

今年から開始されたKrushの面白い試み、－63kgでのリーグ戦がTV放送されたのでチェックしてみた。以下のポイントを総じた勝者にタイトル戦の挑戦権を与えるシステム。
　Ｋ０　：3点
　判定　：2点
　ドロー：1点
　負け　：0点

リーグ戦という試みに注目して観たのだが、感想はとにかく「チームドラゴン」勢が強過ぎる。この日だけで女子を含めて5人が参戦、まさに現代の常勝軍団。新空手やRiseのアマ戦で上位を何度も取らないとプロ資格を与えないと聞いた事があるが…それが本当でそんな選手ばっかりで練習してたらそりゃ相乗効果で常勝軍団にもなるはず。
そう言えば、かつての正道会館はこれの究極版だった。とにかくあらゆる他流派と戦いまくり、道場内の猛者同士による相乗効果で常勝軍団と言われ続けたのを思い出す…。

ボクシング観戦。

at後楽園ホール。
招待チケットでの観戦。
今回も面白い試合が多かったが、特にセミとメインが凄かった。
ライト級6位の稲垣孝(フラッシュ赤羽）にノーランカーの神埼宣紀(角海老宝石）が挑んだノンタイ戦。稲垣が一方的に攻め続け、序盤から止めた方が良いと思わせるほどの展開が続く。しかし神埼は粘りに粘って終盤は押し返す気迫を見せ、結局判定までもつれ込ませた。
そしてメインは、スーパーフェザー2位の大村光矢(三迫）にノーランカーの田川智久(KG大和）が挑む契約ウェイトノンタイ戦。最初は田川がカウンターでダウンを奪うも、すぐさま大村がダウンを取り返す。大村は勢いを落とさず襲い掛かり、最後は田川を失神KOに。田川は意識は戻ったが担架で運ばれるほどのダメージを追った。良い選手なので次に期待したい。

あしたのジョー

映画「あしたのジョー」を観た（実写）。
ボクシングトレーナーの梅津氏が指導している作品なので以前からチェックはしていたのだが、正直言って主演の山Pにアレルギーがあって伸び々になってついにTVで放送されてしまった。
感想は山P凄し。力石役の伊勢谷も丹下役の香川もかなりイケていた。
山P5％に伊勢谷3％の体脂肪率の正確さ加減は微妙だが、生半可な努力では作れない身体である事は経験者なら誰もが納得する所。しかも伊勢谷は34歳で180cmある身体を57kg以下まで落としたらしい…この点のみで言えばハリウッドアクターレベルと言っても過言では無く、数日前からはレモンとキュウイのみでハードな撮影を乗り切ったらしい。
ファイター未経験である人間が表現するとした場合、ある程度引いた画でのシャドーや、ダメージと酸欠の表現が最も難しいと思う。後者はやはりハリウッドアクターのアクティングレベルは凄すぎて比較できないが、前者のシャドーはシフトウェイトもピボットターンもスムーズに組み込んでカッコ良く様になっていたと思う。ボクシングムービーの中ではかなりのレベルの作品と言って間違いなし。

そして原作を出来る限り忠実に再現している事も評価したい。山P使っておいて、よく昭和40年代の山谷を舞台にスポ根をやり抜いたと思う。誰もが最も危惧していたであろう矢吹ジョーの爽やか恋愛は殆ど皆無…監督の苦労も相当なものだったろう。

コーチ対決へ。

ビクトーベウフォートとヴァンダレイシウバが、来年スタートするUFCTuff：Brazilのコーチ就任が発表された。UFCのブラジル本格進出戦略の一つでもあるだろうし、やはり最初から凄いの用意したなと思う…。
Tuffはコーチ対決もあるので、14年ぶりの再戦に期待大。
http://mmajunkie.com/news/26527/vitor-belfort-wanderlei-silva-named-coaches-of-the-ultimate-fighter-brazil.mma

桜井氏死去。

東京五輪のボクシング金メダリストである桜井氏が、1/10に食道ガンの為死去された。
アマ・プロ共に素晴らしい戦績を残し、引退後も築地でジム経営を手がけた成功者。
当方が勤務していた会社の本社が築地にあった頃、この桜井会長のジムに通っていた時期があった…。
結局のところ桜井氏以降は未だに金メダル選手は出ていない訳で、改めて氏の偉業を思い知らされる。

仕事初め。

5日から’12年度スタート。
皆、意外と初日から動けてる…。

ゴジラ vs キングギドラ。

年末からの格闘技番組をようやく全て見終えた…激疲。
一番の衝撃はやはりUFCのレスナーVSオーフレイム戦。あっとういう間で一方的な展開であり、レスナー期待外れと思う人も多かったと思うが…。しかし当方には、あの「想定外」のプレスがかかった状態をイメージできないので批評のしようが無い。言うなれば、もはや人の域を超えつつあるような感が。
ただ誰もが単純に興奮できて一格闘技ファンになれるというカードは中々無いもので、レスナーにはどうしても再起を期待してしまう。
次はいよいよドスサントスの持つタイトル戦だと思うが、何とか現地で観戦できないものか…。