まるごと報告!7Daysキャンプ

黒松内ぶなの森自然学校プレゼンツ
「まるごと自然体験!7Daysキャンプ」
楽しい7日間の様子をお届けします。

農家へ行こう

2008年07月31日 23時48分48秒 | 5日目
今日のテーマは、農家訪問です。朱太川は黒松内の全域と寿都の一部を流域とし、寿都湾に流れる全長40Kmほどの川です。その中流域には農村地域が広がります。畑作、酪農地帯です。

午前中は4件の農家へ4班に分かれておじゃましました。農業機械を見せてもらい、とうきび畑の迷路を歩き、200mはあるクロマメ畑の草を抜いたり、農家の家に入れてもらってお話しを聞き、採れたての野菜をご馳走になったりしました。

昨日までの朝の選択プログラムの農家訪問へは男の子達は誰も行きませんでしたが、今日は全員参加。 男の子達も目の前に土から生えている野菜に興味津々でした。

 

 

夕方からは、別の三軒の農家さんの軒先キャンプです。雨が激しくなり、納屋を借りてのキャンプとなりました。差し入れを頂いたりで、けっこう快適な野外活動となりました。 明日は朝早くからトラクターが動き出すとビックリするだろうなあ。

まずは、身近に農業を感じてもらうことからスタートです。

                    

雨の中のテント泊

2008年07月31日 19時04分54秒 | 5日目
今日は、農家さんの土地をお借りしてテント泊です。あいにくの雨の中、テントをたてて、カレーライスを作ります。
 既にカレーを煮込み始めている班もありますが、7時になってもたき火の火がつかない班もあります。夕ご飯は何時になるでしょうか?

農家を訪問

2008年07月31日 11時30分55秒 | 5日目
午前中は、4班に分かれて農家を訪問しに行きました。
 A班は、いんげん豆を収穫させてもらいました。とった豆を生のまま食べてみると、「甘い!」。
 大きなトラクターの椅子にも座らせてもらいました!

海へ行こう

2008年07月30日 21時25分53秒 | 4日目

気がつくと・・・もう四日目なのですね・・。早いものです・・。
最初、ちょっとホームシックだったお子さんも 友達ができ会話が増えてきたようです。大丈夫でしょう。男の子達は、絡み合いも多くなって来ているので、そろそろ喧嘩もあるかな・・。

さて、今日は寿都湾の突端、弁慶岬にある政泊という小さな港と磯に出かけました。中ノ川は雲が立ち込めていましたが、海は大快晴!! 絶好の磯遊び日和でした。透明は水の中には魚やウニがたくさんいて、箱メガネでのぞくとまるで別世界、あちこちで歓声があがりました。

  

救命胴衣をつけて深いタイトプールで泳ぎ、港の堰堤からは、スタッフがデモンストレーションに頭から飛び込むと、子ども達も次々にトライ、豪快にジャンピングを楽しみました。ジャンピングにはまった少年は、「俺は百回飛び込んだ!」と自慢していました。(そんなこたぁ ないだろう・・)

帰り来て、水浴び・・中ノ川は曇り空で、こちらも大騒ぎでありました。
校内の清掃、そして洗濯と 午後は身の回りの片付けと身体を休ませ、夕方に寿都温泉へ行きました。

 

本日は身体を使ったので、夕食は猛烈な食欲でした。

森、川、中流域の町に続き、海を堪能した一日。川の上流から下流までの自然の中で子ども達は過ごしています。

明日は、この広く美しい自然に囲まれた農業地域で「農体験」です。

温泉で一息

2008年07月30日 17時38分27秒 | 4日目
ここまで全開で駆け抜けてきた活動も、ここで一息。
完全休養をとり、温泉にもつかります。
こんな時間こそが、お互いの距離感を、ぐっと縮めてくれます。
さあ、キャンプも折り返し地点です。

野菜の収穫

2008年07月30日 17時31分55秒 | 4日目

今朝は、農家のUさんのお宅へお邪魔しました。菜園からタマネギ、エンドウ、サヤエンドウ、ニラ、ハクサイを頂いて来ました。 キャベツには根っこがあること、そしてハクサイにも根っこがあること・・歓声をあげてビックリしていました。もしかすると・・・、スーパーでキャベツを買っているお母さんもどんな形の根っこがあるのか知らないかもしれませんね。

 

私達は、いつの間にか、当たり前に何の疑問も持たずにスーパーで野菜を買うようになりました。例えば、キャベツがどんな種から育つのか、どんな成長をしてゆくのか、なぜ虫が食べないのか、あるいは、虫がつく有機野菜になぜ虫食いがないのか・・、干ばつの心配をしたり、寒さの心配をしたり・・・

農家が手間暇かけて丹精込めた野菜であることを忘れがちです。子ども達も 今日頂いた野菜がどれだけ手間暇を掛けられてきたのかは、その本当の苦労は、収穫だけではわからないでしょう。 

それでも、目の前でしっかりと土の上で作られている野菜に、それを作った人と共に出会うことは、「作り手」がいることを 知ってもらえるでしょう。

今回は、興味のある子だけの選択プログラムです。「行きたい子?」と聞くと、全く興味を示さない子もいます。むしろその方が8割かな・・・。

なんとか関心を持ってもらおうと、取ってきた野菜を他の皆に見せたり、一緒に調理したりもしています。

 

明日のプログラムは、農 です。 今度は 皆で グループに分かれて農家さんを訪ねます。

                  



海辺で

2008年07月30日 17時27分37秒 | 4日目
寿都町の政泊漁港へ行きました。
磯遊び、飛び込み、漁港でランチ。
めったに来れないフィールドで、久しぶりの快晴のもと、全開で自然を感じています。

川へゆこう!!

2008年07月29日 19時17分00秒 | 3日目

 お天気は今ひとつですが、午後も予定通り川へ出かけることにしました。川に入りたくない子は、岸辺で過ごすことにしましたが、ほとんどの子ども達がフローティング(川を流れる)を含めて大胆にずぶぬれになって遊びました。

長袖長ズボンをはいて、雨具をつけて、その上に救命胴衣をつけます。これだけでも北海道のちょっと冷たい川遊びが楽しめます。

黒松内の中心を流れる朱太川です。黒松内町はこの朱太川の流域の町でもあります。ブナの森がある周辺の山々の水を集め、太平洋に注ぐ全長40Kmほどの川ですが、生き物は多様です。 大きなモクズガニや小魚が短時間の間にたくさん子ども達の手にかかりました。

                  
                  

とはいうものの・・、しばらくすると細身の子どもから順番に・・?? 毛布を被ったお姫様となり、焚き火を囲むようになりました。

 

ところで・・・この川の上流のひとつが・・
初日に訪れた、歌才のブナの森なのです。

                   


ポイントウォーク

2008年07月29日 18時54分12秒 | 3日目

黒松内小学校の子ども達5人、隣の地区で並行して開催されている3週間の長期自然体験村の子どもとスタッフ50名を加えての交流活動を黒松内の街中で行いました。 7daysキャンプの子ども達は町のわんぱくたんけん隊のお友達と合同チームを6班作りました。

簡易地図に示された必須ポイントと選択ポイントを回ると、クイズが出題されたり、ゲームをしないと通過できないようになっています。競争するわけではありません。 ウクライナ語、広島弁(どちらも出身とするスタッフがいます)の発音ができたら通過、草花で似顔絵づくり、黒松内にちなんだ出題もあります。町の人に聞かないと答えられないような問題もあります。(黒松内で作っている米の名前・・)  

始めは・・たくさんの見知らぬ子ども達を前にして「来なかった方がよかったぁ」と思っていたであろう黒松内小の子ども達は、ひとりずつチームに入ったのですが、すぐに仲良く歩いていました。 よかった・・よかった・・

 

ときおり小雨というか、この地域では「じり」という霧雨状態もありましたが、かえって暑くなくてよかったかな・・。 お昼は みんなで黒松内の町民体育館でおにぎりを食べ、結果発表。

発表を待つ間は、台湾人スタッフの エリサ(李さん)との 片言やりとりを楽しむ子ども達もいました。

 

3日目・・。子ども達同士のコミュニケーションは促進されています。そうなると・・男の同士のじゃれあいも増えてきました・・。 そのうち喧嘩もあるでしょう。

好奇心

2008年07月28日 16時00分14秒 | 2日目
 


小雨の降る朝、子ども達と一緒に近所の農家の小原さん宅を訪ねました。その行きがけ途中も、アスファルトを破って顔を出す草(アカザ)に驚き、まだカラが薄いカタツムリをつかまえ、壁のない防風壁の柱の間にはったくもの巣に感嘆し・・歩いてゆきました。

 


ちょっとしたことに気づかせてあげると、子ども達の感性が拓かれてゆくのがわかります。次から次へと見つける喜びを素直に表わします。

牛舎の大きな黒牛や羊達。この子達は肉として出荷されることを話します。トマト、ブロッコリー、大根、ホウレンソウを 小原のおじいさんと一緒に採りました。子ども達もおじいさんも笑顔がまぶしいこと。 もう大きくなって乾いてしまったサヤからエンドウ豆をむき出しました。エンドウ8兄弟、7兄弟を探して一生懸命でした。キャベツを抜くと根っこがついていたことにもビックリ・・・。

 

子ども達の感性を刺激する、健全な好奇心を育む・・これが この7DAYSキャンプの大きな目標です。