まるごと報告!7Daysキャンプ

黒松内ぶなの森自然学校プレゼンツ
「まるごと自然体験!7Daysキャンプ」
楽しい7日間の様子をお届けします。

好奇心

2008年07月28日 16時00分14秒 | 2日目
 


小雨の降る朝、子ども達と一緒に近所の農家の小原さん宅を訪ねました。その行きがけ途中も、アスファルトを破って顔を出す草(アカザ)に驚き、まだカラが薄いカタツムリをつかまえ、壁のない防風壁の柱の間にはったくもの巣に感嘆し・・歩いてゆきました。

 


ちょっとしたことに気づかせてあげると、子ども達の感性が拓かれてゆくのがわかります。次から次へと見つける喜びを素直に表わします。

牛舎の大きな黒牛や羊達。この子達は肉として出荷されることを話します。トマト、ブロッコリー、大根、ホウレンソウを 小原のおじいさんと一緒に採りました。子ども達もおじいさんも笑顔がまぶしいこと。 もう大きくなって乾いてしまったサヤからエンドウ豆をむき出しました。エンドウ8兄弟、7兄弟を探して一生懸命でした。キャベツを抜くと根っこがついていたことにもビックリ・・・。

 

子ども達の感性を刺激する、健全な好奇心を育む・・これが この7DAYSキャンプの大きな目標です。


歌才ブナ林へ

2008年07月28日 15時33分24秒 | 2日目
黒松内町のシンボル、歌才ブナ林へ向かいました。雨が降ってますが、雨の日にしか観られない景色もあります。
カタツムリ、地衣類、空から降る水滴。
雨だからこそ出会えます。

1日目

2008年07月28日 00時14分18秒 | 1日目


週始めに比べて、ちょっと涼しくなった黒松内です。本日よりいよいよ7日間キャンプがスタートします。

このキャンプは、文部科学省の委嘱事業です。教育指導要領の改訂が来年度より実施されます。この大きな特徴として、子ども達の自然体験活動を促進してゆこうというねらいが含まれています。国は農山村漁村、つまり日本の田舎で子ども達の体験活動を推進してゆきたいと考えており・・・そのモデルとして今回の1週間活動が行われます。 今回は、黒松内町という海も近い農村地域の一昨年閉校になった学校を利用して行われます。

地域の方々の協力や黒松内町の応援がなければ、実施できませんでしたが、この1ヶ月余りの急な準備にも関わらず、21人の子ども達が集まり、皆さんのご協力があり開催にこぎつけました。とてもありがたいことです。

開会式には、黒松内町長をはじめ、教育長、お借りする元小学校・生涯学習センター長、農家でもある副センター長もかけつけてくださいました。 ちょっと緊張の中のスタートでした。


 

始めて顔をあわせる子ども達がほとんどで、今日はまだまだギクシャクもしていますし、ちょっとホームシックな子もいます。それでも、夜の女の子は急速に盛り上がっています。なので・・・、スタッフの「喝」もさっそく入っています。一方では、宿題も持ち込んで頑張っている子もいます。