時評が語るその時代

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役立つ研究なんてほとんどないのデス

2023年03月17日 | 日記

欧米に比べアジアに乳がんが少ない点に注目した研究者が、緑茶を飲む習慣と乳がんとの関連を調べた学術発表を今までに多くしてきた。緑茶にはカテキンと呼ばれる抗酸化物質が豊富に含まれ、がん予防効果の可能性が高いと云う結論だが・・・緑茶を飲んだ人と飲まない人で、乳がんについては発生率に差はないことが、国立がん研究センターによる5万人規模の追跡調査でわかり公表した。研究は多くの想定や条件を定めた上、研究結果を予測してある種の筋書きを造り研究を進める事が多い。そのため、研究のデータがその予測に反する場合、研究を無駄にしないため筋書き(想定)に合わせてデータを造ってでも研究成果として発表することになる。予測しなかったデータに真実が隠されている場合が多いのだが・・。国立がん研究センターのカテキンと乳がん発症に相関関係はないと云う研究発表は評価できる。研究者の多くは、検察や警察の誤認調書作成と同じ思考手順を踏み、その結果誤った情報が氾濫する。

経営経済学なんて有って無い様なもの。地震関係学者は、地震や火山噴火はまだ予知できるほどの学問になっていないこと学者自身が知っている。地震予知連絡会や火山噴火予知連絡会(気象庁)は、占い師か予言者のレベルと変わらない。予知連や地震関係学者は、地震関係予算を確保し自分たちの存在をアピールするためにポーズしているに過ぎない。先のチリ巨大地震の時全国に発令した大津波警報。大津波とは1m以上、津波は50cm以上の高さの津波と云うが、警報の津波到達場所、高さ、時刻は見事に外れ、国民生活と経済活動に大混乱を起こしただけ。津波の予測すら当たらない地震予知連の予知能力。ましてや地震予知なんてとんでもない話。いくら地震計や検潮計を設置しても、地球の複雑な営みを科学的に予測することは、今の科学程度ではとても無理な事。国民を不安にオトシイレるだけの予知連なんて?地震予知連絡会は、地震に関する観測研究を実施している関係機関や大学の委員で構成されているが、陽の当たらない学者や地味な地震学を養っているだけ。国民のための実利がない。大規模地震の起こる確率は結局50%。そんな予測予知なら私でも出来る。

お勉強はそれなりにでき大学を卒業したが、就職できずしかたなく大学院などに進んだ人が多く、その人たちが役に立たない学者になります。困った事です。学者は超優秀な専門分野に徹した人が少数いればいいのです。学者という職業は、一分野にだけ長じその分他の分野の見識は劣っているという自覚を持っていなければダメだ。ロボット工学専門の元東大学長が、皇位継承を検討する有識者会議の委員長になり政府に皇位継承に関する案を答申するなんて・・・ロボットの専門知識はあっても皇室の知識は一般人並みだろうに、どうして委員に委嘱し本人も引き受けるのでしょう。学者崇拝主義と学者の思い上がりは、日本の国策や進路を狂わせている。エセ有識者で知識偏重、奇人変人の代名詞である学者の見識や知恵で判断した事が、民意とか国民の見方とするのは笑止千万である