時評が語るその時代

思うままに日々感じたことを掲載

東日本大震災と原発事故に思う事(1)

2011年04月29日 | インポート

★東日本大震災の被害が阪神大震災を超える被害を生んだのは、M9の地震でなく、その後襲った大津波だ。揺れの大きかった阪神大震災と違い、地震直後は家屋損壊も少なく、新幹線に事故もなく、原子力発電所の原子炉は正常に緊急停止し、福島第二原発は「冷温停止」も出来たのに、大津波で爆発的に死者が増え、街は壊滅され原発事故が発生した東日本大震災の建造物被害の85%は大津波によるものだ。大津波による被災面積は東京都の面積の2/3以上にも及び死者の90%以上は溺死だった。原発事故は復興を阻み、なお被害を拡大し続けている。日本は、海に囲まれ地震多発の国である。原発の立地条件を含め防災体制を再構築する必要を痛感する

★みんな不思議に思ったでしょう。被災地の人々が生死をかけ充分ガンバって闘っている時に、マスメディアの大合掌「ガンバレ日本」。計画停電に騒ぎ、買い占めに走りノウノウと暮らしていながら「ガンバレ」などと言える感覚、全てが東京目線のTV報道だ。停電でTVなど見れないのに、被災地の人々に向けた報道を続けるなんて、自己満足以外の何ものでもない。こんな時でも報道協力体制の組めない報道機関。この放射線量は、ただちに影響ない値と「大本営発表」しか報道できないメディアの無知無力。震災関係報道を評価する人は30%もいないという。報道機関と菅内閣は目くそ鼻くそ

★東日本大震災で、死者のうち6割が60歳以上だったことが分かった。体力的な問題に加えて、過去の津波の経験が避難の遅れに結びついた可能性もある。マーよかったんじゃないですか。身体障害者や重病人の緊急非常時救助は多くの人手を要するので、最優先にすべきでないのです。病院で災害があった時、職員はまず独歩可能な人、次に軽い病態の人、最後に重症の人を誘導救援するのがマニュアルです。東日本大震災報道を見ていると、重介護者や重病人を懸命に救助しているのを美談の様に伝えますが、その救援者の力を元気な人の救助に使えば、介護施設や病院でもっと多くの人が救助されたでしょう。冷たいようですがこれが緊急時非常時災害時の常識です

災害に強い日本を造るには、広い範囲に集落が点在し復興支援のネックになった教訓を生かし、危険地域は人が住まない事を原則に、点在している集落を内陸部に集約してコンパクトシティやスマートシティ構想に沿った再建が必要だ。デモ自分の能力も評価できず、脱官僚・政治主導などと世迷言を言っている民主党政権では、大きな国家戦略が採れるとは思えない。自民党が50年以上も政権を維持できたのは、優秀な官僚機構があったからである

日本の首都移転は必須だ。一極集中した日本の首都機能を分散しなければ、地震、台風などの天災に見舞われれば激甚被害が出て日本が長期にわたりマヒし、被害額は200兆円ともいわれている。今の東京を天災に耐える都市に改修することはもはや不可能。電力会社だけ攻略すれば外部勢力による日本侵略もできる事が明らかになった。幸い首都移転は日本経済再構築の起爆剤としても非常に有効でありる。そのうえ、変化を求めず保守的で既得権者の巣と化し、日本の発展に悪害を発信している東京を遷都で解体出来る。これからの日本を考えれば新しい首都は、相対的に災害の少なく、かつ大陸側を日本の表玄関に出来る日本海側の富山や島根あるいは福岡、山口、秋田あたりが良い。なお、首都と皇居は分離するのが望ましく、皇居は京都が最もふさわしい。遷都費用はおよそ15~20兆円程度だ

★経済産業省原子力安全・保安院が、東京電力福島第1原子力発電所事故の国際評価尺度を放射性物質「長期放出」で原発事故レベル7と認定した。放射化した物質の飛散状況をみると、フォームの終わり事故の深刻さを示す意味で妥当といえる。一方で多数の犠牲者や白血病患者を出した旧ソ連のチェルノブイリ原発事故/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EAE1E0EBE2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXと同レベルという見方が、海外で独り歩きしないような対策が必要だ。評価尺度は原子力施設の損傷の度合いや、放射性物質の外部への放出の程度、人的被害の大きさなどを考慮して決めるが、海外ではこれを当然と考える専門家が多い。福島原子力発電所で計七つの原子炉と使用済み核燃料プールのトラブルが同時進行していることは深刻である半面、福島第一原発では炉心の封じ込め機能が維持されているから、チェルノブイリと同一視はできない面も強い。全ての原子炉は3月11日の巨大地震と同時に緊急停止したのですから、炉心がむき出しになったチェルノブイリほど制御不能状態になった訳ではありません。その後非常電源が全て機能しなくなったため、停止後の冷却システムが機能しなくなった事が放射性物質拡散へとつながったのです。我々の持っているチェルノブイリの事故は最悪悲惨であった。それと同じという感覚は日本にいて全く感じない。デモ外国から見ると、たぶん小さい国日本は国中が汚染され、国民は放射性物質の降り注ぐ中で生活を強いられている悲惨な状況なんだと思えます。今後の日本の印象や経済に多大な悪影響が現れるでしょう

★日本国は、東日本大震災で地震、大津波、原発事故という3つの不幸を同時に背負ったと言われる。現状を見ると3つの不幸にもう一つの不幸があり、4つの不幸が同時に襲っている。4つ目の不幸は、今の日本の民主党政府が統治能力のない行政素人集団だったという事だ。まるで子供のサッカーで、ボールに皆が集中し戦略と行政指揮系統が機能していない。諸外国はそれを見通し、天災の上に原発と政治の大きな人災に苦しむ日本は、かつての日本の様に再び羽ばたけるのかと疑問をもってみている


徒然なるままに(32)

2011年04月22日 | インポート

●人間は生まれながらにして能力差が有るというと、何でも平等論者は激しく反発する。人間は生まれながらにして平等というのは、社会の混乱を回避するために定めた生きるための社会的知恵。人間の能力とは何か?それは全動物に共通した能力。すなわち「餌を獲得する能力」と「優秀な子孫を残す能力」の事です。身体的能力、運動能力、学習能力、知能、芸術的能力なども、「餌(お金)を獲得する能力」と「優秀な子孫を残す能力」に還元されなければ、何の意味も持たない。また知恵・知識と能力の混同も多い

リビアの最高指導者カダフィ氏は、対リビア軍事介入を続けてきた多国籍軍に対し、「お前たちが行っているのはジェノサイド(集団殺害)だ。ヒトラーと同じと分かっていないようだ」と、介入を非難した。カダフィの言う事にも一理はあるが、でも、自国民を攻撃しているから??自分達が正義というのが彼ら欧州人の国民性で、侵略、略奪、殺害は欧州諸国の歴史だ。

●東京都知事選は、現職の石原慎太郎氏が4選を決めた。東京都民の震災などの発言を聞くと選挙前から結果は決まっていた。東京は既成勢力既成概念の権化であり、緊張感に乏しく何かを変えると云うエネルギーを持っていない。一極集中の弊害を回避し、日本を活性化するには遷都も考えるべき段階だ。

●アメリカ国務省の日本担当の高官が、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題に関連して「沖縄の人々はごまかしとゆすりの名人だ」と述べ、沖縄が基地移設に伴って日本政府から経済的な利益を得ようとしていると発言していたことが分かった。高官の発言は、たぶん基地移設反対運動をしている人々を見ての印象でしょう。基地移設反対や沖縄から出て行けと運動している市民運動家は「ごまかしとゆすりの名人」と言われても仕方ない一面がある。運動を扇動している市民運動家は、沖縄に住んでいない地主や既得権者と結んでいて社民党などが主導している。市民運動家は、基地飛行域の真下に学校や病院を造り運動の象徴に仕立て上げ、児童や病人をイケニエに沖縄住民の意思と関係なく自分の主張を通す事だけが目的だ。菅首相も市民運動家出身だが、ゆすりタカリやごまかしには長けていても、ゆすられる側になってからはカラッキシだめだ

●中国は東南アジアの安全を米国一国に頼っているのは今後の発展を考えると好ましくないとし、今後は中国が米国に替わって東南アジアの中で頼りになる警察の役割を果たしていきたいと云う願望を言いだした。米国は自尊心の強い保安官と言ってもいいが、中国では暴力団が警察を兼ねるようなもので最悪

原子力発電所を建設するならあらゆる天災人災の最大レベルを想定すべきです。地震は震度10、津波は70m、風速は100km/h、降水量は50mm/m、2000mm/d、気温は-50~+50℃などです。だから建設費と維持・運営・廃棄費用が高くなっても仕方ないのです。想定外でも仕方ないかなと思う事態は、日本近海に直径1Km以上の隕石が落ちることぐらいかな?たぶん日本列島が吹っ飛ぶから。天災避難時、最も安全なところは原子力発電所だとなるべきなのです。高い電力代(電気代は現行料金の3倍以上?)でも必要というなら、安全な原子力発電は可能です。もし、中国で同様の事が起これば、風向きなどによって日本が今回の事故より甚大な放射線被害を受ける可能性が高い

●原発事故が復興を阻害し大きく遅らせ深刻にしている。福島原子力発電所の人災事故を起こした影の犯人は原子力安全委員会だ。原子力安全委員会は、東大原子力工学系の教授らで構成され、学者の仮面をかぶった特殊分野専門家による利益誘導集団だ。自分達の専門分野を守り権威と身分を守るには、原子力発電所の建設は絶対必要な事。利益誘導と職確保のため、原子力発電所は経済的で最も安全な発電方法だと主張し、電力会社の「代弁者」となって原発建設を推進している委員会だ。たとえば、日本はロボット大国と言われ工業用ロボットはめざましい活躍をしている。なのに原発事故などに備えたロボットは開発できないでいる。事故を前提にした原発関係危機管理機器の開発を阻んでいるのも原子力安全委員会だ。原発は安全で事故は発生しないのに、そのような機器の開発を開発すると原発の安全神話が疑わせると云うのが理由だ。。今回の事故で日本製のロボットでなく米仏露国のロボットが使われているのはこのような訳が有るのだ。

●東日本大震災や福島第1原発事故の日本へ海外から支援が広がった。3月末までに134カ国・地域と39国際機関が支援を表明、29カ国・地域・国際機関から毛布17万枚、飲料水400トン以上が日本に届いた世界から見ると極東の小さい小さい国ニッポンは、大災害と原発事故で国中が破壊され放射能汚染されているのでしょうねキット。諸外国では飲料水は生きていく上で貴重なものでしょうから、まず支援しなければと思ってくれたのでは。日本は世界一飲料水の豊富な国で、たとえ東北・関東が汚染されてもビクともしないのですが、世界が見る日本の現状なのですね。日本から見る世界にもそんな勘違い間違いはたくさんあるのだろうと思えます


親はなかなか認めない

2011年04月15日 | インポート

子供の精神発達障害が増え続けている。主な精神発達障害は、ADHD(注意力欠損多動性症候群)、LD(学習障害)、アスベルガー症候群などがある。50年ほど前は小学生1000人に3人程しかいなかったが、今は一学級30人に2人以上いる。精神科や心療内科を受診しない者がほとんどだ。たとえ受診しても、親は子供が精神発達障害者であることを認めず、ヤブ医者と怒る者もいる。親や人権・差別思想に汚染された人達は、精神発達障害でなく「これはこの子の個性だ」と主張する。きちんと医療対応すれば改善治癒出来るのに親がそれを許さない。放置すれば、粗暴、何事にも興味が持てない、自閉症や閉じこもりとなって発現し、社会性の欠損、コミュニケーション能力の不足、自己制御能力障害となる。

精神発達障害は内分泌撹乱物質(環境ホルモン)のホルモン様作用が及ぼす脳神経系への反応作用と幼児期における精神体感訓練の不足があると言われています。ADHDやニートは、親がそのような障害を持っている場合も多く、家族性遺伝すると検証されており生活環境が大きく関与しているというのが通説だ。

人間の作り出した人工合成化学物質が体内に吸収蓄積され、いわゆる内分泌撹乱物質となり、人間の生体機能を撹乱し免疫力の低下、精神発達を阻害しているとされている。内分泌撹乱物質は、環境ホルモンともいわれ、あらゆる食品の生産時につかわれる殺虫殺菌剤、成長促進剤に始まり食品保存料、着色料などいろいろな食品添加物として食品から摂取される。内分泌撹乱物質は、主に安易で乱れた食生活が原因となって人体に多く取り込まれ、精神活動に制御不能状態を造るのである。自分で自分の意思をコントロールできなくなってしまうのだ。動機不明で本人にもわからないような事件が多発するのも、精神発達障害が作用しているとされる。生体内で生合成された化学物質と人類の造り出した人工合成化学物質の体内作用の違いは、人工合成化学物質は無作為に意味もなく長時間作用し続けることにある。又、携帯電話や電子レンジなど電離放射線、非電離放射線、磁気〔磁場〕を利用した機器も、自然界のバランス無視し体内エネルギーの急激な流動を引き起こし、そのエネルギー変動により熱の発生や生体を制御している電流を攪乱し、精神発達を阻害しているとされている。

「小1プロブレム」は、教育界では常識になっています。新小学1年生児童が、学校生活にまったくなじめず、授業中に席を立って歩き回ったり騒いだりして、授業ができなくなる現象です。無言のうちに絵本を寝ころびながら読み始める、「いやだ。やりたくない!」と大きな声で叫ぶなど手のほどこしようがない状態。基本的な生活習慣の欠如やコミュニケーション能力の不足など精神発達障害をきたしているのです。核家族化や社会性のない親による育児などが、精神発育障害児を生んでいるのです。精神面は出生後発達するのですから、五感を刺激する機会や異年齢集団を通した遊びがないなど、その子の幼児期における精神体感訓練の不足が原因です。親を呼んで共に解決しようとしても「それはあの子の個性です」と取り合わない。学校も人権とか差別とかに敏感になりすぎ、その子を強く指導する事も出来ず多くの勢力を奪われています。他の児童は卒業までそんな子供に振り回され、悪い教育環境で教育機会を侵害され犠牲になっているのが現状です。

子供を護り安全に育てるのは親の責任であり義務です。悪い生活環境、病気に対する不適切な対応で、精神発達障害児童は親によって人権を侵害されていると言える状態です。


きびしい緊張環境が進化の源

2011年04月08日 | インポート

生物の栄枯盛衰は、生き残るための進化の歴史である。全ての生物の進化は、生きるためのきびしい緊張した競争環境が促進してきた。人間は偶然脳が大きく発達し、高機能高性能な脳を得た。人間は、その脳を武器にして生物の覇者となり、生存と餌をめぐる他の生物との間のきびしい緊張環境がなくなった。本来生物は同種間の闘いを基本的にしないが、人間は同種間で爭うことできびしい緊張した競争環境を造り進化している。戦争は、その例で必要悪なのだ。争えば当然勝者と敗者が出来る。勝者は、より勢力を拡大し生き残りを確かなものとしようとする。そこで勝者が考え出したのが、社会保障制度である。敗者からきびしさと緊張感を奪い、脳の進化を止める方策が社会保障制度なのだ。社会保障制度に慣らされた敗者の脳は発達せず、勝者と敗者の能力差はドンドン大きくなって行く。こうして勝者が敗者を使う社会が造られ、能力のない人間は徐々に淘汰され、能力ある人間が優秀な子孫を残し、より進化したホモ・サピエンスの生存を図る。これは生物45億年の歴史から学び、演繹帰納的思考で実証されるホモ・サピエンス生き残りのシナリオである。

社会保障制度は、弱者敗者を淘汰するシステムなのだ。だからと言って勝者が敗者弱者の淘汰を意識して、社会保障を維持している訳ではない。どんな生物も、生存と餌さえ保障されれば、きびしい緊張した環境を逃れようとする本能を持っている。野生の様なきびしさや緊張感のない動物園の動物やペットは、安楽に暮しているがそれらの進化は止まり、やがて子孫は淘汰される。少子化現象もそのシナリオの中での出来事だ。人間社会の敗者や弱者は、闘いを捨てきびしさを嫌い緊張感のない生活を送り、脳の発達は止まり勝者との能力差はますます大きくなり、やがて動物園の動物やペットと同じ運命をたどるであろう。勝者は勝者で、ホモ・サピエンスの生き残りをかけてますます厳しい競争が待っている・・・ユルユルの衣類、しまりない会話、緩慢で自分勝手な生活敗者が一杯の日本・・・でも幸いなことに社会保障制度が充分でないのがせめてもの救いか??

自然は、生物に安らぎと緊張を与える。東日本大震災は、ユルユルの日本人に生きるきびしさと緊張感を意識させた。試練を乗り越えれば、新たな進化の訪れる事を教えているのも歴史だ。


標題=徒然なるままに(31)

2011年04月01日 | インポート

●福島原子力発電所の事故は、アルカイダなど日本侵略を狙う諸々の集団(含む国家)に日本攻略の有力な情報を与えた。一般にクーデターなど国家転覆侵攻の手段として、まず放送局を抑え情報統制をおこなう。そして政府の中枢を攻略し国家の統制能力を奪う。日本の場合、電力会社を攻略すればその両方を制圧できる事を証明した。計画停電地域の中に東京23区の内2区しか含まれていない。それは、東京の21区にあらゆる国家機能が一極集中しているため国家機能が停止するからだ。放送局は自家発電装置を持たず、発信設備(アンテナなど)は東京タワーが一手に引き受けている。政府の一部機関が自家発電を備えていても、系統だった情報収集と指揮を行えない。よって東電さえ攻略させれば日本を制圧できることになる。平和だネー気楽だね~・・日本は。アルジャジーラなどは、自前の設備だけで世界にニュースを発信している。

●菅首相が、「ロシア大統領が国後島を訪問したことは許しがたい暴挙だ」と語ったことについて、ロシア側は「暴挙と云う言葉は戦争状態の時使う言葉だ。日本政府は日露関係を損ない、反ロシア感情をあおろうとしている。外交的ではない」と批判した。その後ロシアは日本を除いて韓国や中国に向けて北方四島の共同開発を呼びかけた。国際社会は、日本の民主党政権をバカにし無視している。内政が混乱した時、世界の為政者は国外に敵を造り国民を掌握しようとする・・・でも菅にその考えも能力もありそうにない・・・国家にとって最重要の領土問題にも対応出来ない無能政権と云うのが民主党政府に対する諸外国の一致した評価だ。無視された国ニッポンには平和ボケと無関心が満ちている

●今まで日本人は核(放射線)に敏感すぎると言われていました。広島・長崎で原爆被曝を経験した日本人は、放射線の知識を有し敏感で拒否反応を示す国民だと云うのが国際社会の評価であった。福島原子力発電所事故でみせた国民の反応はそれを見事にくつがえした。放射線に対する知識は希薄・鈍感でいかにも緊張感を欠く国民だったのです。言われていた放射線拒否反応は、特殊な思想を持つ特定の市民運動集団による扇動でしかなかったのでしょう。その団体(含む政党)は、原発事故で活発に行動・発言するのかと思ったが、救済行動や論理的発言は皆無である。キット何の知識もなく運動の為の運動をしていただけで、今はパニクッテているのでしょうか?こんな団体は社会に不安をバラマクだけの害虫といえる。

●インターネットを利用した大学入試カンニング事件。30歳以上のオジさんやオバさん評論家や解説者の予想は全てハズレて、単独犯であった。これだけインターネット利用に対する世代間格差が大きいってことでしょう。電脳世代の発言・行動は社会を変える力があることも証明された。腹いせのように京大が警察に頼ったのはおかしいという発言が多いが、自分達の無能さ時代遅れを反省せよ。

●G7国の中で日本を除けば、ドイツ、フランスをはじめ全ての国の首都と原発当該地で原子力発電反対デモなど運動が活発化しています。ところが当事国の日本では何の動きもありません。どうなってるの?日本は。東京都民の反応に見る自分さえ良ければという風潮と無気力無関心のせいでしょうか?東京都民の半分は東北人なのにネ~

中国の胡錦濤国家主席(共産党総書記)は、国内外の情勢変化を正確に把握し、社会管理を強化しなければならないと訓示した。社会秩序を維持するのが目的で、具体的には治安やインターネット管理の強化などを挙げた・・・中国は心配でしょうね~。中国が中東・北アフリカの様になれば、その激しさや規模、期間が比ではなく世界も混乱する。13億の国民を抑え今回のドミノ民主化を無事通過できれば、中国の統制力はさすがと言ってよい

●日本国は、東日本大震災で地震、大津波、原発事故という3つの不幸を同時に背負ったと言われる。現状を見ると3つの不幸にもう一つの不幸があり、4つの不幸が同時に襲っている。4つ目の不幸は、今の日本の民主党政府が統治能力のない行政素人集団だったという事だ。まるで子供のサッカーで、ボールに皆が集中し戦略と行政指揮系統が機能していない。諸外国はそれを見通し、天災の上に原発と政治の大きな人災に苦しむ日本は、かつての日本の様に再び羽ばたけるのかと疑問をもってみている