コリーの大家族が棲む家

ラフコリーの大家族が暮らすマザーレイク犬舎。7世代にわたるラフコリー達との日々の暮らしを画像で綴ります。

ラッシーのこと

2020-09-29 | ジェナ&ラッシー

コリー専門マザーレイク犬舎 http://motherlakecollie.sakura.ne.jp/index.html

コリーの子犬情報

こちらも更新中 → コリーの子犬 誕生から巣立ちまで

 早いもので、明日で9月が終わりますね。今年の9月は暑くて雨が多くて、まさに残暑でした。ここ最近、やっと朝晩は秋らしくなってきましたね。

ラッシー、やっと涼しくなってきたのになぁ・・・。

いつもフードをほぼ完食していたのに、突然、食べなくなったのは、亡くなる1週間前の土曜日でした。朝晩とも、少し食べただけ。たまに食べない時はあっても、次の食事の時には必ず完食していたので、2回続けてあまり食べなかったのは初めてでした。

そして翌日、日曜日になると全く食べなくなり、よく飲んでいた水すら、あまり受け付けなくなってしまいました。
下痢や嘔吐はなく、血色も悪くなってないし、呼吸も静か。熱もありません。時々足をバタバタさせて、歩きたそうにしていたので、引っ張り上げてあげて、外を歩かせたり・・・。

「食べない」というほかは、何時もと何も変わりないラッシーでした。なので、そのうち突然、また食べ始まるんじゃないかと思って、食事の時間のたびに、ラッシーが好きだったものを口元に運んだりしたのですが、食べようとはしませんでした。

水はシリンジで口に入れてあげると、少し飲んでくれました。でも、食欲がなくなる前ほどは飲みませんでした。ただ、あまり飲んでいないけど、尿はよく出ていたので、脱水はしていなかったようです。

老犬が老衰で亡くなる時は・・・

食べ物を受け付けなくなって1週間、水を受け付けなくなると一両日。

ラッシーはまさにその通りでした。絵にかいたような、大往生だったわけです。

亡くなる前日、急に水をよく飲むようになりました。経験から、亡くなる1前くらいに、水を欲しがることがあるということを知っていたので、いよいよかと。

そしてその日の朝。9月26日の朝も、それまでと変わらない様子で、静かに寝ていました。前日の夜から、少し呼吸が速くなってきた気がしたのですが、苦しそうな感じはなく・・・。

8時過ぎ、少しバタバタしていたので、歩きたいのかな?と思い、外に連れ出して歩かせてみました。後ろ足はもう動かなかったけど、前足はまだしっかりと地面に着いて、少し震えていたけど、ちゃんと歩いてくれました。ほんの、2,3分だったと思います。

その後、玄関マットの上に寝かせて、顔を外の景色が見えるように向けました。ラッシーは目が見えていませんでしたが、光は感じることができていたようなのです。

ラッシーを玄関に置いてから室内に戻ると、イネちゃんがバタバタしていたので、今度はイネちゃんを連れて、外へ。

10分くらいだったでしょうか、イネちゃんがヘタって来たので、室内へ戻るため、玄関に向かった時でした。

玄関マットの上に寝ているラッシーが、細かく痙攣していることに気づきました。

急いでイネちゃんを室内へ戻し、ラッシーの元へ。

足を突っ張り、ガタガタと細かく痙攣していました。痙攣は初めてでした。このまま亡くなってしまうのか、それとも一旦治まるのか・・・。

頭に、ジェナの事が浮かびました。ジェナも痙攣をおこし、10時間以上経っても止まらなかったので、獣医さんへ連れて行きました。処置中に心臓が止まったのですが、蘇生措置をしてもらい、なんとか自宅まで連れて帰ったのでした。ジェナが亡くなったのは、その翌日の早朝でした。

ジェナの時のように、痙攣が止まらなかったら??
それでは辛すぎる、どうか止まって!!

そう願いながら、父の事も思い出していました。ラッシーは9歳から16歳までの7年間、私の実家で暮らしていたのですが、4年前に亡くなった私の父がかわいがってくれていました。
私は父に「ラッシーがもうすぐ行くから、迎えにきてあげて・・・」と、話かけたのですが、その直後でした。

ラッシーの痙攣が止まりました。

そしてその後、大きく伸びをして、ラッシーは旅立ったのでした。

18歳4か月12日

我が家に来たのは、生後45日くらいでした。当時お世話になっていた、柴犬のブリーダーさんのところからやってきました。ジェナとは一つ違いでした。

ジェナは小さい頃にコリーの中で育ったので、自分はコリーだと思っていたらしく、コリー達と一緒にいたがりましたが、ラッシーは違いました。どちらかというと、コリー達を避けていたような感じです。
とはいえ、人間は大好きで、誰にでも近寄って行くような、人懐こい子でした。避妊手術の時に動物病院に入院した時には、病院内でアイドルになっていたそうです。

ラッシーは何度かお産をしました。ラッシー自身が長生きしたので、子供たちの中には、先に天国へ逝っている子もいるでしょうね。

最後まで、下痢すらせず、本当に丈夫な子でした。亡くなる数分前に、介助したとはいえ、歩いたのです。立派な子でした。

3月までは、自力で歩くことができていたので、自由に歩けなくなって半年・・・。
やっと、自由になったラッシー。
もうどこへでも、走って行けるね。

天国で父に会えたかな?また一緒にお散歩できたかな?

ラッシー、初めてのお産。

一緒にいるのはヴィー婆の同胎、グリフォン君。グリフォン君も15歳という長生きでした。

つっちゃんと。つっちゃんとは仲良しだったね。


つっちゃん、ジェナとラッシー。


ワカチーとも会えた??
みんな若いなぁ

実家にいたころのラッシー

9歳のラッシー
柴犬としては長毛で、ミニハスキーみたいな感じでした。

実家では定期的に美容院でシャンプーしてもらっていたラッシー。

全く吠えないので、番犬にはならなかったラッシー。

2年前、16歳の時に再び我が家へ。

一人でのんびり暮らしていたラッシーには、ちょっと衝撃的だったかも・・・。

こんな柴犬なら、また飼ってみたい
だれもがそう思うような、良い子でした。
大往生は神様がくれたご褒美だったのかな。
 

 

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