病院の待ち合い室に置いてあった臍帯バンクのパンフレット。旦那の勧めで、自分の臍帯を専門機関に保管してもらう事にした。臍帯には血球や白血球、血小板などの血液細胞をつくりだす造血幹細胞をたくさん含んでいる。そして出産時のみの特別な産物。将来、我が子が白血病や悪性リンパ腫などの血液の病気なったときに保存してあった幹細胞を戻し、培養した血液細胞で治療を行うことができる。自分の臍帯血を使うので骨髄移植のような拒絶反応の心配もないのが最大のメリット。白血球の型がある程度一致すれば私&旦那の血液疾患の治療にも使える。公的機関への保管は一種のボランティアであり、多くの患者がその臍帯を使える。でも民間への保管は我が子に直接使えるというシステムになっている。なので民間の場合は10年スパンで高額の保管料が掛かる。我が子が20歳になるまでは私達が管理し、その後は子供の意志に任せようと。使う確率も非常に低く、医師の中でも賛否両論がありそうだけど。。。人生にはちょっとした決断が大きな結果を導く事がある。「あの時しておけば良かった」という後悔がないように、今回、民間の臍帯バンクと契約をする事にした。保険と考えれば安い管理料かもしれない。臍帯バンクが我が子への最初のプレゼントとなりそう。でも、どうかこのシステムを使わずにスクスクと成長して欲しい。願わくは。。。使わなかった時は一部返金してくれるシステムになっているとありがたいんだけどなぁ~(笑)。
病院の待ち合い室に置いてあった臍帯バンクのパンフレット。旦那の勧めで、自分の臍帯を専門機関に保管してもらう事にした。臍帯には血球や白血球、血小板などの血液細胞をつくりだす造血幹細胞をたくさん含んでいる。そして出産時のみの特別な産物。将来、我が子が白血病や悪性リンパ腫などの血液の病気なったときに保存してあった幹細胞を戻し、培養した血液細胞で治療を行うことができる。自分の臍帯血を使うので骨髄移植のような拒絶反応の心配もないのが最大のメリット。白血球の型がある程度一致すれば私&旦那の血液疾患の治療にも使える。公的機関への保管は一種のボランティアであり、多くの患者がその臍帯を使える。でも民間への保管は我が子に直接使えるというシステムになっている。なので民間の場合は10年スパンで高額の保管料が掛かる。我が子が20歳になるまでは私達が管理し、その後は子供の意志に任せようと。使う確率も非常に低く、医師の中でも賛否両論がありそうだけど。。。人生にはちょっとした決断が大きな結果を導く事がある。「あの時しておけば良かった」という後悔がないように、今回、民間の臍帯バンクと契約をする事にした。保険と考えれば安い管理料かもしれない。臍帯バンクが我が子への最初のプレゼントとなりそう。でも、どうかこのシステムを使わずにスクスクと成長して欲しい。願わくは。。。使わなかった時は一部返金してくれるシステムになっているとありがたいんだけどなぁ~(笑)。
ところで、医師として単刀直入に申し上げますが、臍帯血の私的保存はおすすめできません。お金の無駄でしょう。理由はいろいろありますが、まともな医師であれば私的に保存された臍帯血を治療に利用することはありません。下記URLを参考になさって下さい。
http://www.bmdc.jrc.or.jp/generalpublic/data/panel12.pdf
親心や不安につけこんだ悪徳ビジネス、と斬って捨てる医師もいますよ。余計な口出しだとは思いますが、民間臍帯血バンクのご利用に際しては、諸般の事情をよくご検討なさってくださいね。
子供の将来、特に疾病に関しては考え出すときりがないですよね。
産まれてから予防接種も怒涛のように押し寄せてきます。こちらも疑問を持てばきりがないんですよね。最善策?をと考えると自費でという選択も多くなります。
娘も軽い先天性疾患が退院時に見つかり、知り合いの専門医3人ぐらいに意見を聞き、最新の手術法を選択するとすぐ決め、誰にどこでお願いするかまで大まかに準備していました。
でも結局完治しホッとしたのが2歳前でした。それまで投薬は毎日でしたし長く感じましたが治ると信じ憂鬱にならないようにしていました。
臍帯血は私も民間はどうなのかとちらりと考えたのですが結局公的機関(気休めなのかな?)にお願いしてます。
日本産婦人科医会報で日本造血細胞移植学会の声明も昨年出されましたけど、どうとらえるかはそれぞれの親御さんの考えですよね。
でも子供に実際備えをしてやれるのは親だけなのですよね。
maronさん御夫婦はほんとに真面目に考えていらっしゃるんだなと思います。
はじめまして。
こんばんは。
お医者様でいらっしゃるんですね。
医師の率直な意見、ありがとうございます。
臍帯血とは違いますが。。。
私自身、ヒト細胞を培養していた事があり、
分娩では無菌採取ができない事(コンタミの可能性)、分離・精製段階での細胞に対するダメージ、液体窒素保存からその細胞を起した時の細胞数(増殖具合)、再発の可能性などを考えると、イザという時に本当に使えるのだろうか?と疑問があったのですが、保険と考えれば安いかもしれない。。。と少し考えが安易だったかもしれません。
もう一度、夫婦で検討するべきかもしれませんね。
専門的(医学的)な事が解らず、疑問もあったので、医師の意見を聞けて良かったです。
ありがとうございました。
こんばんは。
親として何かできる範囲内で。。。と色々と考えてしまう毎日です。
お嬢さん、生後大変だったんですね。
でも病気が完治して、本当良かったですね。
そうやって、母親って強くなるのかもしれませんね。
子供の事となると、できる限りのことはしてあげたい!と
色々思い悩みますよね。。。
成長していく過程でも、悩んだり決断したりの連続です。
色々な選択があり、ひとつの正解は無いのでご自身の
納得いく結論が出ると良いですね。
最近新聞で見かけた、歯髄細胞バンク?とやらも気になりました。
今後、本当に歯髄細胞から培養が簡単になればスゴイですが。。
あと一本の親知らずも、とりあえず大切にしなきゃ(笑)
涼しい日も増えてますので、おからだ大切に。
こんばんは。
歯髄細胞バンクというものもあるんですね!。
色々と難しい問題ですよね。
現在無駄な事でも、10・20年後は解らないですし、
経済的余裕が少しでもあるならば、この場合は無駄になってこそ吉なのかもしれません。
研究分野ではどう転ぶか(役に立つか)という事は、予想を覆す事もあるので、一般人が判断するのは難しいです。