ASIA .... groups, solos and related works

20世紀最後のスーパーバンドのディスコグラフィー

PHENOMENA II / DREAM RUNNER (1987)

2007-09-30 20:48:40 | ASIA (Wetton)
(1) Stop!
(2) Surrender
(3) Did It All For Love
(4) Hearts On Fire
(5) Jukebox
(6) Double 6, 55, 44 ....
(7) No Retreat - No Surrender
(8) Move - You Lose
(9) Emotion Mama
(10) It Must Be Love
(11) Did It All For Love (special extended mix)

(3)(11)
Max Bacon (b.vo)
Mel Galley (g)
Scott Gorham (g)
Leif Johansen (key,sampling)
Neil Murray (b)
Michael Sturgis (ds)
John Wetton (vo)

Produced by Tom Galley

John Wetton は1987年、Geoff Downes、Scott Gorham、Michael Sturgis と組んでの ASIA 再興を目指すが、その契機となったのは、プロジェクト「PHENOMENA II」への参加である。John Wetton が歌う(3)のギタリスト、ドラマーがその両名である。なお、近年 YouTube にアップロードされたミュージックビデオを見ると、John Wetton の後ろでは Max Bacon がコーラスを入れているようである。なお、このプロジェクトアルバムには、Max Bacon のほか、Glenn Hughes も別曲で参加している。


MAX BACON / THE HIGHER YOU CLIMB (1995)

2007-09-30 01:12:57 | STEVE HOWE
(1) The Higher You Climb
(2) Boys From Diamond City
(3) Walk Away
(4) All Grown Up
(5) When I Was Young
(6) Hold Him Closer
(7) Desperate Times
(8) Love Comes Down
(9) Hungry Warrior
(10) No One Else To Blame
(11) I Know What I Like (live)
(12) Roundabout (live)

Max Bacon (vo)
Robert Berry (key,g) on (10)
Matt Clifford (key) on (11)(12)
Geoff Downes (key) on (1)(2)(9)
Nigel Glockler (ds) on (9)(10)
Scott Gorham (g) on (1)(2)
Steve Hackett (g) on (11)(12)
Steve Howe (g) on (9)(10)(11)(12)
Jonathan Mover (ds) on (11)(12)
Phil Spalding (b) on (9)(10)(11)(12)
Mike Sturgis (ds) on (1)(2)
John Young (key) on (3)(4)(5)(6)(7)(8)

GTR のボーカリスト Max Bacon のファーストソロアルバム。Max Bacon は GTR 消滅後も Geoff Downes と連絡を取り続けていた様子で、John Wetton が Geoff Downes、Scott Gorham、Mike Sturgis と組んでの ASIA 再興を断念した後、代わって参加し、Geoff Downes との制作活動を開始することになる。(1)(2)はその成果で、後に John Payne が歌う ASIA 版が「ARCHIVA(1996)」に収録される。(9)(10)は GTR 2枚目のアルバム用の曲。(11)(12)は、おそらく「KING BISCUIT FLOWER HOUR(1997)」と同一音源。(3)から(8)は、John Young が書き溜めていたもので、ボーカルを載せた Max Bacon が勝手に収録したもの(と昔、本人からメールで説明された)。後に John Wetton が「ARKANGEL(1997)」に(4)(7)を歌い直して収録する。それなどまだいい方で、Robert Berry はクレジットもされていない。要はこのアルバム、著作権無視のアルバムだったということで、発売後直ちに廃盤となってしまう。それはそれで構わないのだが、Phil Spalding と Geoff Downes の共作(9)は、ASIA チックな名曲なので、お蔵入りになってしまうのは悲しい。

GTR / NEROTREND

2007-09-30 00:31:29 | STEVE HOWE
* Unreleased 2nd album demo sessions

(1) Young Hearts
(2) These Eyes
(3) Loneliness
(4) Young Blood
(5) You Can't Do That
(6) Endless Nights

(7) Young Hearts
(8) Hungry Warrior
(9) Away
(10) Sharp On Attack
(11) Listen To The People
(12) Running The Human Race
(13) This World's Big Enough

Max Bacon (vo)
Robert Berry (key,g,vo)
Nigel Glockner (ds)
Steve Howe (g)
Phil Spalding (b)

Steve Hackett の離脱により、GTR の“双頭ギタリスト”というコンセプトは崩壊したものの、Steve Howe は「HOWE AND FRIENDS」としてバンドの存命を図る。代わって招聘されたのは、Carl Palmer や Brian Lane に紹介された Robert Berry。というわけで、このブートレグ、(1)から(6)までのボーカルは Robert Berry、(7)から(13)までのボーカルは Max Bacon がそれぞれ取っている。ただし、(10)は Steve Howe のインストルメンタルで、後に「HOMEBREW(1996)」に収録された。GTR は結局、Max Bacon と Robert Berry の折り合いがつかず、また、Steve Howe が ABWH 結成に参画したため、消滅してしまう。

(2)(4)(6)は、パっと聴き比べた感じが同じなので、Robert Berry のソロアルバムなどに収録された完成版を、このブートレグの制作時に無理矢理引っ張ってきた可能性はある。逆に、(9)は、Max Bacon による完成版が「THE HIGHER YOU CLIMB(1995)」に収録されたのとは別に、Robert Berry による完成版が、彼の「PILGRIMAGE TO A POINT(1995)」に収録されている。

(8) は Phil Spalding と Geoff Downes の共作。(12)(13)は、前者がそのままのタイトルで、後者が「RED AND WHITE」と改題されて、それぞれ Steve Howe による中間成果物として「HOMEBREW(1996)」に収録されている。完成版は「ANDERSON BRUFORD WAKEMAN HOWE」で聴くことができる。