MARI’S ROOM

左利きの まり が考えたこと

左箸は迷惑か

2002-06-30 12:00:00 | 左利き
カウンター席のように狭い所では特に、左手が隣の人にぶつからない席に陣取らせて欲しい。
できればさり気なく。
左端は私の指定席、空けといてほしい!
これは左利きの私にとって、結構切実なことです。

しかし…左隣の右利きとぶつかるのは、実はこちらの左利きが原因ではありません。
私が食事するとき(左手で箸を持ってます)、左の人とぶつかるのは、右の人がひじを真横に広げて場所を取っているとか、テーブルに肘をつき、上空で箸を振り回しているとき(箸がこちらの目に入りそうで怖いです)などです。
普通に食べている人なら実際はぶつかりません。
こっちはなにしろ極端に脇を締めているのですから。

また、メーリングリストで、Cさんの右利きの同僚の人が、右隣にいた右利きが左手を頬杖で突き出していたため、ひどく迷惑してたという話を読みました。
   「脇をしめる。肘をつかない。」
これらは最低限の食事のマナーです。
大多数である右利きの人も皆、これらのマナーを守っていれば、右利きの右に左利きがいようと「左利きが周りに及ぼす迷惑」などないはずです。

右利きの人が左利きを見て「目ざわりだ」というなら、これが「左利きが及ぼす迷惑」とでも言うのでしょうか。
しかしそれを言うのなら言わせてもらいます。

 右手で持てばいいってもんではありません。

摩訶不思議な持ち方で右手で箸を持ち、ねぶり箸・探り箸などする方が、私は目ざわりです。
むしろ「鏡の中の小笠原流」といった風情で左手で食べる方が美しいと思っています。