こんにちは
フランス、ドイツ、スイスの三国が接し合っている国境エリアのクリスマス・マーケットを巡って
きました。フランスに入ったりドイツ、スイスに入ったりの旅です。
毎日1万6、7千歩を歩く強行軍でしたけど、予想通りわたし好みの街、好きな世界ばかりで、
毎日が夢のようでした。こんなにヒットした旅行は初めてです。
帰国すれば、魔法が解けたような寂しさ。
どっと疲れが出て、2日ほど寝込んでしまいました。これも初めてのことです。
まず、フランスのアルザス地方から。
ここはドイツとの国境ですから、昔からドイツになったりフランスになったりを繰り返してきた
複雑な地域。南ドイツの文化とフランスの文化が融合しているエリアです。
あの辺りには、ドイツで見るような装飾の付いた吊り看板がたくさん掛かっているのではないかと、
かねてから気になっていた地方でした。で、今回思い切って行ってみることに。
予想通り、ほんとうにたくさんの吊り看板を見ることができて、写真もたくさん撮ってきました。
最高です。
↓下の写真は、アルザス地方のリクヴィルという、地図にもめったに載っていない小さな町。
南ドイツに見られるような吊り看板とは少し趣きが違っていて、この地方のも素敵。
↓そして下は、やはりアルザス地方のコルマールという町です。
コルマールは、ジブリ映画の「ハウルの動く城」の中でヒロインの女の子が住んでいた町。
制作者たちがこの町をモデルに描くために、しばらく逗留していたというホテルもありました。
映画に出てくる家も見ましたので、いずれまたブログでこの町をご紹介したいと思っています。
たくさんの小さな町や村を回り、一度にはご紹介しきれませんのでピックアップして。
↓下は、ドイツのマインツという街です。第二次大戦後にはフランスに占領されていました。
バックに写っているマインツ大聖堂の前庭でクリスマス市が開かれていました。
クリスマス市は大体、キリスト教会の前庭や市庁舎前の広場で開かれます。
ドイツでは、「黒い森地方」というエリアを主に回りました。
ドイツの南西部。フランスとの国境辺りで、スイスにも近い地域。
「黒い森」というのは、密集したトウヒやモミの木の針葉樹森が延々と続いているのが、全体に
黒っぽく見えることから、呼ばれるようになったということです。
↓「黒い森」は、雪の積もった無数のクリスマス・ツリーのパノラマが延々と続き、圧巻。
次第に、異次元の世界に入ってゆく気分になります。
↓その黒い森地方の中にあるトリベルクという村。この村はカッコー時計の発祥地です。
カッコー時計や木彫りのお人形や木製の笛などが名産品。ここの黒い森のケーキは有名です。
↑上のお店ではありませんが、この村で魔女のお人形を買いました。
噛みつくような怖い顔をしているのが気に入って傍に置いています。この村なら魔女がいそうです。
いずれ写真に撮ってお見せしますね。
↓黒い森に抱かれた文化都市と言われるシュトゥットガルトにも行きました。
大きな市庁舎のビルがあり、その前の広場でクリスマス市が開かれていました。
100軒以上の数の出店の屋根の上が多種多様に飾り付けられていて、他の街では見たことのな
い独特の豪華なクリスマス・マーケットでした。
↓行った順番ではないのですけど、最後にスイスのチューリッヒです。
チューリッヒはスイス最大規模の街。街中をトラム(路面電車)が走っていました。
街の風景やクリスマスのイルミネーションなどが、なんとなくロシアのサンクトペテルブルクに
似ている都会でした。
ピックアップでしたけど、とりあえず旅のご報告でした。
慌ただしい年の瀬ですけど、風邪などひかぬようご自愛ください。
わたしはこれから大急ぎで年賀状を書かなくてはなりません。
いつも更新が遅れがちなのに、今年も「MARIKOのお喋りタイム♪」にお付き合いくださいまして
ありがとうございました。
皆さま、佳いお年をお迎えください。