恋とロックは乙女のサプリ

恋しさとせつなさと心強さと音楽と飲み食いと仕事と遊び、とか、つまりは生活の諸々を。

音楽哲学

2009-04-29 22:35:20 | 音を楽しんだり、創ったり、考えたり。
90年代のロックの特集って記事はいろんな雑誌でやってたりするんだけどかならず顔を出すのがRadioheadOK COMPUTER
自分も大好きで一時期(それも結構長い間)聴きまくってました。

その作品に対しての発言でメンバーのジョニーグリーンウッドはこのように語ってます。

「頭の中で聴こえるサウンド、もしくは誰かのレコードで耳にしたサウンドがあって"僕もこういう音が出したい"と思う。
でもいろんな理由からそうできないこともある。
僕はトランペットが吹けないから、どうしたって「Bitches Brew」のようにはならない。
オーケストラがあるわけじゃないから、モリコーネみたいなサウンドにはならない。
でも少なくとも、同じような雰囲気を出そうとすることはできる。
"よし、こういうことをやろう"と狙っても、結果的には自分達なりのごちゃまぜヴァージョンができあがるのさ。」
※出典:㈱シンコー・ミュージック『exit music the radiohead story』

もう一個。
当時NUMBER GIRLのメンバーだった向井秀徳氏は新作『NUM-AMI-DABUTZ』についてTHE POP GROUPの『She Is Beyond Good And Evil』のイントロの「チャッ、チャッ、チャッ」っていうのをバンドで演奏してたら出来たって言ってた。

うんうん。
そういうことだよ。
特に我々アマチュアは機材の制約が多いから。
だからこその。
センスの良いパクリ方をしたいもんです。


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