看護師である以上、患者の心肺停止は避けられないものですが
それでも病院内でアナウンスされるコード・ブルーの多くは
ICUに入院している重篤患者です。
Med/Surg(一般病棟)でもコード・ブルーが無い事は無いけれども
Med/Surgは安定している患者なので
容態が悪化してRapid responseを呼んだりする事はあっても
いきなり心肺停止に陥る状況というのはあまりありません。
えいやの勤務中にうちのフロアであったコード・ブルーは
トレーニング期間中の初期に1回、そして先週1回あったのみ。
そして、この先週のコード・ブルーが
まさにえいやの患者さんでございました
この患者さんはNSTEMIなど主に心臓・循環器系が問題で入院してきており
最初は心臓・循環器系のMed/Surgにいたのですが
午前1時ごろにえいやのフロアに移ってきました。
Stress TestもパスしEFも45%など「心臓系には差ほど問題無し」と
Cardiologistが判断を下したので
今度はNeuro系を調べるという事でうちのフロアへ移動。
午前6時、午前6時30分に患者さん&奥さんと会話をし
その際には全く異常無かったのですが、10分後に
Tele(病院内の全心電図モニターを監視している部署)から電話が入り
「○○○号室の患者がV-tachを示してる」と言うので
えいや、患者のもとへ猛ダッシュ
ナース・ステーションにも心電図を示しているコンピューターがあり
猛ダッシュする中チラッと目をやると
確かにV-tachを示す∩∩∩∩∩∩∩∩∩∩が目に入り
これはヤバイとひたすら走る
V-tach(心室頻拍)
部屋へ到着すると日勤・夜勤のチャージ・ナース2人が
ベッドサイドレポートをしている最中に
患者の様子がおかしい事(意識を失い中)に気付いており
えいやも一目で本当にV-tachに陥っていると直感したので
「V-tachに陥ってるからCPR開始して」と言い残し
再びナース・ステーションへ猛ダッシュ
幸い、日勤ナースも続々と現れてきている時間帯で
「○○○号室コード・ブルークラッシュ・カート持って来て」
と居合わせているスタッフに叫んで
再び患者のもとへ猛ダッシュ
すでにチャージ・ナースが胸骨圧迫を始めていたので
えいやはAEDパッドを貼ったりAmbu bagで呼吸アシストする準備を開始。
そうこうしている内にコード・チームが現れたので
コード・チーム及び他のRNに全てを任せ
患者の担当RNであるえいやは
コード・チームやERドクターへ状況説明に専念。
電気ショックやらEpi注入やら気管挿管やら
予期せぬコード・ブルーに心臓がバクバクしまくりでした
(実は少し気が遠退き、気分が悪くなりました
ナースなのにしっかりしないとダメですね)
20-30分したところで何とかICUへ移動出来る状況になったので
Cardiovascular専門のICUへ移動。
移動出来る状態と言ってもまだまだ不安定なので
コード・チーム全員、ドクター、えいや、チャージ・ナース同伴です。
ICUに移ってからは患者をモニター等に繋ぎ
ひと段落してからICUのナースへ引継ぎ。
一通りの状況をレポートしてからフロアへ戻りました。
この時点で午前8時近く。
1時間えいやの帰りを待っていた日勤ナースに引継ぎを済ませ
コード・ブルーに関するチャートをし
何とか午前8時40分には退勤出来ました
ちなみに、午前1時に移って来た時からV-tachに陥る直前まで
患者さんの奥さんはずっと病室にいたのですが
幸いな事にコード発生時に奥さんは不在でした。
予期せぬコード・ブルーの場合は特に
心理的ショック等計り知れないものがあるので
直接目の当たりにしなくて良かったと思います
患者さんが「カフェテリアで食事を取ってきたら?」と提案したようで
食事を済ませて戻ってきたら部屋にはドクター、ナースが大集結
「何が起こったのか全然わからない」とかなり混乱、動揺していましたが
戻ってきたのはICUへ移動する直前で
実際のコードの様子を見ずに済んだのは幸いだったと個人的に思っています。
独り立ちして6ヶ月(にあとちょっと)。
こんなに早く自分の患者のコード・ブルーを経験する事になるとは
想像していませんでしたが
この経験を生かして次に繋げたいと思います
←シフト・チェンジ直前になぜか患者は不安定になる
それでも病院内でアナウンスされるコード・ブルーの多くは
ICUに入院している重篤患者です。
Med/Surg(一般病棟)でもコード・ブルーが無い事は無いけれども
Med/Surgは安定している患者なので
容態が悪化してRapid responseを呼んだりする事はあっても
いきなり心肺停止に陥る状況というのはあまりありません。
えいやの勤務中にうちのフロアであったコード・ブルーは
トレーニング期間中の初期に1回、そして先週1回あったのみ。
そして、この先週のコード・ブルーが
まさにえいやの患者さんでございました
この患者さんはNSTEMIなど主に心臓・循環器系が問題で入院してきており
最初は心臓・循環器系のMed/Surgにいたのですが
午前1時ごろにえいやのフロアに移ってきました。
Stress TestもパスしEFも45%など「心臓系には差ほど問題無し」と
Cardiologistが判断を下したので
今度はNeuro系を調べるという事でうちのフロアへ移動。
午前6時、午前6時30分に患者さん&奥さんと会話をし
その際には全く異常無かったのですが、10分後に
Tele(病院内の全心電図モニターを監視している部署)から電話が入り
「○○○号室の患者がV-tachを示してる」と言うので
えいや、患者のもとへ猛ダッシュ
ナース・ステーションにも心電図を示しているコンピューターがあり
猛ダッシュする中チラッと目をやると
確かにV-tachを示す∩∩∩∩∩∩∩∩∩∩が目に入り
これはヤバイとひたすら走る
V-tach(心室頻拍)
部屋へ到着すると日勤・夜勤のチャージ・ナース2人が
ベッドサイドレポートをしている最中に
患者の様子がおかしい事(意識を失い中)に気付いており
えいやも一目で本当にV-tachに陥っていると直感したので
「V-tachに陥ってるからCPR開始して」と言い残し
再びナース・ステーションへ猛ダッシュ
幸い、日勤ナースも続々と現れてきている時間帯で
「○○○号室コード・ブルークラッシュ・カート持って来て」
と居合わせているスタッフに叫んで
再び患者のもとへ猛ダッシュ
すでにチャージ・ナースが胸骨圧迫を始めていたので
えいやはAEDパッドを貼ったりAmbu bagで呼吸アシストする準備を開始。
そうこうしている内にコード・チームが現れたので
コード・チーム及び他のRNに全てを任せ
患者の担当RNであるえいやは
コード・チームやERドクターへ状況説明に専念。
電気ショックやらEpi注入やら気管挿管やら
予期せぬコード・ブルーに心臓がバクバクしまくりでした
(実は少し気が遠退き、気分が悪くなりました
ナースなのにしっかりしないとダメですね)
20-30分したところで何とかICUへ移動出来る状況になったので
Cardiovascular専門のICUへ移動。
移動出来る状態と言ってもまだまだ不安定なので
コード・チーム全員、ドクター、えいや、チャージ・ナース同伴です。
ICUに移ってからは患者をモニター等に繋ぎ
ひと段落してからICUのナースへ引継ぎ。
一通りの状況をレポートしてからフロアへ戻りました。
この時点で午前8時近く。
1時間えいやの帰りを待っていた日勤ナースに引継ぎを済ませ
コード・ブルーに関するチャートをし
何とか午前8時40分には退勤出来ました
ちなみに、午前1時に移って来た時からV-tachに陥る直前まで
患者さんの奥さんはずっと病室にいたのですが
幸いな事にコード発生時に奥さんは不在でした。
予期せぬコード・ブルーの場合は特に
心理的ショック等計り知れないものがあるので
直接目の当たりにしなくて良かったと思います
患者さんが「カフェテリアで食事を取ってきたら?」と提案したようで
食事を済ませて戻ってきたら部屋にはドクター、ナースが大集結
「何が起こったのか全然わからない」とかなり混乱、動揺していましたが
戻ってきたのはICUへ移動する直前で
実際のコードの様子を見ずに済んだのは幸いだったと個人的に思っています。
独り立ちして6ヶ月(にあとちょっと)。
こんなに早く自分の患者のコード・ブルーを経験する事になるとは
想像していませんでしたが
この経験を生かして次に繋げたいと思います
←シフト・チェンジ直前になぜか患者は不安定になる
えいやサン、こんにちわ。お久しぶりです。
きょうも患者さんの為に頑張ってください!