関東地方、梅雨があけました。
随分たちますが、2/27に坂学会で歩いたコースの続きです。
くしくも3/11の更新で、2種類の地図での検証の約束をしており
それきり放置してました。(;^_^A
関連ブログ:
芝公園の探梅と麻布の坂ブラ巡りその2~地図2種類と写真アップしました!(2011-03-11)
芝公園の探梅と麻布の坂ブラ巡り その1(坂学会)(2011-02-27 )
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歩いていて心地よく感じた場所に理由がある・・今回は、そんな視点で書いてみます。
上図は、グーグルアースを利用して今回歩いたコースの一部を東京地形地図に重ねたものです。(日向坂から東のコースは割愛しています。)
風通しがよい・・・というか、風を感じ、なんか心地よいなぁっと思ったポイントがありました。
それは北条坂のポイントから狸坂の方に右に折れる手前までの道筋です。
※「北条坂」のポイントについてですが、この地点は西から上がってくる坂が北条坂となり、その頂上にあたります。
ちなみに今回は、北条坂は歩かず、上から坂を見下ろしたのみでした。
これは、ルートラボの地図で、歩いたコースの高低差などの検証ができます。結構アップダウンがあるのがわかります。
先ほどの、心地よい風を感じた場所は、3.5km付近の赤色の帯域で示され標高の高い部分に当たります。
こちらの地図は、北条坂の付近をズームしたものです。
ちょうど愛育病院交差点あたり(北条坂のポイント)が、標高の高い場所となります。
ここからしばらく標高30mのラインとなります。
今回の坂歩きコースでは、よく見ると標高30mポイントが2カ所あり、仙台坂過ぎたあたりが、もうひとつのポイントです。
しかし、心地よく感じた場所は、仙台坂過ぎあたりもというよりは、北条坂のポイントからの道筋でした。
これは、標高だけでない何かがあります。
地形について、東京地形地図をグーグルアースでぐりぐり動かして、眺めてみました。
先ほどの説明のとおり、北条坂のポイントがちょうど愛育病院前の交差点となります。
(北条坂のポイントは坂上なので、北条坂自体は左下に下っていきます。線は引いていません)
この愛育病院前交差点あたりは、地形的に高台にあたり、きっと昔から風がよく通る場所だったに違いありません。
愛育病院
もし一人だったら、なんかいい風が吹くな!くらいで、その場所のもつ魅力にまで、気がつかずに通り過ぎるところでした。 改めて地図でみてみると、心地よく感じる場所には、やはりわけがありました。 風を楽しみ、地形を感じながら
(やはり建物に囲まれていると気づきにくい)
同行のTさんの「ここは今回の歩いた中でも、標高の高いポイント、いままさに台地の高台にいる」 といった言葉に、その場所の魅力を感じながら、歩くことができました。
それは、風と地形のマッチング!?
いえ、それだけじゃない、もっと違う何かがあるのかもしれない。
坂のある場所はおもしろいですね。
五感をくすぐる魅惑の坂歩きを楽しんでいきたいと思っています。
地図利用サイト:
Googleマイマップ・・http://maps.google.co.jp/maps?ct=reset
LatLongLab ルートラボ・・http://latlonglab.yahoo.co.jp/
Google Earth・・・http://www.google.co.jp/intl/ja/earth/
Tokyo Terrain東京地形地図・・・http://www.gridscapes.net/
※2011/07/15、 説明不足、考察不足な部分がありましたので、一部リライトしました!