ブログを書くとき、自分のメモ的なものもあるのだけれど、
やはり人の目を気にして書くわけで、
そういうものが気にかかると、地図を見て書きたくなったことを
記事にするのに、時間がかかってしまい、ボツになることも多い。
(なので、気持が熱いうちに悩まず書くことにします。^^;)
たとえば、いま気になっているのは、
富士見坂・・・明治大学図書館脇にある坂なのだけれど
今はもう富士山は見えない坂となっている。
昨日アップした地図を東京地形地図の上にのせてみた。(青い線が江戸時代の道、緑が市電の線路)
富士見坂の頂点と富士山お頂上を直線でむすんでみた。
ざっくりではあるが、富士山に対しての坂の向き、角度がわかる。
グーグルアースの高度プロファイルを表示してみた。
地図上の赤い矢印が地図の線上を移動し、高度の値と傾斜角度を刻んでいく。
(実はパーセントで表示される傾斜角度の見方がよくわかってない^^;)
実は先日神保町にいった時に買った横関英一氏の「江戸の坂 東京の坂」に
富士が美しく見えた坂なのに富士見坂となぜ呼ばれなかったか(筆者は不明としている)、
享保には富士山を望むことができたのに、文化年間には富士山がみれなくなった坂など、
いくつかの東京の富士見坂について書かれてあった。
富士見坂と名付けられた坂がどのような地理現象なのか・・そんなことが知りたくなったわけで・・。
グーグルアースで東京地形地図をぐりぐりすると、目の前で展開していく地形地図が面白いです!
と同時に、数字で表せるデータもとれて、それがなんか意味あるかどうかはわかりません^^;が
あれこれ考える材料になるかもしれません。
ま、思いつきですが、いくつか富士見坂をみてみようっと。^^
江戸の坂 東京の坂 (ちくま学芸文庫) | |
横関 英一 | |
筑摩書房 |