上海 オフィス内装設計-5 2013年06月24日 | 建築設計・内装設計 例えば、下の図をご覧下さい。廊下の左右に貸しテナントが配置される典型的な中廊下タイプの事務所ビルの平面図です。中廊下に面して出入り口、反対側には採光窓がありますが、奥行きは深く、必要とされる諸室をいかに配置するかいろいろと工夫の必要があります。今回設計施工させていただいた案件もこの典型的な中廊下タイプでした。中廊下タイプの事務所の特徴は、採光と通気性が良い窓側と出入り口周辺の環境の違いが大きい事です。とりわけ出入り口周辺の通風性の悪さ、対面の事務所との関係など、いろいろと工夫して設計する必要が生じます。次回から設計ポイントについてお話していきたいと思います。