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咲いた万歩

さいたま市在住。 デジカメ片手に、四季折々の花木草を眺めつつ、 万歩ウォーキングで健康な日々。

大正期の荒川上流部流域図をみる 1

2023年09月01日 | 日記
JSCE 公益社団法人 土木学会のサイトから(土木図書館)(デジタルアーカイブス)(戦前図書 内務省関連資料)(分野別 河川改修)を開く
荒川上流部改修計画説明書 市瀬恭次郎・物部長穂 大正6年12月(1917)から荒川上流部流域図を開き、さいたま市周辺を見る。
右下の緑丸のところは上下に鉄道(東北本線)が走っているが、鉄道の左に赤い線、右に黒い線が描かれている。
凡例を見ると黒い線は「下流部堤防」とある。荒川上流部は緑丸のところまでで、そこから右は荒川下流部になる。
荒川下流部を東京湾まで辿ると「隅田川」と表示されている。ウィキペディア荒川(関東)によれば、この頃の荒川は千住大橋付近までを言い、それより下流は隅田川として区別していたようである。

荒川上流部流域図で鴨川が荒川に合流する付近をみる。鴨川は加茂川と表記されている。ウィキペディア鴨川(埼玉県)にはこのような記述がある。
マピオン地図に鴨川および千貫樋排水路(旧鴨川跡)を青で示し、荒川の左岸堤防、右岸堤防を赤で示す。
荒川上流部流域図に加茂川(鴨川)を青、新河敷を緑、新堤および旧堤拡築を赤で示して先ほどのマピオン地図と比べてみる。
マピオン地図に荒川旧流路のびん沼川を青で示す
荒川上流部流域図に右岸新堤によって新流路から分離されたところを青で示す。荒川のこの付近の流路はもう少し西にずれて描いてほしかった。
2017年4月県道56号の赤丸地点からびん沼川上流を見た。


荒川上流部流域図には大宮町と川越町をつなぐ電車が描かれている。
この電車は川越電気鉄道(西武鉄道大宮線の前身)だと思う。
この電車は青丸で示したところで鴨川と交差している。
交差するところを昭和4年頃地図青丸で示す。
現在の地図(マピオン)に青丸で示す。拡大する。そこは埼玉県道2号の加茂川橋である。
2019年12月加茂川橋から鴨川上流を見た。

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