その男、ヴァン・ダム

ちょちょちょちょちょーーーーーーー！！！！！！
ヴァン・ダムううううううううううううううう！！！！！！

私の周りだと、みっふぃーこと小川己広くんが先に観てたって聞いてて、
いいんですよ、これいいんですよって言ってて、
「俺、生まれ変わったらヴァン・ダムになりたい」
って言ってるのも見てたので、
これ気になってたんですけど、こないだたまたま見付けたのでレンタルしてみたのです。
コメディの棚にあって、ヴァン・ダムってまんま自分の名前出してるのに
それは流石に馬鹿にしすぎなんじゃねーのかと思いながらね？

何っなんなのこの切なさは・・・！！！！
EDの曲明るいのにうるうるしちゃう・・・(つうかこの曲なんて曲だっけ)

あのねえ、この映画はうまく伝えられないんだけど、
俳優が自分の実名を使って語ることの意味について考えさせられる、
そんな映画だったな。
ヴァン・ダムが、ヴァン・ダムとして苦悩を語るわけよ！！！！
もうね・・・ちょっとどうしよう、ワンカットなのよ、そのシーンがね、
独り語りなんだけど、そのまんま、
ヴァン・ダムの言葉として放たれてるものだからうわあああああってなる。
良いシーンでしたよ。私はね、見直した。
みっふぃーが「ヴァン・ダムになりたい」っていうのもわかる。
いや、私はヴァン・ダムになりたいわけではないですがね？
その愛はね、わかる。愛深まるよこれ観たら。

これねえ、観てほしい。
なんでコメディのとこにあるのか・・・ドラマ枠にしてあげてTSUTAYAさん！！
この映画の切なさはなかなか出せないレベルだと思うのよ。
ヴァン・ダムというひととか、アクション俳優というものとか、
そういうものを考えて捉えて頂いて、それから見るといいかもです。
彼の経歴とかみて、それから観てあげてください。
涙ちょちょぎれる。

スタローン先生は本当に素晴らしい人だ。
ドルフにとっても、ヴァン・ダムにとっても、
消耗品がいかに大きかったかが、本当に、
身に沁みてわかったようなそんな気がします。
あの人はアメリカン・ドリームを本当に体現した人だから、
いろんな人にチャンスをくれるよね。
そんな、人とのつながりのことまで考えたよ。

ヴァン・ダムをもっと好きになる映画です。
いつかラジオで取り上げたい。