AB第12話/最終回レビュー「屁タレ主人公に天使攻略は無理でした」

昨日、あれからすぐ寝ちゃいまして…

んで、二日分の睡眠を取る間もなく、変な時間に起きてしまって…

完全にサッカーに、生活のリズム狂わされた…


眠い目こすって、ABでも見よう！って見始めるも
なんか卒業式のくだりが、妙に眠気を誘い…
観終わって寝ようかと思っても、なかなか寝れないんで
じゃあ、覚えてるうちに…って、今、書いてるところです。

書き始めると、なんか目が冴えてくるんですけど
書き終わった頃には、疲れが2倍、3倍にもなるっていう…最悪だ‥ｗ

（もう今日の休み、吹っ飛んだわ…寝て終わりだ…）






さて。
ABも最終回。


なんだかんだで、最後まで見続けてきて
結局「なんだったんだろ…？」っていう印象でしたねｗ


一応、全話終わったということで、率直な感想としては
「当初、思い描いてたイメージとかけ離れすぎてた…」っていう…それに尽きる。
自分の期待していたモノと違うことで批判へと繋がるなら
レビューなんてヤメちまえ！！って僕自身も思うんですけど
如何せん「好き」なんですよねｗ


僕自身、盛り上がってるからって、媚びるつもりもないし
無理から追っかける事もしませんし、嫌いなら他作品同様すぐ切ってる。
なんだかんだで「次が気になる」「結末がどうなるのか気になる」
「シュールな笑いの奥深さが気になる」「ゆりっぺが気になる」って…
「気になる作品」だったわけで、結局、最後まで緩めずに見てしまってた。

そこは、最初の大口さえなければ、どんだけ盛り上がろうと途中で切ってたと思う…。

それに、気になることの殆どが解明されないという
これほどにもどかしいアニメも珍しいｗ
中盤をぶつ切り演出で、その要因を曖昧にボカしまくって
（ベクトルをボカすのは、何度も見させるためにDVD買わせる作戦なんだぜ？）
しいて言えば、ドナーカードが最大のフラグになってたわけですが
あとは、なんのこっちゃ？で、最後の最後には、本筋までも見えなくなるような終わり方でして…
かといって、矛盾もつくらないように配置してるだろうから
考えるのが馬鹿らしくなるというか…ｗ


よくネットの発言で「ガルデモって何だったのか？」っていうのをよく見かけますけど
この言葉が、一番、ABを物語ってると思いますね。
CDを次から次へと出して、バンスコまでも出すのに…
まったく本編に、関係ねえじゃんんｗｗｗｗｗ


「○○はなんだったんだろうか？」
　　　　　　　↓
何でもないんですよｗｗｗｗ


結局は、物語の大筋の設定と最後の落ち。
これがやりたいがためだけに、無理に引き伸ばしたもんだから
中身の無い中盤に、ホント振り回されただけっていう…ｗ（笑いも乗らないわけですよｗ）
別に詰め込んでるわけでもなんでもなく、２クールとかとんでもない話です…。

だから、あれこれ考えても、絶対に答えは出てこないし
「このシーンは、こういう思いだったんだろうなあ…」くらいの感想文しか書けませんよｗ
AIRの時とかも強引だったけど、ここまでしっくりこない事はない。
これが「自分で作りたかったもの」と「作らされて作ったもの」の違いなんでしょうかね。
プロットの欠陥は、脚本・構成的なモノになるんだろうけど…
例えば、最初から「ゲーム」を作るってシナリオ書けば、今まで同様
無駄な描写もてんこ盛りで（中盤までうざいだけのｗ）やりたい事を詰め込めるけど
20分13話のアニメとなれば、それは不可能な話で
その為に最後の大事な、視聴者の感情への起因を書ききれずに、浮いてしまうのは
脚本、構成的に、力不足としか言えない。
結局、終盤の見せ場以外は、テキトーな肉付けになる。
終わりよければ全てよしっていう文句は、僕、一番嫌いなんですよね。



ただ…


こういう「最終回」は好きですよ♪



先日、クェイサーの最終回のときにも書いたけど
ちゃんと「専用の回を設ける」っていう作品愛。
きっちりキレイなエンド回でしたね！（中盤の回収的な話は別ですよｗ）
ちょっとエピローグが短かったけど、2期へのフラグと共に（無いでしょうが）
清々しい演出になってて、好印象でした。



Graduation



はあ。
これまた、ありがちで奥深い
視聴者の皆が経験してる「共感」への部分で、僕の大好物でもあるんですｗｗｗ









各々が消える前に「卒業式」。
～Startig Over～
普通の卒業式みたいに「またいつか会えるよね？」っていう
置き換えが出来ない、言わば死にゆく前の絆。

そりゃあ…
素直に返事しますよ。
素直に感謝しますよ。
素直に…別れを祝えますよ。

こういう時って、やたら時間が恋しくなりますよねｗ
卒業式でも教室にｇｄｇｄ残ってたりとかｗ
でも、切なさではない。優しさで溢れ心はいつになく清々しい。

そういう、寂しさ（OVER）と期待感（STARTING）が交差する温かさが
ちゃんと伝わってくる内容に、ちょっとホロッときましたね。






あれから３日後。

医務室のベッドで気を失っていたゆりっぺがふと目を覚ます。
何故、葛藤から開放されたのかは意味不明だが
（多分この３DAYSで、１クールできるような事が起こったんですよｗｗｗ）
ゆりっぺの葛藤、未練が溶け、同時に音無の目的も達成した事になる。
あとは、各々が成仏するだけ。


色々とあった困難が解決され、最後の目的へと足を運ぶ面々。
天使ちゃんもスッキリしたご様子で、鼻歌気分～♪










こ…これは…



ゆりっぺ大勝利！！！！


（お前、ホントにおっぱい好きだな…）







てな感じで、いい卒業式してたわけですよ。

一人ひとり、別れを告げながら、順番に成仏していく…。
今まで一緒に戦ってきた仲間たちとの感動のお別れです。
個性豊かな（豊かすぎて定まってもない）キャラたちが次々と消えて行く…。


感動のシーンです。


主役のゆりっぺも…。


って…え？

ゆりっぺ先に、消えちゃうの？？
天使ちゃん√見るくらいなら、皆一斉に成仏しろよｗｗｗ



そう。
この世界に残ったのは、音無と天使ちゃんの二人…。

こんな無機質な世界で、男女が2人きりになるなんて…

怪しい…怪しすぎる…

否が応にも、eｌfのELLE的な展開を期待してしまうぜ…

（それは古い…古すぎるｗｗｗ）

あほ。麻枝に蛭田クラスのシナリオなんて書けねえよｗ





そこで、音無の取った行動とは？？











(゜Д゜)ハァ?

なんという音無の暴走ｗｗｗ


なんだこの唐突なアダムとイヴは…（；^ω^）
この主人公は、いつからこんなに天使ちゃんを好きになってたんだ？
音無真っ盛り、いや…天使ちゃん√真っ盛りかあ？ｗ



これはけしからん。


実にけしからん…。


音無の野郎…


音無は、多分、あれですよね…あれ…













ゆりっぺみたいな超絶美少女がフラグ出しまくってたのに
それを、スルーして、大人しくて縦返事しかしないような天使ちゃんに狙いをつけて
KYもかえりみず、いきなり口説き出すなんてよおおお！！！


つか、なぜ、皆一緒に消えないんだよ。
ひとりずつ消えていく演出は、お涙頂戴に有効なのは判るが
音無の変貌ぶりがキモすぎるだろｗｗｗ（このENDにしたかったからだろｗ）

二人で築いていこう！とか、なんでそんな事言うかなあ？ｗ
今さっきまで、消える（死ぬ）って決断の上での感動の儀式して
キモすぎるだろｗ


愛する女と二人きりになった途端、これだよ…（；^ω^）


この色ボケ野郎がｗｗｗ結局、性欲に勝てないっていうのかよｗｗｗ
エロゲだったら、ここで天使ちゃんとうはうはになるのかよｗｗｗｗ



ふと、デジャヴを感じて、先月のレビューを見てみたところ…









うん。大体あってるｗ　（アニメじゃなくゲームだったら多分こんな感じだろｗ）



これ馬鹿すぎる天使ルート…ガチじゃねえかよｗｗｗｗ



僕、ひとつの定説を持ってるんですよ。


１話の時からおかしいと思ったんですよ。むかつく口調がｗ
男のくせに「女」の事を「おんなのこ」って言う奴は
１００％ヘタレナンパ自爆野郎ですよｗｗｗｗｗ
そのくせ、ちょっとイケルと思ったら、安易に下の名前で呼び捨てし始めるようなカス野郎ｗｗｗ


それが、音無ですｗ



そんな音無さんには、きちんと懲罰が待ってるんですよ。
誠だって、選択肢をミスれば、幾度となく命を落としてきたわけですよ。

そんな下々が天使に手をだそうなんて恐れ多き暴挙を
神が許すはずないですもんｗｗｗ



これが、最終回…。

これが、麻枝のやりたかったAB的お涙頂戴…











なんというBAD END…



音無…ざまあ…ｗ
だから、素人は正史に限るんだよｗｗｗ
天使ちゃんとか10年早いわｗｗｗ



そう。
天使ちゃんの心臓は、音無の心臓だった…

Angel Beats＝天使の心臓の鼓動
音無 結弦＝心臓の音無 譲る

（凄い強引なダジャレだぜ…でも演出は好きだぞｗ）


そういえば、心臓の鼓動までは、いい線いってた人いましたよね？

（お前の坊さんの木魚より遥かに想像力豊かだぜｗ）




現世で、ドナー登録していた音無の心臓を、移植してもらった。
だが、その延命効果もむなしく、天使ちゃんも短い人生に幕を閉じる。

自分は助けてもらったのに…生き長らえることができない…
その後悔が、三途の川での浮遊を産み、この世界にやってきたと。
「ありがとう」とお礼を言いたいがために…。


でも、それが、音無LOVEで成仏とか…


意味わかんねええよｗｗｗｗ


感謝と愛は別物だぜ？ｗ


まあ、愛＝感謝っていう気持ちもわかるよ…。
天使ちゃんも、今まで、音無当人かどうか疑心暗鬼のままやってきて
ドナー提供者が音無だと確信した瞬間消えてしまう‥。
音無もそれに気づいて「ちげえよｗｗｗ俺じゃねえよｗｗｗ」って言い逃れするも
真の愛の力に、下心の嘘は通用しないっていう話で…（…（；^ω^））

感謝される事＝成仏とか…

そりゃあ、音無も辛いなあｗ(´・ω・)カワイソスだぜ？ｗ



天使ちゃんも「ありがとう」で成仏し
最後に一人、この世界に残った音無…。
音無は、もろ後悔、残しまくりなんで、自己欺瞞はできても、多分成仏できません…。
そもそも、現世では、天使ちゃんより先に音無が死んでるのに
後から音無がやってくるとか、時系列完全無視みたいですね。
（三途の川で、多分、他のワールドで、ノウノウとナンパしてたんだよｗ）

そうですね。
愛を持ってここに残された音無さんは、やがてAngelPlayerを開発して…

（だっるぅうううう……）

っていう事ですかね？

どーせ、時系列、無視なんだし、なんとでもできますよね。
音無がそこまでPCに長けてるとか思いませんがｗ
考えればどーにでも解釈できるから説明せずにボカすのは面白いんですけど
見る側としては、非常にめんどくさいですｗ

僕的には、答えを急ぐタイプの人間だし
ハッピーエンドで、しっくり明快に終わるアメリカ映画的な感じが好きだな。
この最後のエピローグはいいんですけどね。











生まれ変わったのか？あの世なのか？新しい同様のワールドなのか？
交わることできない二人が、必然的に交わっていく光景…。


僕も運命を信じようかな…。


ちょっと、勇気をもらいましたよ！！


とりあえず、ライブハウス回って…


レスポール持ってる子の情報集めからだなｗｗｗ









てなわけで、ABも終了しました。

まあ、なんつーか「考えるな！感じろ！」と視聴者無視のやりたい放題の世界観は
嫌いではなかったですが、中盤の笑い（という名目）に逃げた構図が残念でした。
物語の設定自体は面白かっただけに、尚更です。

どーせなら、最後のあの展開だけに絞って、物語練ってもよかったのにね。
あのオオトリで泣かすなら、もっと感情移入できるような引っ張り方しないと
ホント、最後で、急に、かな恵が好きだの（そんな奴いねえよ）愛してるだの言い始めて
二人の別れに涙なんてなかなか出ませんよ…。
音無のかなで贔屓なところとか、心情の変化とかは、見せてきたんですけど
一人称の心の中の部分とか、かなでの音無への態度とか、二人だけにスポットあてたシーンを
それまでに、もっと熱くなるような記憶を残して無いと、
びしょびしょには、程遠いかなって。

でも、作品としては、信者も多いし話題にもなったし
麻枝さんの集大成としても、満足いくものだったんじゃないでしょうか。。。




（で、お前は満足したのか？？）




え？俺？？



俺は、ボカしたりぶつ切りにしたり
そういう八方美人みたいな事はしないんだ！



一途で有名なんだぜ？


そう。俺の思いは、ただひとつ…


１話の時から、何も変わってないんだよ…






（１話）




　　　　　　　　　　　　　　↓




そして…今日の…最終回…







ぐっ…


俺も…もう思い残すことはねえ…


ゆりっぺ…良かったぜ…(;´Д｀)

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麻枝
いろいろと文句垂れたけど面白かったぜ！！
ちょっと休んだら、また次も頼むぜ！！

（で、ガルデモって何だったんだろう…？）