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谷やんの ”まなブログ”

最近思う事・自動車全般・ムフフ話・など自分の今思う旬なネタを題材に社会派で迫ります。

交通事故

2007-04-17 | 自動車全般
免許を所得して23年、仕事と自家用車を合わせて少なく見積もっても年間で4万キロを走ってトータルで90万キロ強走った事になる。

これだけ走っていると、時により死亡事故にも遭遇する。

押しつぶされた車体・・・
車外に放り出された人体・・・
野次馬の人だかりが出来てもあまりにも惨たらしい現場に誰も近寄ろうとしない・・・
女性の悲鳴・・・
救急車が到着するも人体の搬送の断念・・・
遺体にシートが被せられ・・・・
事故現場検証の優先・・・
陰鬱な空気・・・

決して忘れる事の出来ない場面だ。
自動車は便利で快適な移動手段だが使い方を誤ると凶器になる。
時として人は被害者にも加害者にも成り得るのだ。

事故は幾つかの不運なタイミングが一致したときに起こる。

私の知人である50歳過ぎの現役レーサーに聞いた話だが・・・
一般道を走っているとき、例えば見通しの効かない十字路を通過するときにどうも気乗りがしない、アクセルを踏んでいたくない嫌な感じがある。
そんなときは躊躇せずブレーキを踏むのだが、時として本当に車が飛び出して来たりするそうだ。
人間の持つ予知能力なのか、第六感なのか・・・
理由は解らないが、そんなこともあるものかと感心して聞いていた。

研ぎ澄まされた感性を持つと見えないものも見えてくるのだろうか?
人間の持つ本能の部分をもう少し信用しても良いのかも知れない・・・
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S 54 B

2007-04-16 | 自動車全般
S54Bとは今は無き自動車会社”プリンス・スカイライン2000GT-B”のことである。
第二回日本グランプリに勝つ事を目標に開発され、1500ccの車体に2000cc6気筒を詰め込んだこの車は”羊の皮をかぶった狼”と呼ばれ数々の伝説を作り上げた。

その日最後の打ち合わせを終えた私は、一休みしようと日の落ちた中央道諏訪SAへやって来た。
車を駐車しようとスペースを探していると、ホワイトのS54Bが目に付いた。
車体と同色の白いアルミホールを履いたスカイラインは一際目立っており、それはまるで洋風住宅が立ち並ぶ新興住宅地に旧日本家屋が凛として建っているようなプライドを醸し出していた。
思わず近くに駐車しドアを開けるとそこには調整されたウエーバー3連装の吸気音がこだまして、時折ブリッピングさせる音を聞いていると私の背中にはすでに鳥肌が立っていた。

・・・なんて官能的なんだ・・・

獰猛な野獣が呼吸をしているような荒い息使い、腹綿に染み渡る鼓動、どれをとっても私には・・・、いや今の車しか知らない若者世代でもその官能的なサウンドは引き付けるものがあるのだろう・・・

そういえばこの車、私と同じ歳だ。
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ステアリング

2007-04-15 | 自動車全般
ステアリングを辞書で引くと”自動車の方向変換装置”と堅苦しい名前になってしまう。

現在ではSRSエアバッグ取り付け車が殆んどで気軽に交換が出来なくなってしまったが、以前、エンスーたちは欧州メーカーの社外ステアリングによく交換していた。
”たかがステアリング” と言われるかもしれないが、自動車操作の中で唯一、人間の生身の肌が自動車に触れる部分だ。
それ故、肌に近い素材の本皮は手にしっかりと馴染み使い込めば込むほどにその良さが解るものである。

また舶来の本皮ステアリングは伝統工芸の芸術品でメーカーによりその味が異なるのも面白い、しっとりと柔軟感のあるものやカラッとした硬質感のあるものなど、デザインはシンプルでも持ち味にはしっかりとした主張があるものだ。

そうそう、本皮ステアリングのヤレ具合一つ見ればドライバーの技量も値踏み出来てしまったりもする。

そろそろSRSエアバッグ仕様の舶来ステアリングが流通してもいいと思うのだが・・・
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キャンピングカー

2007-04-14 | 自動車全般
団塊の世代が一斉に定年を迎える2007年問題。

実はこの問題の影で右肩上がりで成長している業種がある。
それがキャンピングカー販売だ。老後は有り余る時間を武器に全国各地を旅して周ろうというパワーのあるシニア世代に注目されている。
しかし今まで日本では、なかなか馴染むことが許されない業種でもあった。
まず長期休暇が許されない風潮、日本の道路規格、インフラの未発達などが挙げられる。日本のサラリーマンは実質連続休暇で5日が良いところではないだろうか? もしこの5日間でキャンピングカーを出動させるとなると・・・
移動で往復2日、キャンプサイト設営および撤収で1日、キャンピングカーは準備に手間のかかることもありプロパンの補給やらタンクへの給水、トイレの用意などの手間、となると実質ゆっくり出来るのが1~2日ぐらいで休日なのに疲れに行くようなものなのだ。諸外国のように2~3週間も休めればキャンピングカーの価値を発揮できるのであろうが・・・

しかし、キャンピングカーに求めるものを少なくすれば日本でも定着するのではないかと思う。食事は外食、停泊は道の駅などの利用、日本の財産である温泉の利用などで準備するものは少なくなるし週末だけでも行動できる様になるだろう。
肝心なのは就寝時の暖かいベッドであり、これを追求したキャンピングカーの開発が求められるのではないだろうか?

写真はドイツ・ウエストファリア社のキャンパーで日本で使うには丁度良い感じである。
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センス

2007-04-12 | 自動車全般
往年の日本アルペンラリーのドライバーと話した事がある。
初老の彼は柔和な顔立ちの紳士で話好きでもある。

その中で印象に残った話があった。
彼と友人の3人でカート遊びに行ったそうだ。(カートとは競技用のゴーカートで直線では80km以上出るタイプ)一人はカートレースの優勝者。でもう一人は車には興味の無いカートに初めて触れるような人だったそうな・・・
3人でサーキットを走り始めると予想通り前者の二人がドッグファイトを繰り広げ盛り上がっていたそうだ。ところが数回走るうちに車に興味の無い彼のラップタイムがどんどん上がりその日の終わりにはコースレコードを塗り替えてしまったのだそうだ。
初老の彼は、コースレコードを叩き出した彼に自動車レースの潜在能力を発見し、是非レースをやってみないか? と薦めたそうだが車にはまったく興味の無い彼はその誘いを断り、そのまま普通のサラリーマンとして過ごしたのだそうだ。

モータースポーツに留まらず野球や陸上などのスポーツもそうだが潜在能力を持った人というのがいるのだと思う。しかしその能力を発見する人との出逢い、そして本人が興味を持つか、惜しみない努力が出来る環境があるか? などの条件がそろって初めて潜在能力は開花するんだと思う。

ちなみにF1ドライバーになるには数億という費用がかかるそうだがその条件を満たす環境はそうざらには無いと思う。
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