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谷やんの ”まなブログ”

最近思う事・自動車全般・ムフフ話・など自分の今思う旬なネタを題材に社会派で迫ります。

タイヤブラシ

2007-04-12 | 自動車全般
これは今を遡る大正末期か昭和初期の写真です。

写真は実家の奥のタンスから出てきた物で詳しい年号までは判らないのですが戦前のバスを撮った写真で中央の人物は親戚の方でしょうか?

実は、この写真のタイヤ部分に注目していただきたいのです・・・
聞いた話では当時、車のタイヤの側面にブラシを取り付けることが義務付けられていたようで、(もしくは流行だったのかは判りませんが・・・)このようなスタイルで走っていたのを良く見かけたそうです。
理由は泥はね防止と小石などで歩行者などを傷つけないようにする危険防止の意味があったと記憶しています。
面白いのはブラシがタイヤの側面に設置されているところで、現在のマッドガードとは取り付け位置が異なります。
今の自動車とではフェンダーの形状も異なるため単純比較は出来ませんが後ろに走っている車に迷惑はかからなかったのでしょうか?
それとも個体数も少なく自動車が縦列で走る事のほうが珍しかったのかもしれません・・・
それゆえ、歩行者保護の方が重要だったのでしょう?

また別の意味で、最近でもトラックのタイヤ側面にゴムひもを垂らし磨いているのを見かけますが、これが元祖なのかもしれません。

定かな事は判りませんが自動車文化を考える上で貴重な写真である事は間違いないでしょう。
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内気循環

2007-04-10 | 自動車全般
土地には土地の匂いがある。

車の空調で外気導入にして走っているといろんな匂いが車内に入ってくる。
海沿いでは潮の香り、山では若草の香り、季節でも秋にはキンモクセイの香りなどがたち込めるとと時として癒されたりもする。
しかし匂いというのは良いものばかりではなく困ったものもある。
例えば渋滞路、トンネルの中などの排ガス、私の住んでいるあたりでは堆肥などの匂いが車の中に充満し困った事になる。
以前は助手席の女性とこの匂いのことで重苦しい雰囲気になってしまった事もある。
それほど厄介な匂いは空調を”内気循環”にすればよいのだが、ここで進化が良いのか既存が良いのか悩む事がある。

それはスイッチだ。
既存は手動スイッチのレバーをスライドさせて開閉を行うのだが、進化した最近では高級車や今や大衆車までもがスイッチを電動としモーターを介して開閉させるのである。

問題は作動速度。
嫌な匂いが車内に入ってくると間髪いれずにレバーをスライドさせる既存タイプは鍛えればコンマ数秒で開閉する事が可能で匂いを瞬時にシャットアウトできる。
しかし電動タイプのモーターは”ウィ~ン”とモーターを唸らせ2~3秒かけて開閉するのである。
そしてこの2~3秒が大きなネックとなるのである。
登坂に入った大型トラックは一瞬にして黒煙を排出し始める、また堆肥の匂いもいかに早くシャットアウトする事により助手席の女性とのトラブルも回避できるのだ。進化させるならモーターでも瞬時に開閉できるようにして頂きたいものである。

最後に匂いの発生源が自分の場合、すばやく外気導入し窓もこっそり開けましょう。
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言い表せない魅力

2007-04-08 | 自動車全般
その車と出逢ったのは日の落ちたショールームだった。

何気なく入ったクライスラーショールームに佇んでいたそれはブラックアウトされたフロアーにスポットライトを浴び、そのプロポーションはいぶし銀の色気を漂わせていた。タイヤにはメーカーロゴがホワイトに浮かび上がり珍しいシルバーの車体は明らかに私に対してオーラを放っていた。

・・・一目惚れであった・・・

頭を過ぎるのは否定的な言葉ばかり・・・ 
燃料の浪費、無駄な維持費、故障、部品供給の遅延。

・・・判っているのに悪い女に嵌まるようなものだ・・・

自分に言い聞かせていた・・・
でも”悪い女”には言葉に言い表せない魅力がある・・・

その晩、ベッドに入るとどうしても頭の中は”悪い女”に囚われてしまい寝付けない・・・ 理由なんて無い、理屈じゃないのだ。

それから2週間後、2000年型チェロキースポーツ・プラチナバージョンは私のガレージに納まった。

写真はキャンピングトレーラーをトーイング中のチェロキー 
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ぷりぷり

2007-04-01 | 自動車全般
遅れましたが、私の車を紹介しましょう・・・ 
それは”トヨタのプリウス”です。

1代目のプリウスは”こおろぎ”との相性で親しまれましたが2代目のプリウスは差し詰め”げんごろう”とでも言いましょうか・・・ 結構気に入っています。
どこぞのジャーナリストが”電気ターボ”とか言ってましたが、なかなかいい表現だと思います。トリップメーターと燃料残量計がまったくリンクしていないように感じられ満タン42リッターで1,000km走る事もあります。何よりモーター、エンジン、バッテリーの使い分けが目まぐるしい速さでコントロールされており圧巻です。
まぁ、車好き人間の私にとっては避けて通れない選択肢のひとつだったと思っています。

写真は題して”ぷりぷりのホイップクリーム添え”
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どんがらの背比べ

2007-03-31 | 自動車全般
昨年の5月に車を入れ替えました。

と言っても、会社で使っている社有車の事で5年間で20万㌔を走行したシビックフェリオはお役御免でリースアップとなり、今回新車でやってきたのは日産のティーダラティオ。
社有車のグレードは殆どが一番スタンダードの廉価版でオプションなどは皆無の俗に言う”どんがら仕様”なのです。
車の性格と言うものは、このどんがらが一番出るようで、シビックは高回転でもしっかり回りパワーもついてくるエンジン、ガツンと効くブレーキが特徴。一方、ティーダは高速域でのパワーは少々元気の無いものの日頃使う回転域でのトルクがしっかり出ており乗りやすい、ブレーキは絶対制動力はシビックに劣るものの踏んだ分だけしっかり制動するブレーキが特徴です。
私の感性に近いのはティーダの方で一言で言えば”人に優しい”でしょうか?
なぜこの大衆小型車でしかもどんがらの車の乗り味がこんなに違うのか?
多分それは自動車会社の歴史の違いなんじゃないかなと思うのです。ホンダは昭和30年代から車造りを本格開始し社風も競技志向、一方日産は戦前からの自動車メーカーで車と人との関係をよく理解している感があるように感じます。共に歴史やお家柄の違いなんではないかと・・・
これからはティーダに乗ってその辺を感じてみたいと思っております。
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