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谷やんの ”まなブログ”

最近思う事・自動車全般・ムフフ話・など自分の今思う旬なネタを題材に社会派で迫ります。

フェンダーミラー

2007-08-02 | 自動車全般

私が免許を取得した頃は、殆んどがフェンダーミラーだった。

当時、アメリカを走る車はドアミラーが常識で、文字通りドアに一体化されたミラーはデザイン的に美しく、法令違反をしてでも、ドアミラーを後付けする若者達が絶えなかった。

1983年、運輸省の規制緩和でドアミラーが認可になったのをキッカケに、日本の各メーカーは、一斉にドアミラーへの変更に踏み切った。

初めてドアミラー車を運転した時の事…

今までのフェンダーミラーはフロントウインドゥーの中で全てのミラーを確認できるため、あまり目線を動かさずに目視できた。
また、フェンダーミラーは車幅を確認する良い目安にもなっているので、初心者には運転し易かった。

一方、ドアミラーは車のデザインの一体感が演出でき、当時はそれだけで車が垢抜けて見えた。
しかし、左ミラーを確認するには首を大きく左へ振らなくてはならず、目視に苦労を強いられるようになった。

若かった私は、目視の苦労なんてどうでも良かった。
デザインの優れたドアミラーに軍配を挙げた。

しかし、今になってみると…

懐古心が疼くのか…

フェンダーミラーがとっても懐かしい…


思い出すのは、初代ホンダ・シティー

蛙の目のようにピョコンと飛び出たミラーは、唯でさえ可愛らしい車のデザインをより一層強調していた。

今、現存販売されているのはタクシーベースの乗用車とハイヤーベースの一部の高級車のみ…

でもなぜ、プロ達がフェンダーミラーを愛好するのか・・・

もう一度検討しても良いのではないだろうか?!

プロが好む理由が、そこには明確にあるのだから…

(写真はWikipediaより借用)
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自動車の静粛性

2007-07-18 | 自動車全般

以前、某自動車メーカーの開発担当の方と話す機会があった。

その方は、元々レーシングエンジンの設計をされていたようだが、会社側の意向なのか何年か携わると今度はまったく違う畑の仕事をさせられるようだ。

メーカーの広告コピーに「レースからのフードバック」なんて言葉が踊ったりするが、こんな人事異動が理由付けになってるのかもしれない…

さて、エンジンを開発していた彼は、今度は自動車の静粛性と戦う事になった。
開発は1970年代の車種だったと思う、その頃から高速道路での静粛性が取り出されてきたのを私も覚えている。

当時、開発できるもの、物理的な原因、新素材などありとあらゆる実験を試みるも、最後の最後で納得のいかない仕上がりになったのだ。

悩んだ挙句、最後にたどり着いたのは時計の音だった。

静かさを演出するもの、それは何だろうか…
そこで思い付いたのが時計の秒針を刻む音なのだ。

確かにシーンと静まり返った部屋の中で聞く、六角時計の振り子式の時計の音なんかは、静けさを助長させたりするものだ。

それを車内に応用しようと言うのだ…

最後の手段として開発された車内のアナログ時計はシッカリと秒針を刻む音のする時計が仕上がった。

最後のテストで視聴してみると、確かに秒針の刻む音がする…
しかし、その音は些か大きかったようだ。

車はその後大ヒットとなり、静粛性も評価された車だったように覚えている。

しかし、改めてその話を聞くと…

メーカーの方の逆転の発想というか… ちょっと強引というか…

結果はオーライであったのは間違いないだろう。

よく売れた車である。

(写真はイメージ)
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高速運転

2007-06-27 | 自動車全般

私の小さい頃、高速道路は未体験ゾーンだった。

勿論、高速道路網が未発達だったせいもある。
初めて体験したのは小学4年生の時、親戚の伯父さんに栃木県の那須に連れて行ってもらった時だ。

自分が運転するようになって高速を初めて走ったのは昭和59年。
当時、完成度の低かったオートマチックトランスミッションは、高速で走るとオイルのオーバーフローを起こし、それが熱で焼けて煙がモクモク立ち昇り、サービスエリアを騒然とさせた覚えがある。

現在では、高速道路を通行しない日が殆んどない。

自分で運転していて思うことは・・・
意識して飛ばしている時は、バックミラーも良く見るし、追い抜く自動車の車種、ナンバー、ガラス越しに見える運転者の様子を見て状況を判断している。

しかし、法定速度で走っていても、考え事をしていたり、ただボーっと走っている時の方が危険を感じることが多い。
時には下り坂で気がつくと、とんでもないスピードが出ている事もある。
急に追い越し車線に割り込んできたトラックなどに、ハッとする時は、集中力に欠けているときなのだ。

私が思うには、時速100km、の法定速度に問題があるような気がする。

以前、NHKの実験番組で、「居眠り運転はどうして起こるか」を放送していた。
谷田部のテストコースを、時速60kmで走っていると、1時間も走らないうちに運転者の挙動がおかしくなって来たのを覚えている。

人間は一定速度を保つ走行をすると、脳が麻痺して来るんだと思う。
時折、車線変更やスピードのアップダウンは、むしろ安全運転に繋がるのだ。

ドイツのアウトバーンは文字通り速度無制限道路。
速度差のある車を追い抜くのも、追い抜かれるのも、緊張を強いられる。
それゆえ、目視をしっかりしないと自分の生命を脅かされるのだ。

それが必然の安全性ではないだろうか・・・
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残債

2007-06-12 | 自動車全般
その日、赴任地から帰省先の自宅マンションへ帰ってきた。

赴任地の冬場は凍結でオートバイに乗れないため、帰省先のマンションのオートバイ駐車場へ鍵を2個掛け保管している。

オートバイは、BMW R1150GSである。
最大級のオフロード車で、パリ・ダカールラリーに出場するようなゴツイやつ・・・
オートバイ乗りの夢であるBMWは、一生ものと思いローンを組んで購入した。
価格も最大級で、中型乗用車並みの値段なのだ。

久々に自宅に帰ってきて、先ず柴犬たちに挨拶。
私の帰ってきた足音が分かる様でドアの向こうでは、クゥーンと唸っている。
その後、気になるBMWを覗きに行くのだ。

9階の通路から駐車場を覗いてみる・・・
 
あれ?

赴任先に置きっ放しだったんだっけ?
そんな筈は無い・・・
下に降りてみる。

跡形もない・・・

そんな筈はない・・・
鍵は2つも掛けていたんだし、この駐車場は外からは死角になっていて見えないのだ。

現状が理解できていない・・・
でも、現実にないのである・・・


警察を呼んだ・・・
そして、過去のカレンダーを見て一日づつ記憶を遡ってみる。
しかし、赴任で留守にしていて記憶なんてある訳がない。
家族に聞いても興味がないせいか判らない・・・

やっと、現実感が湧いてきた。
盗難に遭ったんだ。

その後、20km程離れた街で外国人窃盗団が逮捕された。
手口は外国製オートバイを狙っていたようで、日本でバラバラに分解し、部品として海外に輸出する。
渡航先で再度組み立て売却するのだそうだ。
マンションの駐車場などは狙い目だそうで、バイク屋の店員に成りすましワイヤーなどのロックを切断し台車に載せて搬出、トラックに載せ逃走するのだそうだ。

しかし、私の場合、手がかりになる証拠は何もない・・・

残ったのは多額のローンだけだった・・・

(写真は同タイプのBMW、私のは黄色だった。)
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プリウスのダメ出し

2007-06-06 | 自動車全般
愛車のハイブリットカー”プリウス”のお話。

先週、1回目の車検を迎えた。
走行距離・・・・・・70723km
週末しか乗らない車なのに3年間でこれだけ走っているのは、違う意味での”走り屋”かもしれない・・・ ?

この車、良くも悪くもハイブリットカーなのだ。
今回は、あえてダメ出しをしたいと思う。

ガソリンスタンドの店員に言わせるとエンジンが掛らずにスタートするので最後の”ありがとうございました”を、言いそびれてしまうらしい。

また市街地の細い道路などで、歩行者を追い抜く場合・・・
エンジンが掛らず、サイレントなため歩行者から認識されない。
これには困り物で、後ろも見ずに道路を横断したおばちゃんと危うく接触しそうになった。
プリウス版、トイレにある音消し器 ”音姫” の開発が望まれる所だ。
擬似音で歩行者に車の存在を認識させる必要があるだろう。

それに、冬場の夜に降りた霜が解けない。
通常の車はボンネットのエンジン熱で霜が解け始めるのだが、市街地走行のプリウスのエンジン稼動は通常の車の半分くらいだろうか?
いくら走っても霜が解けず、極めて寒々しい。

連続した下り坂を走行すると・・・
ヒーターの効きが悪くなる。
当然のことながらアクセルを放せば、エンジンがストップする。
お陰さまで冷却水も冷え切ってしまうので、ヒーターの能力は低下する。
時折、思い出したようにエンジンが掛るのだが、ヒーターの熱源のためだけにエンジンが稼動するのは如何なものか・・・

仮眠をとっていると、意に反せず突然エンジンがかかる・・・
結構始動のショックがあり、オチオチ昼寝もしていられない。

そんなところでしょうか・・・

しかし、そんな欠点なんて気にならなくさせてしまうほど有り余る魅力がこの車にはある。

今回はダメ出しということで・・・
コメント (8)
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