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谷やんの ”まなブログ”

最近思う事・自動車全般・ムフフ話・など自分の今思う旬なネタを題材に社会派で迫ります。

一億総水戸黄門時代

2009-10-26 | 最近思う事
やっと書く気になった。

今日は痛風の発作が久しぶりに出て、安静にしている。

足の痛み以外は問題が無く、台風の近づいている天候を気にしながらも、退屈な時間を過ごしていた。


時間を潰すもの・・・

それはテレビでありネットなのだが・・・

今日のニュースは酒井法子の初公判、鳩山首相の所信演説が主な所・・・

それに、久しぶりに観た”水戸黄門”・・・

それでこんな事を感じていた。


全てに共通する事・・・

それは・・・

自分の持て余した権力や欲望で自分や社会のモラルを見失い腐ってしまった人間・・・

しかし、そこで悪戯は裁かれ、正義を見つめ直させられる事。

そして結論は、信じるものは救われる。

と言う事なのだ。


勿論、ストーリーは正に水戸黄門で、他の二件の案件はまだ物語としては途中経過である。


酒井法子・・・

あの子は、何にでも染まりやすく、頑張ってしまう子。

そんな気がする。

旦那は、ボンボンの無責任男かな。

選んだ旦那の影響を、悪くも諸に受けてしまった気がする。

旦那を見る目が無かったのか、自分に甘かったのか・・・・

でも、結果として大きな代償を払う結果となった。

検挙から裁判で自分の仕出かした事をよーく理解させられている。

裁判長の言葉は、正に水戸黄門様の苦言だよなぁ~・・・


そして政権交代の民主党・・・

改めて所信演説を聞いて、官僚の今まで腐りきっていた体質の改善、天下りの禁止など、選び抜かれた政治家達は、こちらでもやっぱり悪いお役人を懲らしめておられる・・・

悪い奴が懲らしめられ、正義が救われる・・・

解りきっているストーリーではあるのだが、胸が空くほど気持ちがいい・・・

現代は、”一億総水戸黄門時代”なのか・・・・

悪い奴らがはびこり過ぎた。

但し、時代劇のドラマじゃないんだから、”つづく”は、あって欲しくないかな。
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月と人間

2009-10-03 | 最近思う事

太古の昔、人間は月にどんな思いを馳せていたのだろう。

28日周期で満ち欠けを繰り返し、地球の周りを浮遊する如くその物体・・・

それは正に女性の周期と一致する。

その満ち欠けの中には、子孫を残すと言う秘密が隠されている。

そんな神秘の隠された”月”は、昔から神と崇められていた。


私は深夜に自転車に乗る。

健康のためと思い始めたサイクリング・・・

深夜になると家から自転車を引っ張り出し、毎夜出掛けて行く姿は近所の人には怪しい人物と映っているに違いない。

そんな行動も、始めてから4年が過ぎ走行距離は9000kmを越えた。

夜の走行なので、景色は殆んど見えない・・・

その中で、唯一のお友達は、月だった。


月明かりの無い新月・・・

自転車のライト以外に明かりの無い農道は、薄気味が悪い・・・

獣も歩かない”闇”・・・

そこには、得体の知れない”無”を感じる。

なにも起こらない、そして全て闇に包まれてしまう空間は底が見えない・・・

恐ろしい・・・・


それとは正反対の満月。

その明るさは、ライトを消しても景色が分かる。

月明かりで読書なんて、昔話を聞くが、メーターの文字が薄っすらと読めてしまう・・・

満月の夜には、犬に吠えられる・・・

動物達も躍動しているのだ。


このリズムに生命体は何かを感じ取らずには居られない・・・

昔、ある女性アナウンサーが、「満月を見ると彼に逢いたくなってしまう」

と、コメントしていた。

多分、これは男性には理解できない部分なのだろう。

でも、なにか法則がありそうだ。


私は、群馬県のある山奥にひとつの小屋を知っている。

そこは、段々畑の奥にある小屋で、村の共同施設のようだ。

10坪に満たないその建物・・・

私はタイミングが合うと、その小屋に行って月を観る事にしている。

日々の雑踏にもまれ、自然を忘れてしまいそうな自分・・・

でも、ここでゆっくり月を観ていると、そんなことは馬鹿らしく思えてしまう。

のんきにまんまるな”月”は、人の心を和ませてくれる。

これも、月のパワーのひとつなのだろう。


今夜も月が綺麗だ。

それもそのはず、今日は中秋の名月である。
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東洋の治療

2009-09-26 | 最近思う事

昔の人は西洋医学とは異なるユニークな治療方法を知っていた。


例えば目の中がゴリゴリする。

多分目の中にゴミが入ったのだろう。

そんな時は、治療する側の人がされる側の目の中に、舌を挿入する。

目の中に入った舌は、眼球をまさぐり、ゴリゴリの根源を見つける。

それを丁寧な舌使いで排出させるのだ。

世にも奇妙な2人の行動は、変態の域に達しそうである。


ノーマル編では、胸がゼイゼイする時に、ネギと味噌を練り合わせた代物をシップ薬として胸の辺りに塗りこみ湿布する。

そうすると、ネギと味噌の成分が皮膚に浸透し胸の違和感が無くなるのだ。

科学的な物質を使うことなく、日常あるものを使用し、特効薬に設えてしまう。

昔の人の知恵には感心してしまうものだ。


そんな昔の人の言い伝えで、もうひとつ紹介したい案件がある。


それは、こんな風だ。

確か、症状はお腹をこわしている場合、もしくは熱が下がらなかった場合だったと思うのだが・・・

先ず、ネギを一本用意する。

その白い部分を焼くのだ。

程よく、黒コゲになり、香ばしい匂いを発する頃に、火の中からネギを取り出す。

そして患者の・・・・

その・・・

つまりは・・・・

その~


お尻の穴の中に入れるのだ!!


いや~

これはもの凄い治療方法だ。


よく祖母から、最後の治療として、この事を告げられた。

私は、徹底的にその治療から逃げた。

逃げるに逃げた・・・・

そんなことをされる訳には行かない・・・


そんな事をされてしまったら・・・・



・・・・声が出ちゃう・・・・


もう、お婿になんて行けない・・・

昔の人の治療方法は、あまりにも残酷で冷酷だと思った。


とりあえず谷やん、まだ守っています
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文明の利器

2009-09-19 | 最近思う事

あれは友人の結婚式の事である。

大学時代の友人の結婚式に九州まで足を運んだ時の事だ。

私の大学は、ある職業の専門分野を学問とする学科で、その業界の次期社長達、つまりは社長の子息が多く在籍していた。

彼らの多くは卒業するとすぐには家に入らず、都市部の一流処の大手企業に入社し、3~5年修行を積み、その後、実家の家業を継ぐために帰郷するのが一般的なパターンだ。

勿論、田舎に帰れば、すぐに専務という肩書きを背負い家業に精を出すのだが・・・

ここで家業を継ぐ前に、彼らは社長である父親と駆け引きをすることになる。

つまりは家業を継ぐために、社長にひとつの条件を出すのだ。

大抵は高級車・・・

もしくは家屋であったり・・・

我々、なんの伝も無いサラリーマンの息子達は、そんな有様を指をくわえて見ているだけだった。


結婚式で久しぶりに逢ったその彼は、当時トヨタの最高峰である”新車のセルシオ”に乗って来た。

それもフル装備・・・

20代半ばとしては乗れることの出来ない車であり、御曹司と言うよりはドラ息子と言った方が似合っていたような気がする。


当時最先端だった、”カーナビゲーション”や、リアガラスの内側に納まる”カーテン”は電動でスライドし・・・

まぁ、贅を尽くしたフルオプションだった。

我々サラリーマンの息子陣営は、羨望の眼差しで車を眺めていた。

しかし、途中から話題が妬みに変わってきた。

「どうせ、親父に買ってもらったんだろう?」

とか、冗談交じりで冷やかしていた。


その中でひとつだけ、私の頭に余韻を残すコメントをした輩がいた。

「こんなに至れり尽くせりの車じゃ、人間が馬鹿になるな・・・」

この言葉の中に、妬みはあるものの核心をついていると思わざる得なかった。

それは、私も感じることだった。


例えばナビ。

今まで地図から得られる情報を元に自分で最短距離を予想し、考え移動していたものが、ボタンをピッと押すと目的地設定されてしまう。

当時は高級車にしか装備されなかったオートエアコンも、温度を感知し名前のとおり温度設定を自動で行う。
今までのファンの強さやDEF、内気循環や外気導入、なども全てオート・・・

それらを設定すると人間が考える事が必要無くなるのだ。

その事に、私も違和感を感じていた。

人間、如何に楽をするか、楽して儲けるか、又は手が抜けるか、は人間が求めてきた究極の技法や技術である。

これらを開発、発案した先輩方には頭の下がる思いだ。

しかし、これらを使いこなすその下の世代は、確実に頭を使わなくなってきた。


これは、今の世相に繋がってきている気がする。

若者の集中力の無さ、辛抱強さの減退・・・

ニート族の繁茂・・・

まぁ、それは極論としても昔の人の格言のように”一を聞いて十を知る”など、物事を深く考えなくなっていたり、応用が利かなかったりする。


この辺りとリンクしているような気がしてならない・・・

人間の理想の世界、それは人間の頭が退化する訪れなのか・・・

人間の”便利”という欲は決してよい結果をもたらさないのではないか。

そんな風に感じている。
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心此処にあらず

2009-09-12 | 最近思う事

その日、仕事を終えて帰宅したのは22時を過ぎた頃だった。

アパートの鍵を開錠してからは、些か戦争のようだ。

まず寝室に行って、着替えをする・・・

次に食事の支度だ。

まぁ、男の料理なのでざっくりした物が多いのだが、冷えご飯だとチャーハンが定番、後はキャベツを茹でてシーチキンを載せ、めんつゆをかける。

これは意外とシンプルで美味しいし、野菜もいっぱい摂れる。

後は汁物で忙しい時はインスタントのわかめスープなど・・・

これを短時間の内に作る。


その作業工程の時だ。

チャーハンに入れる卵を溶こうと器を用意する。

次に卵を割り、落とす・・・・

しかし、その日はいつもと違っていたのだ。

何故か、シンクの三角コーナーに卵を落としていた。

そして卵の殻を器に入れている・・・

まったく逆の真逆なのだ。


・・・・・やってしまった・・・・


野菜ゴミの隙間を縫って下に落ちていく卵の黄味を見ていると、切なくなってきた。

まぁ、こんなご時勢会社で景気の良い話なんてなく、今月どうやって数字を作ろうか、と考えている矢先の出来事だった。

食材を無駄にしてしまった、懺悔する気持ちと自分を責める気持ちでいっぱいになり、悲しくなってしまった。

・・・・・あぁ~・・・・・

こんな時、独身男の一番寂しい時ではないだろうか。

料理をする時は集中して作らないと・・・

包丁なんか使っている時に考え事してたらもっと危ない・・・

”心此処にあらず”

これは、危険な事なのだ。


もうひとつ、何時かやってしまいそうな危険予知がある。

会社の事務所にある、給湯室のお茶の事だ。

うちの会社はお茶は自分で入れることになっているのだが・・・

考え事をしていると・・・

つい茶筒を開けてそこにお湯を注ごうとしている時がある。

いつも、寸前で気が付き事なきを得ているのだが・・・・

多分、近い将来、やってしまうんだろうなぁ・・・

と思う。

やった時は会社の女の子に、虐められるんだろうなぁ・・・


ぁ~、クワバラ、クワバラ・・・・・
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