別に通信簿の評定を語りたい訳ではない。
甲と乙で分類されるものの中に焼酎がある。
12月といえば忘年会のシーズンだ。
我らが業界でも早速3日に口火を切り毎週の忘年会が企画されている。
なんで年末の忙しい時に、年忘れと称して大勢集まって酒を飲まなければいけないのか、良く解らないが日本の風習ではそのようになっているから仕方が無い・・・
忘年会を企画する側から言えば、3000円前後の料理に飲み放題2000円を追加してしまうコースが楽だ。
ある意味、幹事には好評なこのコース・・・
とんだ落とし穴がある。
2000円の飲み放題はビールであり、焼酎であり、カクテル少々・・・
多くのバリエーションで構成されているメニューは、非常に企業努力を感じる。
しかし、コストダウンの為には、やはり高コストの酒を選択する余地は無い・・・
殆んどの焼酎やカクテルの元となるアルコールは、”焼酎甲類”なのだ。
甲類とは、簡単に言えばエチルアルコールを水で薄めたもの・・・
企業が大量生産することが可能で低コストが魅力だ。
原料は糖蜜、言わば砂糖を精製した後の副産物を蒸留し純度の高いアルコールを精製する。
臭みも無く女性には評判がいいのもこの類だ。
でも、私の体には合わない・・・
これを飲みすぎると大概は潰れる・
先日の忘年会でも何年振りかで・・・
恥ずかしくも・・・・
潰れてしまった

いつもは乙類、麦焼酎が好きで飲んでいる。
相当飲む日もあるが・・・
次の日もスッキリしているし、潰れた事は無い。
乙類とは、簡単に言えば日本酒などの醸造酒を蒸留したもので、その原料となる、芋、麦、米、黒糖、蕎麦などを醗酵させてから蒸留するため、原材料の風味が残る。
これが好みの別れる所ではあるが、その癖も”美味しさ”のひとつだとも思う。
安い”飲み放題”は、飲みすぎてはいけないのだ。
散々苦しんだ挙句、その日は一次会で退散した。
あぁ、あの頭痛は二度と経験したくない・・・・・