Mamononoプロジェクト OFFICIAL

演出日誌:8「出演者紹介その5」

続く役者紹介は、これまた異色の二人組。



松尾美香さんと船阪裕貴さん。物語上で、怪しい絡みのある二人です。
嘘です。
個人的には物語の中ですっごく絡んでる気分なのですが、脚本見ると大して絡んでおりませんでした。すいません。
しかしある意味では「人魚の女の思想代表」と「人間の男の思想代表」という気もしております。意志のはっきりしているキャラクター二人なので、そのあたりの対比を楽しんでいただくのもありかと。

船阪さんはおっきな身体と可愛い笑顔で人懐っこい感じがたまりませんが、役者としてはかなり真面目にセリフのやり取りに重きを置く方、という印象。ご自身の中での順序立てというか、組み立てがきっちりされてます。
今回はちょっとズルかったり、その癖いい人だったりする男を演じて下さってまして、船阪さんのおかげで実に人間味のある人物となっており、漫画っぽい私の作品にリアルな色を付けていただきホクホクしております。
稽古場所や稽古時間をうっかり間違えるのはご愛嬌ってことで。(言わなくて良い暴露)

松尾美香さんは流星揚羽という団体の代表で、作・演出・そして振付などもやられている才媛です。
4年前に芝居屋風雷紡、という団体さんに脚本を書きおろし提供した際に彼女は出演者でご一緒させて頂いたのですが、
「私の作品にほとんどすべての役者さんに登場してもらってるのに美香さんだけなぜか出ていない」
(※オムニバス4本立てだったのです。)
という事態がありまして…とても素敵な女優さんだったので、秘かに狙っていたのでした。
今回ご出演頂けて嬉しい限りです。
面白おかしい(失礼)人魚たちの中で、ピリリとした味付けの役の彼女は、実に爽快であり、刺激的であり、ドエムホイホイであり今回の物語の素敵なスパイスとなっております。
船阪さんの役に対する人魚ならではの仕打ちアプローチも是非お楽しみに!

初日、土曜日昼が残り少なくなってまいりました!
疾走人魚、ご予約はこちらから!
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