Mamononoプロジェクト OFFICIAL

演出日誌:12「祭りの前」

遠足の前日にワクワクして眠れなかったことは人生において一度もないのですが自分の本番の前日にはワクワクして眠れない。そんな早川です。

さて、間もなく明後日には(日付的には明日ですが)劇場入り、来週の水曜日には皆様にお目見えするわけです。
お声を頂いたのが一年ほど前。
役者探しに声掛けが春。
参加役者が決まったのがゴールデンウィーク後初夏。
脚本第一稿を仕上げたのが8月頭顔合わせ前。
書き直しての第二稿が9月。
そして気が付けばもう本番が始まってしまう。
月日の流れは本当に早いですね。

お芝居は常に祭りのようなもので、がむしゃらに物語を背負って祀り上げて観る者やるもの皆を巻き込んで楽しくさせてくれるもの。そして終わり時がちょっとさびしくなるものだと、私は思います。
芝居の師匠だった人の言葉を借りるならば
「ワールドカップやオリンピックは、数年に一度の祭りだからみんなあんなに盛り上がって、はしゃいで、熱狂している。だが、ぼくたちは芝居を打つたびに、最高の祭りを楽しめる」
この言葉は、自分のユニットを旗揚げするときにもらった言葉ですが(ちょうどワールドカップの時でした)今も芝居を打つたびにこの言葉を思い起こします。

祭りは準備期間が楽しいとも言われますが、ところがどっこい、私の祭りは本番中が一番楽しいです!
楽しんで、楽しんで、楽しませる。
最高の祭りをお届けいたします。
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