Mamononoプロジェクト OFFICIAL

演出日誌:7「出演者紹介その4」

出演者紹介もいよいよ後半戦!
今回はこちらのおねいさまお二人。



森谷あずささん(左)と武藤アサ子さん。
今回絡みも少なく、どんな共通点が…?とご本人たちは気にしておりました。
共通点は「女の武器」繋がりです。
お二人の女の武器がスゲーぜ!ってわけではありません。
いや失言でした。あんまり見せてくれないけどきっとスゲーと思います。
今回に於いては『劇中での女としての仕事』を、お二人はプラスもマイナスもひっくるめて演じて頂いております。

演出家の早川自身は今まで「女らしい」とも「女の書く本とは思えない」とも言われてきました。
あ、これはきっと「女らしい早川さんなのに女の書く本とは思えないものを書くねってことか!今気づいた!褒められてるのかそうでないのか判んないけど良い方向に受け取ろう!
まあそれはどうでもよくて。
今回は珍しく女性らしさが出た脚本なのではないかと自負しておりまして。(あくまで自負ですが)
その中の「女部分」代表がこのお二人、というかんじです。
どちらも重要なカギを持ってくださってます。

武藤アサ子さんは実に不思議というか、ミステリアスというか、謎の女優さんです。
なんだろうなあ、割と女優さんは弱さも強さも強がりも、諸々を演出家の前に無意識に晒す方が多いのですが、アサ子さんはその辺をまるで見せないタイプなんです。
多分根がさっぱりしていて男っぽいのかもしれません。
注文を出すと
「あ、はい。わかりましたー」
と言って、ちょっとの間でそれを出してくる。
すげえ。実にソツがなくて器用な方です。
今回、女の武器をどのように使い、どのような結果を招くのか。お楽しみいただきたいところです。

森谷あずささんとは5年以上のお付き合いなのですが、演出をするのは初めて。いつも元気でパワーを貰えます。私より年上なのですが印象はとにかく可愛い。ちっちゃい体で舞台を支配するエネルギーは実に女優としても魅力的です。

今回は可愛さと面倒くささ、単純さと複雑さを綯交ぜにした、実に女らしい女性を演じていただきます。
本人は常に痛々しいだとか、プレッシャーだプレッシャーだとかぶつくさ言ってますが、舞台を楽しんでくれさえすれば演出的には好き放題やってくれて構わない、という気持ちです。
そして早川の作演出作品への出演を数年前から熱望してくださっていたという奇矯な方でもあります。
なんとも嬉しい限りです。期待に応えられるよう最後まで芝居をあがいて磨きまくって良いものを一緒に作りたいですね。

写真もいいけど、動いてる方が数段魅力的な女優さんたちを観に、是非劇場へ足をお運びくださいませ!
ご予約はこちらから!
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