Mamononoプロジェクト OFFICIAL

タヌキ、アライグマ、ハクビシン出没の街

私の住んでいる街は下町です。ですから、我が家からはスカイツリーが見事に見えます。本来、「街」と使って良いのは都会が相応しいと思うのですが、この漢字が好きなのとスカイツリーが近くに出来たのとで、敢えて堂々と「街」と言わせて下さい。
家がところ狭しと建ち並び、家の数だけ人も住む下町、そんな我が街に、ここ数年、タヌキやアライグマ、ハクビシンが出没します。友人に話すと、どんな所に住んでるの!?と驚かれてしまいます。


私が初めて“奴ら”と遭遇したのは、ある芝居の稽古の帰りでした。
どうも気配がするので辺りを見回してみると、青い無花果の実がなった木に何かがへばりついています。初めは狐か何かと思っていたのですが(それも凄いけど…)、あれが噂のハクビシン!?と思い込み、暫く観察してました。
なんとも可愛らしい(*^^*)……そんなホンワカした状態で、道行く男性に「ハクビシンが居るんです」と言ってみたらヤバイ人だと思われ、そそくさと去られてしまいました。
そんな男性の態度に我に帰った私は、旦那に電話。すぐさま旦那が駆け付けてくれたのですが、動物好きの旦那と私は、何する事もせずに今度は2人でホンワカし、家に帰ってしまったのです。
暫くホンワカしたあと、ハクビシンが凶暴だという事を思いだし、一応、警察に連絡しました。「ハイ、こちら110番です!事故ですか?事件ですか?」と聞かれ「ハクビシンがぁ…」と頭の悪そうなしゃべり方の私…。何せ、事故でも事件でも無いので、こんな事は警察に電話しちゃって良かったのかしら?とか思っちゃったものですから、咄嗟にキャラ作ってしまったようです( ̄∇ ̄*)ゞ
が、電話を受けた警察の方はバカにする様子もなく対応し、現場に駆けつけると約束してくれました。

それから数日が過ぎたある日、以前は藁葺き屋根だった古民家の脇の駐車場の端っこを、先日見たハクビシン(しかも2匹)が仲良く一列になって横切る姿に遭遇しました。
あまりの可愛さにジッと見つめホンワカしている私に気付いた奴らは、一瞬足を止め2匹でこちらに振り向いてくれました(*≧∀≦*)暫く見つめあったのち、何事もなかったかのように2匹のハクビシンは再び古民家の方に歩きだし、そのまま去っていきました。

先月末の深夜、ちょっと大きな地震があったのを覚えてますか?
その地震の後、何やら猫が喧嘩している声がして……我が家の猫かと8匹の猫を確認したところ、みんなスヤスヤ夢の中。ぬっ?と思っていると、どうやら外から聞こえるらしい!3階の私の部屋の窓から外を見ると、あらまっ、電線を渡る2つの影!?
非常用に用意していた懐中電灯で照らして見ると、TVで見たハクビシンそのものがいるではないですか!急いで寝ている旦那を起こし確認してもらうと、以前出会ったハクビシンとは明らかに違うよねという話になりました。

今回のハクビシン達は、暫く遊んだ後去ってしまったので警察には連絡しなかったのですが…。次の日、近所の友人に話すと、ハクビシンは木の実を食べに友人宅にも来るらしいと聞きました。更にこの辺りにはアライグマも出るらしいというのです。──つまり、以前見たハクビシンと思っていたのは実はアライグマで、昨夜見たのが本当のハクビシンだという結論に至ったわけでした。


さて、もう一種類のタヌキ…には未だ遭遇してません。一体、下町に住むタヌキはどんなもんか…出会うのが楽しみです(*^^*)
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