癒しの水辺

ガサガサや釣り、淡水魚飼育のあれこれ。
趣味の車いじりや魚屋の手伝い等の日常も綴ります。

雨上がりの深夜練

2019-06-12 03:41:51 | 釣り(淡水)
夜勤が終わり、外に出ると雨が結構な勢いで降っていた。

チッ!

思わず舌打ちしてしまう。

仕事前に見た天気予報では、仕事後には雨は止み、曇りになっていたのだ。

梅雨入り間近の天気予報はアテにならん!

腹の中で毒づいて、雨の中、車まで走る。

仕方ない、大人しく帰るか・・・

車にはタックル一式が乗せてあった。

言うまでもないが、最近絶好調のナマズ用である。

今日は出番なしだな。

雨の中、車を自宅に向け走らせる。

半分程走った頃だろうか?

あれほど降っていた雨が弱くなり、霧雨になっている。

信号待ちで停車した時に、夜空を見上げると、雲が切れ、星が瞬いているのが見える。

方向的に、雲の切れ間の下あたりに水路があるはずだ。

信号が変わるのと時を同じくして、車の進路を変えた。


深夜2時、いつもはこの出だしで始まるのだが、今日は2時になるには後10分程待たねばならない。

田んぼの間を走る道に車を停め、私は外に出る。

周囲に街灯は無く、真っ暗だ。

蛙達の大合唱の中、タックルを取り出し準備をする。

今日の相棒には



ポンパドールを選んだ。

水路に向かい足を進める。

水路に近付くに従い、水音が大きくなる。

田んぼからの水が、あちらこちらから水路に流れ込んでいる。

さすがにあの雨の後ではキツいか?

そう思いながらも、まずは下流に向かってポンパドールをキャストする。

着水して巻き始めると同時に竿にルアーの抵抗が伝わる。

流れが強すぎてルアーが暴れ過ぎてしまう。

これではと、ルアーを回収して、今度は上流へ。

着水と同時にぐんぐんこちらに近付いてくるルアーにリールを巻くスピードが追い付かない。

苦笑しながらルアーを回収。

やはり本降り直後では無理だったようだ。

河川は無理だとわかっていたのだが、普段あまり流れの無い水路なら行けるんじゃないかと思ったのだが・・・

雨上がりの冷たい風が吹き出した。

ブルッと体を震わせ、車に戻る。

なに、シーズンはまだまだ続く、条件の良い時にまた来れば良い。

雨が降るのならデイナマにしても良いし、やり方はいくらでもあるのだ。

次の機会に期待しよう。