占いの研究を通して、運勢の良い考え方・生き方を紹介します。

鑑定歴30年の「天使の占い」・遠山球希が、占いや相談を通して感じたこと、また運勢の良い考え方・生き方などを綴っています。

宮沢賢治鍋を食べて!

2007年11月20日 | Weblog
・・・赤ちゃんの命名・改名、相性占い、姓名判断は
メール鑑定・天使の占いの遠山玉希が見たまま、
感じたままをお届けします。・・・

急に冬型の気候になってきた。
こんな時は鍋に限る。

そこで鍋のお出ましである。
我が家ではもう既に何度か鍋をやっているが、
とり野菜鍋と、豚と白菜鍋が好評である。

たまにはちょっと違った鍋も良いかも?
と思ってとってもシンプルな鍋にしてみた。
それが「宮沢賢治鍋」である。

最近、「天才の食卓」という本を読んだ中に
宮沢賢治が作った鍋が出ていた。
それで早速食べてみることにしたのである。

宮沢賢治鍋は現代においては、
え~!と言うくらいにシンプル鍋である。
超簡単な鍋である。

現在ではシャケは日常茶飯事に出てくるが、
宮沢賢治の時代では、シャケが非常に贅沢で
ご馳走だったのでしょう!

刻んだ白菜に塩鮭を入れただけの鍋である。
昔の塩鮭は塩分がかなり多かったので
それに何も加えなくても良かったのでしょう!
しかし現代は、甘塩になっているので
我が家では少しだけ味塩こしょうを加えた。

シンプルだけど意外と美味しいのである。
子供達には非常に好評であった。

遠い昔、宮沢賢治が作って食べたのかと
思いをはせると、ごく普通のありふれた鍋が、
特上の鍋になるから不思議である。

今では決して豪華な鍋とは言えないのに、
いや材料だけを見れば、物足りなさ感じる
この鍋が、何故か特別のようか気がするから
どこか不思議である。

みんなで宮沢賢治の雨にも負けずの
フレーズを読みながら、鍋をつついた。

人柄が偲ばれるようで、とても
味わい深さを感じた。
決して豪華ではないが、どこか素朴で
暖かさ感じさせてくれるこの鍋は
宮沢賢治そのもののような気がした。

銀河鉄道に乗ったような気分になりながら
食卓に話の花が咲いた。

宮沢賢治さん、ありがとう!

赤ちゃんの命名・改名・相性占いは「天使の占い!」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする