Mamachenの夏休み。私の夏休み。

《カブトムシ》
我が家は４～５年前からカブトムシを育てています。
最初は、山で見つけた１ペアからスタートしました。
少しずつ掛け合わせを変えるため、お友達と交換したり、ペットショップで買ったりして、ドンドン家族を増やしてきました。
今年も20匹ぐらい成虫になりました。

夏休みになってすぐ、玄関の前にカブトムシが一匹ひっくり返っていました。
「ん？我が家のカブちゃんが脱走したのかなぁ？」と見て見ると、羽の無いオスでした。
随分弱っていたし、後ろ足も変形していて、前に進むのも大変な様子です。
そんなに長い命だとは思えないし、他のカブトムシとは一緒に飼えないので、息子たちにも「自然の命だから…」と話して、見捨てようとしました。
しかし息子たちは気にするし、どうしてもほっておけない気になってきて、小さなバケツに腐葉土とゼリーを入れて命が終わる日まで飼う事にしました。
明日の朝は無いだろう…と思っていたカブトムシは、ゼリーをいっぱい食べて、バケツの中をガタガタと動きまわり、昨日の夜まで飼う事が出来ました。
朝は、とても元気で蓋の代わりに使っていた網を伝って、脱走していたのに…
１匹だけ分けて飼っていたので、動かなくなった姿を見つけた時はガッカリしました。
１号も空になったバケツを見て「ダメだったんぢゃね…」と悲しそうにしていました。
あのカブトムシは、生まれて少しでも幸せだと思ってくれたでしょうか？　　　　ＭＡＹＵ