こころのロウソク

36歳&40歳&42歳で授かった3人の子と、母としてのけいこの成長記録

自分と夫が向き合うべき課題を子どもに転嫁しない。

2013-11-07 11:08:49 | 親の『傷ついた内なる子ども』と育児

私の母は、父(つまり自分の夫)と向き合うことを避けて、私に愚痴をこぼす人でした。「だって、お父さん怖いんだもの。」が理由。

確かに私の父もコミュニケーションに長けている方ではなかったから、母だけを責める気はないのです。ただ、これは娘としての私にとっては、とても精神的に負担だったので、自分の娘には同じ体験を受け継ぎたくないと日頃から思っています。

そう思っているからといって、それが出来てるかどうかは、なかなか客観視するのが難しいのですが、たとえば夫に言いたいことがあるけれども何かしらの理由で言えないために、感情が落ち着かずイライラしているのを娘に八つ当たりするのは、それはやっぱりNGだと思うのです。

自分の率直な気持ちを相手(この場合は夫)に伝えたら、相手を不快にさせそうだし、自分も完璧なわけでないし、頑張ってくれてるのはわかるし・・・と、あれこれ考えすぎて、なかなか私が私自身の率直な気持ちを掬いあげることが出来ないでいました。ですが今朝、まさに私が夫と向き合うことを避けてるために生じている葛藤ゆえのイライラを、ダラダラと娘に垂れ流している!と感じることがあって、これは今すぐに軌道修正しなくてはならないと感じて、夫にメールを書いたりしていました。

自分に誠実である勇気を持つこと。自分の率直な気持ちを伝えること。かつ、相手を思いやること。相手を尊重すること。自分の正当性を通すために相手を責めるのではなく、お互いが満たされる地点に向けて辛抱強く進むこと。

私にとってはすごく難しいことですが、それでも娘のために頑張ろうと思いました。それに、私の夫への気持ちは、その土台は愛情と感謝と敬意であって、そこは揺らがないから、きっと大丈夫。

うーん、でもどうなのかなぁ。「私は母のようにならない」という思いがあると、返って足をすくわれるのかな・・・。アルコール依存症の家庭に育って子どもが「私は親のようにはならない」と誓って、結局は親の鏡写しになるだけで何も変わらないという話を綴った、ずばり『私は親のようにならない』という本があるのですよね。

私が、「私は母のようにならない」って思っていると、つまりはそういうことになっちゃうのかなぁ。。。。


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