開発覚え書き

ソフトウェアシステムの開発に関わるさまざまなことの覚え書き

Vine LinuxへのPostgreSQLインストールと設定の覚え

2005-04-27 15:29:42 | Weblog
Vine Linux 3.1に PostgreSQL 7.4.7 をインストール・設定。

(1) インストール
簡単に

# apt-get install postgresql-server

で。
postgres というユーザが作成される。
/var/lib/pgsql がPostgreSQLのディレクトリに、
/var/lib/pgsql/data がデータディレクトリになる。

WEB+DB PRESS Vol.24 の記事を参考にして、
(この記事ではソースから構築しているので
相違点が多いので注意)

/etc/profile.d に

POSTGRES_HOME=/var/lib/pgsql
PGDATA=$POSTGRES_HOME/data

という2つの環境変数を設定するスクリプトファイルを作成。
ルートで

# /etc/init.d/postgresql start

で最初の起動。
最初の起動時にデータベースの初期化が行われる。
WEB+DB PRESSに書かれている initdb コマンドを
こちらで明示的に実行する必要はなく、initスクリプトの
startの中で最初に一回データベースの初期化が行われる。

# chkconfig --level 2345 postgresql on

とし、再起動。


(2) ユーザ設定など

$ su - postgres

でpostgresユーザになり、

$ createuser ユーザ名

でPostgreSQLにアクセスできるユーザを作る。
その際、「データベース作成権限」と「ユーザ追加権限」
の有無を指定する。
ユーザ名はLinuxアカウントと同じにしておく。

(3) データベース作成

「データベース作成権限」のあるユーザで、

$ createdb データベース名

とする。

(4) データベースのマニュアル操作

psql というコマンドで行う。

$ psql データベース名

でPostgreSQLに入り、SQLコマンドを使って操作する。
なお psql 中では、
¥?
でPostgreSQL特有の制御コマンドのヘルプ、
¥h
でSQL文のヘルプが表示される。
(¥は半角バックスラッシュまたは円記号に読み替え)

(5) データベースの一覧

$ psql -l