我が家では、久しぶりに「ひな人形」を飾りました。
お内裏様の左右はどちらだったかなあ・・・
お内裏様のモデルはどなた様でおわしますや・・などなど知らずにいました。
少し調べてみましたが、時代により地域により諸説ふんぷんでした。
歴史的には中国から伝わった流しびなが源流のようですが、ひな人形をお内裏様として飾るのは当然天皇制になってからですね。
一つの説はお内裏様のモデルは応神天皇と神功皇后であるという説です。
応神天皇は15代天皇で産まれた時に天から仏教の根本義である八正道を意味する八本の幡が降下したという伝承から八幡大菩薩の名が生じたた軍神天皇です。
神功皇后はその母親です。応神天皇を孕みながら朝鮮半島へ出征したという女傑です。
従って、お内裏様は親子であり、神功皇后が正位置の左に位置し、応神天皇は右側です。この位置は天皇側から見てです。
左右については、天皇側から見るのと、向って見るのとでは逆になりますので、ここから左右の位置の混乱生じているように思います。
結論はそれぞれ思い思いに飾ればいいのでは・・ということだそうです。