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令和エンカウンター日記

日々の出会い、気付きを気まぐれに・・・

植物が賢いと思う理由 「椿」

2025年02月28日 | 日記
 椿は冬に花を咲かせます。

 なぜ春や秋ではなく、冬に咲くのか疑問でした。
  
 情報によると、春や秋は花を咲かる草木が多すぎて、地味な椿には、虫や鳥が寄り付かないそうです。

 冬は虫が少ないが鳥は飛び交っています。

 椿の花の蜜は筒状に並んだ雄しべの奥の方に有りますから、鳥が蜜を吸うときには、その雄しべの筒に嘴を突っ込みます。

 嘴の廻りに花粉が付き、他の花に運ばれる仕組みです。

 江戸時代には、椿の花は不吉だと、武士は避けていたようですが・・・

 椿の花は散らずに、花全体がポトリと落ちるので、首を切られた様子に似ているからだそうです。

 これも、椿なりの理由があります。
 
 椿の花弁は一枚ずつ分かれていないで、全部か碁部で繋がっています。したがって一枚ずつ飛び散らない仕組みです。

 一つには、鳥が蜜を吸う時、下方の花弁につかまり、静止出来るようにするためです。

 もう一つは、落ちた花弁を自分の肥料にするためです。

 いわゆる、自給自足の自立した生活をしている木です。もちろん鳥も蜜を吸うお礼に糞をしていきますので、ギブアンドテイクの関係です。

 ですから、椿は痩せた荒地でもたくましく生きています。不吉ではありません!椿三十郎もいます。 (個人の感想です) 






 

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