翌日17日は6時起床。
仙台から南三陸へ向かいました。
途中、大惨事となった大川小学校へ訪れました。
あまりにも悲惨すぎて言葉を失いました。
4人しか助からなかった場所。逃げ場のない立地でした。
南三陸へ向かうまで、孤立した集落がたくさんありました。
その一つの集落にたった一軒一人残って暮らしている方の自宅お風呂。
山を抜け、南三陸へ。昨年来たときと何も変わってないように感じました。
昨年も訪れた防災センター。
南三陸の仮設住宅で書かせていただく機会を設けてもらいました。
高台にある仮設住宅からの景色とカメラマンさん。
仮設住宅では印象に残る一つの出来事がありました。
「夢も希望もないから書いてもらう言葉はない」と言っていた80代のおばあさまが、
私の他の方へのいろんなやりとりをみた後、
「私も夢って書いて。夢なんてないんだけどね」
と、ほんの少し心を開いてくださり、
最後に夢を語ってくださいました。
高台に自宅を建てて住みたいと。
別れ際に見せてくださった笑顔は涙が出そうなくらい嬉しかったです。
他にもいろいろな出来事はありましたが
一路石巻へ。
日曜日だからか人気のない商店街近辺。
夜は石巻の消防士の方達との懇親会があり、震災が起きた日に何が起こっていたか
いろんなお話を聞かせてくださいました。
信じられないようなお話ばかりで、その方達のお話が一番心に響いています。
震災後9日ぶりにおばあちゃんとお孫さんを助けた消防士さんもいて
生きるのも助けるのも諦めたらそこで終わり。と話していました。
あと印象に残っているのは消防士さんたちの優しさと笑顔です。
なんでこんなに…と思うほど心配りも素晴らしく、
真の強さを感じました。
ということで集合写真↓
→つづく