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KALEIDOSCOPE - Back in Japan!!

マキコです。
中国・深センでの3年弱の生活を経て、日本に戻ってきました。
私と家族の日々のツレヅレを記録しています。

中国民俗文化村へ行って来た

2012年01月06日 23時00分49秒 | 日記
ここ深圳で、ほぼ唯一(?)の観光の目玉となっているとの噂の『中国民俗文化村』に行って来ました。

ここは、中国にあまたある少数民族の暮らしぶりや芸能などを紹介するテーマパークで、我が家からは車で20分くらいの場所にあります。
お友達からも「丸一日たっぷり遊べるよ~」と聞いていたので、とても楽しみに出かけて行きました。
写真がたくさんありすぎて…詳しい説明がつけられなかったらごめんなさい

入口には花が一杯。
でも当日は雨上がりの寒い日だったせいもあるのか(まぁ、平日だったしね…)、ガラガラ。




入ってからは、まずはぶらぶら。
「印象中国劇場」と名付けられているこのステージは、天安門広場を模している模様。


その後、入場して最初のショーが開催されるはずの
「チベット族の民家」
を目指していたところ、
迷って
「三大石窟(河南・竜門石窟、山西・雲岡石窟、四川・楽山大仏…どれがどれやらは不明(-_-;))」や
「甘粛・莫高窟』付近に出てしまった様子。







その後、遠くからショーをやっているような音が聞こえて、慌てて駆けつけてみました。

これはどのショーだったのか、パンフレットを見てもいまだに良くわからないw

このショーが終わってパンフレットをざっと見てみたらわかったのですが、
ここは10時開園で、10時半からスタートして、園内各地に散らばっている各民族のショーを順番に見て回れるようにプログラムが組んであるようだったのです。
なので、この次にショーを開催することになっているタイ族の民家を目指して移動することにしました。

途中、「石碑坊群」をくぐり、


タイ族の民家の横を流れる「風情河」を眺め、


その河にかかる橋や、川向うの塔を眺めました。




そして、タイ族のショーを堪能。



ショーが終わったところで、お腹が空いてきました。
タイ族の民家の横にあったフードコート風のお店に入りました。

メニューはこんな感じ。


特に「どこか特定の地方のお料理」というワケではなさそうでした。

私たちは、餃子と

(揚げ餃子は珍しい!)

酢豚を注文。


この餃子、結構美味しくて、カイが大喜び。


私はビールに大喜びw


ちなみに、このビールを飲むために渡されたカップが、中国の「白酒」のワンカップの空きカップでした。
ということは、ここでワンカップで白酒を飲む人がいるのね…(^_^;)
まぁ、飲んでみたい気持ちもわかるけど…

お昼を食べた後は、横で写真サービス用にいたクジャクとパチリ


少し歩くと、鯉に餌付けのできる場所がありました。
わ~!鯉がホントにたくさん!!!


…と思ったら、池の手前側に鯉を寄せてあった、という…(-_-;)

(大きすぎる鯉や、小さすぎる鯉は免除された模様で、向こう側で悠々泳いでました。)

さらに先へ歩くと、なぜか良くわからない所で羊が一匹、繋がれて座り込んでいました…

君はナゼここに!?

こちらはイ族の家。






そして、こちらはトーロン族の籐作りの吊り橋。


さらにぐるりと回った先には、苗(ミャオ)族の民家があります。


ここでは、ショーで結婚の申し込みの様子と思しきダンスを演じていました。




民家の向かい側は、苗族の小学校を復元した建物が。



教科書や筆箱、そしてそろばんは、昔本当に誰かが使っていたもののようでした。

苗族の先は、モーソー人の民家です。
ここでも結婚の申し込みを再現したダンスを踊ってくれました。



最後には観客もダンスの輪に加わりました。
もちろんカイも!


そしてこの後は、昼間のショーでは目玉だと聞いていた、騎馬戦を見に。
この騎馬戦とは、『金龍王朝』というショーで、数十頭もの馬に乗った騎士たちが、昔の馬を用いた戦争の様子を再現するというものです。

馬場(?)はこちら。


そして、ショーが始まりました。


すごい勢い!

歩兵たちのパフォーマンスもあり。


アクロバティックな乗馬をする人あり。


火をまたいだり、火のついたたいまつを切り落としたり。





すぐそばを馬が駆け抜け、戦場さながらの音声が流れるのに合わせて剣を戦わせる騎士たちの演技は大迫力でした!!

さて、騎馬戦の会場を出てぶらぶらしていたら、トゥチャ族の水上市街に出ました。


なにやら歓迎のダンスをしてくれている模様でした。


こんなお店も。

そうかと思えば、お店の合間を白鳥なのかアヒルなのかがウロウロ。


さらにその先にはクジャク谷と名付けられた場所がありました。


白いクジャクもいてびっくり!


…このクジャクたち、どことなく顔つきが銀に似ていて、とってもおかしかった^m^

後ろに見えるのはジンプオ族の民家。


そして、こちらはハニ族の民家の内部。




ここを通りすぎてから時計を見たら、ちょうど週末限定の『水上の大プレー』なる演目が始まる時間だったので、急いで川方面へ向かいました。
(ちなみに、中国では金曜(の夕方)から週末、という認識が強いらしく、この演目も金・土・日限定の上演だったのです。)
どうやらこれは各民族がその民族らしい船に乗って舞い踊りつつ行き来する、というものだったようです。







この一番下の船には、鵜飼いも一緒に乗っている模様。
なかなか面白い水上パレードでした。

パレードが終わって移動すると、川べりに馬がいました。

「広西矮馬」と書かれていました。

こちらも先ほどのクジャク同様、お金を払えば乗って写真が撮れるとのこと。
早速パチリ


その後、ずっと外にいたために体も冷え切ってしまったので、お茶屋さんに入りました。
入口では「茶叶蛋(茶煮卵)」がぐつぐつ煮えていました。


早速席について、ジャスミン茶と茶叶蛋を注文しました。



ジャスミン茶は香りも高く、体が芯まで温まりました。
そして、卵も絶品!!!!!
あの卵を食べるためだけにもう一度行きたいくらい!

さらに、このお茶屋さんは「深圳茘枝茶」なるものも置いていました。

これは私も初耳!
早速試飲させてもらったところ、ほんのり甘い紅茶でした。
なんでも、ライチの花粉と果実を使って甘みを付けているのだそうで、ここ深圳のオリジナルなんだそう。

ひとしきりお茶もいただいて体も温まったので、再び外へ出ました。
すると、外には綿菓子の屋台が。

形も日本のまーるいものとは違って、円筒状とでも言うのか…

そして…

大きい!!!!!!!

隣では飴菓子も売っていました。

これ、良く町中でも売ってるんですよねぇ。
サンザシの飴掛け…のような気がします。
(正確にはわからない(^_^;))
この屋台では、イチゴの飴掛けも置いていました。

広場にはロバの引く馬車…もとい、驢馬車も。


この先はお店が連なっています。
飴細工のお店。


こちらも飴のお店。

奥でおじさんが引っ張っているのも飴です。

壁には京劇のお面が。


京劇のミニ舞台も上演していました。


この園、夜のショーが最大の見物らしく、夕方以降に団体客が大型バスに乗って続々やってきました。
日本人の団体客もいました。
午前中の閑散ぶりに比べると突然人が増えたので、こちらもビックリ

この夜のショーにもとっても魅かれましたが、我が家では2ワンが首を長くして待っているはず…と思い、夕方には園を後にしました。

それにしても、民俗村、とーーーっても面白かったです!
隣接している『錦繍中華』側にはほとんど行けなかったのが心残りです。
そして、各民族に関しても、私たちは何の予備知識もなく行ってしまったので、見てもただただ「へぇ~」と感心するだけで終わってしまったのですが、
次回行くチャンスがあったら、是非どういう地域にどんな民族がいて、
その気候や風土がどんな影響を与えているのかを調べてから見てみたいと思いました。




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