いよいよ年末

気が付けばクリスマスもあっという間に過ぎ、
暦の上では年末年始の時期になりました…

ここ中国では、クリスマスの飾りつけもそのままに、お正月の飾りつけも始まっています。

（いつものジャスコ）

とはいえ、当地中国は暦の上でのお正月はあまりお祝いはしないのだそうで、
やはり何と言ってもお祝いすべきは旧正月。
今回は1月末に旧正月がやってきます。

そのせいもあるのかどうか、我が家は全く年末年始ムードではありません
しかも、当地の割には寒いとは言え、あんまり寒くないし、
日本のテレビも見てはいるとは言え、画像が粗すぎてピンと来ないせいであまり見ていないし、
Kちゃんの仕事も31日までびっちりあって、お休みは三が日だけだし…

それでも、一応年賀状も作成し、昨日香港まで投函に行って来ました。
（中国から投函すると、普通郵便はすごーーーく時間がかかって、時には2か月近くかかることもあると聞いたのでそれなのに、投函しそびれていたものを今朝発見して、大ショック）

そして、颯と銀にも綺麗さっぱりと新年を迎えてもらおうと、今朝シャンプーをしました
日向でぽかぽかと濡れた体を乾かす颯。

…ちょっとムッチリしてきたという疑惑があります
あまりランに行けてないせいか、寄る年波のせいかは不明です…


「余計なお世話だよ～」

そして、カメラを向けられてブルーな銀。（失礼！元々ブルーでした）

「え、えと…」


「ヤだなぁ…なんで写真撮るんだろ。」

私のブログの年内の投稿も、今日が最後かしら。
今年一年間は、本当に色々なことのあった、激動の一年でした。
今でも会いたい、日本の親戚やお友達、
そして当地で新しく出会ったお友達も、
皆皆さま、良いお年をお迎えくださいませ。
そして、来年も、それ以降も、よろしくね～

我が家のクリスマス恒例の…

蟹です！


そう。クリスマスイブの24日、我が家は近くの日本料理屋さんに恒例の「蟹」を食べに行きました。
というのも、この前々日の22日はカイの12歳の誕生日だったのです。
カイはことのほか蟹が好きで、去年までは毎年、クリスマスも兼ねて、
私の両親や弟夫婦なども招いて、
蟹も、ローストチキンも、クリスマスケーキも、シャンパンもすべて頂く、というパーティを開催していたのですが…
今年はさすがにそのために呼びよせるワケにも行かず、
さりとて3人でそのフルコースはとても食べ切れない、ということで、
蟹に専心することになりました。

あ、とは言え、蟹のみでは味のバリエーションとしてもなんなので、
ちゃんこ鍋も食べました。

全然、ぜんっぜんクリスマスっぽくない夜でしたが、カイには満足してもらえたようで、良かったです。

ちなみに、クリスマスケーキも一応、調達しました。

この辺りでは美味しいケーキを売っているお店が本当に少なくて…
今回のこのケーキは、近所に新しくオープンした、パティシエが日本人女性というお店のもの。
すると、イブの日にはこのお店の箱を持った人ばかり目撃する、という事態に…

今回の我が家のケーキは、お友達がお店に提案して、色々なケーキを一度に食べられるように、そして、本当はツリー型になるようにお願いしたものだったけれど…
ツリー型にはあんまりなってないかな？
でも、シュークリームもチョコレートケーキもチーズケーキも食べられてシアワセでした

とか言いつつ、我が家でこのケーキを食べるのはほとんど私だけ。
甘いものと生クリームが苦手な我が家の男子は見向きもしませんでした…

それでも、カイには無理言って、チーズケーキだけでも協力して少し食べてもらいました。
美味しかったけど、ホントに一緒に食べてもらえないなら、来年からはケーキ、いらないかな…
もう。寂しいなぁ。

中洋折衷

先日、この冬休みの間に日本に本帰国してしまうお友達の送別会がありました。
場所は四川料理のお店。

これまでに見たことがないほど、超ド級にチャイニーズなお店。


おおお～！と思わず感動してしまいましたが、細部は良く見ると若干ちゃっちい感じではありました…
そして、ここにさらに思いがけないものを発見。

…サンタさん
赤い柱が見事に保護色になり、一瞬わかりませんでした。
中国ではこんな感じで、わりとのべつまくなしにクリスマスの飾りつけがされています。
一昔前の日本みたいに、季節のイベントなんだよね、きっと。
（ま、日本だって今もそうか。）
こういうのを見ると、外から見れば日本のクリスマスも滑稽なんだろうなぁって思ってしまいます…
こういうのを他山の石とせねばね…

まぁ、それはさておき。
このお店は結構大規模なチェーン店らしく、お友達曰く、
別の店舗では夜などには四川の伝統的な演劇「川劇」が上演され、
世間で「変顔」などと呼ばれる、お面が瞬時に変わるものを観ることができるのだそう。
（ご参考までに：『川劇』（Wikipediaより））

そして、この日いただいたお料理も絶品！！！
　　　　　　
四川料理は辛いものがほとんどだし、中華はそもそも大人数いないといろんな種類が食べられないから、家族では来づらいのよね～。
なので、こういう機会に食べられるととても嬉しい！

皆で美味しいお料理を頂きながら、別れを惜しみ、とても楽しい会となりました。
本帰国者を送り出すのは、私はこれが初めてでした。
考えてみれば、ここで出会う人のほとんどは、いつかはこうして必ず別れる相手なのであり、
かく言う私もいつかは日本に帰ってしまう身。

日本とは大きく環境の異なる異国での激動の日々を共に過ごしながらも、
その後に皆で会うのは難しくなる、というのは寂しいものよねぇ。
子供達は二十歳の時には日本で集合しよう、などとも話しているようですが、
それがうまく実現するといいネ。

笑うしかない

我が家は、結婚してから毎年一度、写真館で写真を撮ることにしています。
（一年だけ撮りそびれた年がありましたが。）

中国人は写真が大好きで、あらゆる場所でバシバシ撮影しているし、
結婚の際の記念写真のキアイの入りようは半端ではないので、こちらで撮影する写真を楽しみにしていました。

まずは近所のめぼしい雰囲気の写真館をチェック。
…すると、大抵の写真館は、夫婦が上半身裸で見つめあってるとか、
公園ではしゃぎまわっているとか、
ハグしまくってたりとかするようなこっぱずかしいような写真ばかりで、
しかも、たーーーくさん撮影してアルバム一冊を作り上げるようなところばかり。
当然、アルバムまで作るとなるとやはり費用も結構なもの。

まぁ、そう言うのも一度くらいは楽しいような気もしますが、とりあえず今年はその必要なないなぁ、と少々困ってしまいました。
我が家としては、誰に見せてもこちらが恥ずかしくないような、
家族写真、そして子供＋ワンコ写真が1枚ずつ撮影できれば良いのです。

そこでふと、町にたくさんある小さい写真屋さんでも家族写真なら撮影できるのでは？
と聞きに行ってみました。
すると、あっさりOK

実は以前ビザの申請の際にこういう町中の小さな写真屋さんで撮影をしてもらったのですが、
その修正技術のスゴさに驚いたことがあったのです。
写真屋さん側は特に修正を頼まれているワケでもないのに、
乱れた髪は消去し、体のゆがみは修正し、ほくろやシミは消し、顔色を修正してくれて、出来上がった写真はそれはそれは美しく（本人比）、保存しておきたくなるほどだったのです。

そんな経緯もあったので、むしろこういうトコロで真面目な顔をして撮影だけお願いして、
うまい具合に修正してもらえれば儲けものでは？と思ったのです。
当然、費用も段違いに安価。

そんなワケで、期待に胸を膨らませて撮影に挑みました。

写真屋さんは、奥の撮影ブース（？）に私たちをすわらせ、気楽な雰囲気でぱちぱちと数枚撮影。

「うん、OK！」
みたいなノリで撮影はあっという間に終了。
そしてその場でPCで今撮影したデータをチェックしました。

…えーと、背景もヒドいし、なんだか全体的に色々いまいちなんだけど、それはこれから修正してくれるんだよね？
と期待し、翌日チェックしに来るから！と約束してお店を出ました。

そして翌日。
「出来上がってる？」
と店を尋ねると、
「バッチリ」
と満面の笑み。

で、画像を見せてもらうと…

え。
昨日撮影したデータを、私たちの部分だけをくりぬいて、まるで空中に浮遊しているかのような不自然な写真。
これを見て写真屋さん、
「背景は白が良かったよね。だから何も色は付けてないよ」
と自信満々。

いやいやいや。
これヘンだから！
白がいいとは確かに言ったけど、それはPCの文書作成の背景のようなマッチロではなくて、乳白色とか、ちょっと模様があるとか、そういう意味だから！！！！

それを、拙い私の中国語で必死に伝えました。
すると、
「えー、白って言ったじゃん。色つきの背景がいいの？じゃあ黄色とかは？」
とべた塗りの黄色に背景を変更。

いやいやいや、だからそーじゃなくて。
これまた必死に、例えばなんかちょっと模様があって、色付きの背景がいいんだけど、とアピールしました。
一つだけ雲模様の背景がありましたが、これは水色で、私の好みに合わず。

「他にはない」
という写真屋さんに、お店の中の色々なサンプル写真を見せて、
「うーん、ほらこんな感じとか、こんな感じとか」
と説明しても、今一つ話が通じず。

その中で、比較的背景にしたら良さそうな模様の台紙の入っている写真立てがありました。
「ほら、こんな感じとか！」
というと、写真屋さん、その背景をおもむろにスキャンし始めました。

まぁ、ね…
それでもできるけどね。
なんかちょっと不安だわ。

そしてそのスキャンした台紙の模様を、家族全員の写真の背景にセットしました。

…
多分ね、縮尺を変えた方が良かったと思うの。
小さい写真立ての台紙を、大きい写真の背景にそのまま割り当てているから、なーーーんだか不自然。
でも、もう疲れちゃいました。
家族全員の写真に合わせて見たら、まぁ、マッチロよりは随分良くなったし、いかんせん超！安いんだし、もうこれ以上あれこれ言うのもどうかな、と思い始めてしまいました。

なので、じゃあ子供＋ワンコの写真もそんな感じでよろしく、明日取りに来るよと言い残し、お店を出ました。

そして翌日、再び自信満々の写真屋さんが差し出してくれたカイ＋ワンコの写真。
それがコレ。

あまりの出来上がりに、しばし言葉を失ってしまいました。

これで良いと、本気で思ったのでしょーか。
もう、でもすっかり疲れました。
今年の写真はもうコレで。
笑いのネタにしますので。

帰ってから、写真を見る気が全然起こりませんでした…
もう来年は素敵写真館をもっとちゃんとリサーチするからね

軽々しく口車に乗るなかれ

こちら中国でも、「日清カップヌードル」があります。
カップヌードルは世界中で愛されているらしいので、中国にあるのも全然不思議じゃあありませんネ。

正直、普段あまりカップラーメンは食べませんが、時々無性に食べたくなる時があります。
この日もどうしてもカップラーメンが食べたくなり、ふらふらと買いに行ってしまいました。

日本からの直輸入モノが一番安心ですが、まぁ、そう贅沢も言っていられないので、当地産のものをゲット。

すると、開けてみると中に折り畳みフォークが入っていました！

…中国なんだから、お箸がいいのでは？とも思いましたが、まぁ、それはさておき。

で、パッケージを見ると、何やら日本とは仕様が違い、レンジで調理すれば更に美味しい、というようなコトが記載されていました。

すごーーーくお腹も空いていたので、これは早くていいかも！と早速飛び付きました。

お湯を沸かし、上から2番目のコース、1分間加熱、というのを実行したのですが…


なぜか、レンジ庫内でカップラーメンが爆発しまして…
開けてみたら、庫内は汁で汚れ、カップ内にはのびきったような麺のみ。
ああ…お腹空いているのに…
慌てる乞食はもらいが少ないよね…
やっぱりね、簡単だし早いし、なんて言って横着してはいけなかったのよ。
普通に3分待っていれば美味しく食べられたのに。
当然、ちっとも美味しくありませんでした。
反省。

面白ネタ

最近のちょっと面白かったネタ。

日本食屋さんで食べた巻きずし。
＜マンゴー巻き＞


＜ドラゴンフルーツ巻き＞

…味はね、うーん。
どちらもフルーツの味はもうあまりしないの。
なんか、柔らかいものが外側に巻きついている感じ？
意外に違和感もないし、もう一回食べても、まぁいいかな。
でもやっぱり見た目の驚きが大きいかも（汗


そして、昨日の新聞に載っていたこのヒト。

ぎゃあああああああああ～
ど、どうなってるんだ…
ま、確かに鼻腔とのどは繋がってると思うけどサ…
あまり生では見たくないかも…
（写真でも一緒？）

深セン市飼育禁止犬一覧

先日の新聞にこんな記事が載っていました。

『27 species of dog on banned list（飼育禁止27犬種一覧）』


記事の本文は、題字の下に書かれている2行だけで、
書かれているのは
「今年の10月末までの間で、深圳市の住民46,844名が犬に噛まれている。そのため、攻撃的な犬種27種を禁止するリストが2006年に初めて発行されてから5年経った今、改めてその一覧が注目を集めている。」
というもの…

うーん、別に具体的に今一度禁止犬種を徹底するとか、禁止犬種が増えたとか、そういうコトではないらしい。
なんだろう？
「こういう犬種は飼育禁止なんですよー」
と単純に再度触れているだけかな？

内容は、以前に掲載したリストとも変わりなさそう。

1、藏獒 Tibetan Mastiff
2、比特斗牛梗 Pit Bull Terrier
3、阿根廷杜高狗 Dogo Argentina
4、巴西非拉狗 Fila Braziliero
5、日本土佐犬 JapaneseTosa
6、中亚牧羊犬 Central Asian Shepherd Dog
7、川东犬 Chinese Chongqing Dog
8、苏俄牧羊犬 Borzoi
9、牛头梗 BullTerrier
10、英国马士提夫 Mastiff
11、意大利卡斯罗 Cane Corso
12、大丹犬 Great Dane
13、俄罗斯高加索 Caucasian Owtcharka
14、意大利扭玻利顿 Neopolitan Mastiff
15、斯塔福 Staffordshire Terrier
16、阿富汗猎犬 AfghanHound
17、波音达犬 Pointer
18、威玛猎犬 Weimaraner
19、雪达犬 Setter
20、寻血猎犬 Bloodhound
21、巴仙吉犬 Basenji
22、英国斗牛犬 BullDog
23、秋田犬 Akita
24、纽芬兰犬 New Found Land
25、贝林登梗 Bedlington Terrier
26、凯丽蓝梗 Kerry Blue Terrier
27、中华田园犬(土狗) Chinese rural dog

もし深圳にワンコを連れてこようと考えている方がこの記事を読んだら、ご自分のワンちゃんがこのリストに挙げられている犬種でないかどうか、確認してくださいね～！

深センの風景色々～

最近見かけた深圳での風景。

朝、屋台でクレープのようなものを売るオバチャン。

見ていると、
1)クレープ生地を丸い鉄板の上でひろげ、
2)その上に卵を割ってひろげ、
3)その上にねぎを散らし、
4)大方火が通ったら生地をひっくり返し、
5)あらかじめ炒めてあった野菜をお玉一杯その上に載せ、
6)お粥に入れるような揚げパン（油条）を載せ、
7)折り畳んで袋に入れて完成！
と言う風に作っていました。
ちょっと食べてみたい気もしましたが、衛生状態が気になり、断念…

こちらは結婚式仕様の車。


ボンネット部分のアップはこんな感じ。

…可愛いんだけど、この人形やらはどうくっついているのか、
剥がした後に跡が残らないか、気になっちゃいました…
それともこういう用途専用の車かな？
毎回同じ場所に貼っているからOKとか。

最寄駅の駅前の広場はすっかりクリスマス仕様。


裏側には即席（？）の噴水も登場。

こんなの前からあったかな？
記憶にないだけかな？

子供達がおおはしゃぎで間を走りぬけてました。

私も子供だったらやってみたい

先日は「文具城」なるところへ行きました。
普段は文具屋さんばかりが集合していますが、
季節ものの飾りも売っています。
今の時期はクリスマス一色！


でもさすがココは中国。
サンタさんに混じって龍も

面白いネ。