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#909 - 2016年5月27日 スタジオ・ジブリ

2016年05月31日 19時58分32秒 | 日記
最新ビッグイッシューがスタジオ・ジブリ特集だった。



日にちが前後しますが、5月27日のこと。友人マイケルと会う約束の時間まで時間を潰していた時に、ふとビッグイッシューの表紙が目に入りました。


日本でも発売されているビッグイシュー(The Big Issue)。毎号購入するわけではなく、大体いつもジャケ買いです。イギリスの最新版は、スタジオ・ジブリの特集でした。表紙の女の子は、女優のデイジー・リドリー。私は見ていませんが『スターウォーズ』にレイ役の女優さんです。デイジーとスタジオ・ジブリのつながりはというと、『思い出ぽろぽろ』のタエ子の声を彼女が担当することになったのです。ちなみにとしおの声を担当するのは、デーブ・パテル。『スラムドッグミリオネア』の彼です。


ビッグイッシューを読んで驚いたのは、『思い出ぽろぽろ』が少なくとも北米、ヨーロッパでは正式にリリースされていなかったということ!スタジオ・ジブリの人気はイギリスでも本当に絶大で、毎年映画館では必ずジブリの映画を上映しますし、テレビでも「ジブリ・シーズン」と題してジブリの作品を放送しています。それなのに、『思い出ぽろぽろ』は公開されていなかった。日本で発売されているDVDには英語吹替もあると思いますが、それは個人観賞用で公式な公開とは関係なかったとのこと。これまで公式に公開されていなかった理由は、ビッグイッシュー曰く、海外でのジブリ作品の権利を持っているのがディズニーであり、ディズニーは子供の「生長(成長ではなく)」を表現しているこの作品の公開に難色を示し続けてきたのが原因とありました。タエ子の成長過程で、彼女が初潮を迎えるというシーンがあるのですが、それがタブーだったとのこと。ディズニーならありえるよね…と妙に納得でした(苦笑)。


今回嬉しいのは、声を担当するのがふたりともイギリス人の俳優だということ。『魔女の宅急便』の英語吹き替えを見たことがあるのですが(これが公式公開作品としてかどうかはわかりませんが)、アメリカ英語での訳、そして当然の事ながらアメリカ訛りの英語での吹き替えだったのです。『魔女の宅急便』の舞台が明らかにヨーロッパなのに、話している言葉のアクセントや会話のやり取りがやたらアメリカ的なのがものすごく違和感だったのです。


特にデーブ・パテルは大好きな俳優さんなので、期待大!
というか、イギリスではすでに公開中です。


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