今日の朝日新聞生活面に載っていた、読者投稿の「ひととき」を紹介したい。
◆◆◆
小児がんを患った長男がかつて私に聞いたことがある。
「重い病気だったのに、どうしてお母さんは病院に来るといつも笑っていたの?」
長男が小児がんを患ったのは6歳の時。病気の説明をしたが、命にかかわるような状況だとは、当時は理解できなかったのだろう。小学校高学年になり、授業で重い病気だということを知ったらしい。
「お母さんがメソメソしていたら君もメソメソしちゃうでしょ。治る病気も治らないから、いつもニコニコしていたんだよ。」と答えた。
いつも笑っているように見えたなら、お母さんは「ニコニコお母さん」を演じる女優として合格点だったんだね。
病室では他のお母さんたちも笑っていた。同じ気持ちだったと思う。病室のドアを開ける瞬間から、お母さんたちは笑顔の「女優」になる。
子供の病気を代わってやれないから、お母さんたちに出来ることは子供の心を支えることだった。大切な子供の命を守るため、お母さんたちは命がけの「女優」さんだった。でも病棟を出た途端、お母さんたちが悲しそうな顔になるのを何度も見た。
7歳で君は退院、4月に中学2年生になった。高校受験の心配ができる日が来るなんて、思いもしなかった。このまま笑顔の女優業にカーテンコールも再演もないことを願っている。
◆◆◆
今の私の状況が状況だけに、とても他人事とは思えない記事だった。
4ヶ月のベビーとは言え、母親の表情はきちんと見ている。私がニコニコすると、彼も満面の笑みを返してくれる。悲しい顔なんてしてられない。
最近思う。
子供の回復以上に、こういう記事や笑顔のママたち、そして友人たちの一言一言がどれほど私を支えてくれていることか、と。
Leoの闘病を記録しはじめてから、ブログを見てくださる人が増えた。それはきっと、Leoの病状を気にしてくれているから、Leoを応援してくれているから、そうと思うと、私は強くなれるし頑張れる。みなさんにどれだけ感謝してもし足りない。
私にもいずれ、Leoにこの病気のことを話す日が来る。このお母さんのように、女優ではなく真の笑顔で、病気の話が出来る日であることを願う。
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小児がんを患った長男がかつて私に聞いたことがある。
「重い病気だったのに、どうしてお母さんは病院に来るといつも笑っていたの?」
長男が小児がんを患ったのは6歳の時。病気の説明をしたが、命にかかわるような状況だとは、当時は理解できなかったのだろう。小学校高学年になり、授業で重い病気だということを知ったらしい。
「お母さんがメソメソしていたら君もメソメソしちゃうでしょ。治る病気も治らないから、いつもニコニコしていたんだよ。」と答えた。
いつも笑っているように見えたなら、お母さんは「ニコニコお母さん」を演じる女優として合格点だったんだね。
病室では他のお母さんたちも笑っていた。同じ気持ちだったと思う。病室のドアを開ける瞬間から、お母さんたちは笑顔の「女優」になる。
子供の病気を代わってやれないから、お母さんたちに出来ることは子供の心を支えることだった。大切な子供の命を守るため、お母さんたちは命がけの「女優」さんだった。でも病棟を出た途端、お母さんたちが悲しそうな顔になるのを何度も見た。
7歳で君は退院、4月に中学2年生になった。高校受験の心配ができる日が来るなんて、思いもしなかった。このまま笑顔の女優業にカーテンコールも再演もないことを願っている。
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今の私の状況が状況だけに、とても他人事とは思えない記事だった。
4ヶ月のベビーとは言え、母親の表情はきちんと見ている。私がニコニコすると、彼も満面の笑みを返してくれる。悲しい顔なんてしてられない。
最近思う。
子供の回復以上に、こういう記事や笑顔のママたち、そして友人たちの一言一言がどれほど私を支えてくれていることか、と。
Leoの闘病を記録しはじめてから、ブログを見てくださる人が増えた。それはきっと、Leoの病状を気にしてくれているから、Leoを応援してくれているから、そうと思うと、私は強くなれるし頑張れる。みなさんにどれだけ感謝してもし足りない。
私にもいずれ、Leoにこの病気のことを話す日が来る。このお母さんのように、女優ではなく真の笑顔で、病気の話が出来る日であることを願う。
母親ってすごい。何か特別なスイッチがあるのかと思うほど、他人には想像もできないような苦労を乗り越える力がありますね。陰では涙を流しているんでしょうに…
Leo君にもお母さんの笑顔のパワーが伝わっているのですね。はやく快くなりますように。
私はまだまだだけど、それでも子供生む前よりは確実に強くなってます。
守るものがあることの強さってやつだと。。。
たま子さんももうすぐ!
楽しみだなぁ~♪