第116話：「エイゴデサニーサイドアップッスカーの相方を探せッ！？」

sunny-side up.　これが英語で言う片面焼きの目玉焼きだそうです。
太陽みたいな印象なんでしょうか。日の出ずる国では眼球なのに。
コチラ参照。いっぱいありますね。
やっぱ、ミディアムレアとかウェルダンとかそういう文化ありますもんねぇ。

さて。
ごはんネタ大好きです。うっかり八兵衛とか阿藤快のポジションがうらやましい。
転生できるなら料理番組のコメンテーターか、服部栄養専門学校学長がいい。

目玉焼きですか～。
実はあまりいい印象がありません。普通にもくもく食べますけど。
なぜかというと、そんなにご飯に合わないから！
あいつは、外国から黒船と一緒にやってきたわけです。
それまでの日本の食卓は、ご飯と納豆と味噌汁と焼き魚とおひたしだったのに、
中途半端にブレッドな朝食の文化がやってきて、さらに中途半端に混ざった結果、
主食はご飯なのにおかずはエッグという和洋折衷が生まれたわけですよ。
たぶん。
たまごって、単体でも食えるし、パンにも合うと思うんです。
でも玉子かけご飯は「王道」ではない。メジャーにしてはいけない。
マイナーレシピ特有の「あ～俺いけないことしてるぅ」が旨みになるのですから。
だから目玉焼きをおかずにするときはご飯にかけるわけにもいかず、単体で食うのもなんかなぁでいつも困ってるビリジアンですが何か。

んで、おそらく国勢調査とかでついでに調べると、みんなが「よくかける」のは醤油なんでしょうね。
だって、日本の食卓には醤油が常駐してますもん。
デスクトップにはウイルスバスター、喫茶店にはスジャータ、食卓には醤油です。
忙しい朝、わざわざ冷蔵庫に走らずとも目の前に国民的調味料がいてくれるわけです。
私もケチャップとかデミグラスソースとか好きですけど、いちいち取りに行くのはめんどくさい。
やっぱ、身近な調味料だと助かります。明日からすぐに使えます。

しかし！
醤油は弾く！！

ネイビーの考察にもありましたが・・・・
目玉焼きに醤油かけるたびにイライラ苛苛します。
なんですかあの弾きっぷりは。
醤油のほうが避けてるじゃないか！！
だから私は箸の先で白身をプスプス刺して、小穴に醤油が留まるようにします。
でもそれもなんだかなぁ。

あとね、なんにでも醤油ってよくないですよ。
実家では切ったトマトにもローストビーフにも醤油でしたもん。
醤油かけるとなんでもおかずっぽくなるけど、なんかそこで終わっちゃいますもん。


ってことで、次の候補にあうものこそが次世代を担う目玉焼きのパートナーだと思うんです。
・ご飯にも合う
・液体ではない（弾かない）
・身近なもの
・できれば和の心を感じさせる（個人的希望）


こんなん出ました。


味噌


いや～これ絶対合いますって。
朝、味噌汁作るでしょ。そのとき台所に出しっぱな味噌をちょいと小皿にでも乗せて食卓に。
（・・・・冷蔵庫にケチャップ取りに行くほうが早いか。）
んで、箸でひとつまみくらいをすくって、目玉焼きの白身に塗りっ。
絶対美味いですよ。濃厚な黄身にも淡白な白身にも合う。

ちなみに、伯母の家に遊びに行った時はめんつゆを使ってました。
しかも、目玉焼きではなく軽く揚げている！（もしくはこんがり両面焼き？）
こうすると表面がざらざらするからめんつゆがよく絡むんですね。
そういえば目玉焼きは英語で「フライドエッグ」とも言いますね。
あ～、腹減った～。


[レッド：目玉焼きは何をつけて食べればおいしいか]