貧乏人・島謙作

ただの貧乏人です

Widows 8はPCの形まで変えてしまうのか

2012-10-29 15:29:47 | 日記
まぁ、ブームですからね。 Windows 8。

従来のPCユーザからだと誰も期待していない。

だけど、モバイルPCに関して言えば、PCの形、そして存在まで変えてしまうものになってしまった。

マウスとキーボード、そして液晶パネルというノートブックの従来の姿を全て "Windows8仕様"に変えてしまったんだよね。

正直言って、「どうでも良いこと」なのだよ。PCユーザにとっては。

今までどおり、キーボードと液晶がついて

(PS5523以来のノートユーザにとっては、マウスパッドさえ下手すりゃ要らない)

手軽で、タッチタイプが出来て、持ち運べて、そこそこパワフルであれば、ギミックのようにキーボードが現れるとか、液晶部分だけ取り外せるとかは全然魅力的じゃない。

どうせ、Linuxとデュアルブートするようにするのであれば、はっきり言って「無用」なトランスフォーマなのである。

ということで、今、ほしいのはそこそこパワフルで12インチ程度の液晶パネルがついて、500Gバイト程度のHDDかSDDが付いて8Gのメモリが付いた4スレッド程度が動作する Windows と Linux のそこそこパワフルなノートブックなのである。キーボードは適度に打鍵するタッチがよければいい。どうせ、利用するPC本体はVPNだとかで仮想化されたクライアントであれば十分だし、必要であれば、スタンドアローンでそこそこに使えるパワーがあればよい。

まぁ、「オペレーティングシステムがコンピュータの形を作る」ということも長いPCというかガジェット歴の中では始めてのことだろう。HP 200LX はあの筐体を動かすために DOS を使った。DOS からデザインされたわけじゃない。Palm が出てきたときは Palm のための PalmOS があり iPhone が出てきたときは iPhone のための iOS が出てきた。 iOS よりシェアが大きな Android 系がジェットは、Android ありきで、形は自由なんだけど、スタイルの拘束はない。とはいっても Android系もトランスフォーマー化してきたなぁ。

ところで、次にデスクトップはどういう風に「進化」するのだろうか。

まさか23インチの大画面をタッチパネルにするわけにいかんだろうなぁ。

テレビのチャネルを変えるたびに、画面に近づいて「ライダー・変身」みたいな大げさなジェスチャで画面を切り替える操作はあまりにも「楽しすぎ」て傍から見ていられない。

ここ数年、1ボタンか2ボタンだったマウスから進化したものは「ホイール」機能程度だ。

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ちょっとマジモードで Windows 8 を見てみよう。

Windows RT の致命的な欠点はドメイン参加が出来ない所だ。タブレットのポリシー管理を行うには Intel 仕様の Windows 8 Pro 版を導入するしかない。つまりBYOD向け軽量、省電力な RT 版は使い物にならないというところだろう。そうなると、いったい RT 版に標準装備される Office 2012 なんて誰が使うのかという問題が出てくる。そもそも長文を作成するには RT 版を搭載した "PC"(じゃねぇなタブレットだ)ではほぼ無意味な機能である。キーボードすら付かない可能性だってあるだろう。

まぁ、モバイルのスワイプだとか、いろんな「センター制御」なんかはできるんだろうけど、組織のポリシーが適用できなければ、所詮、「自分でやってね」の世界だ。これで、本気で「コーポレートユーザ」に売り込める仕様だとは思えない。所詮、コンスーマ向けのバージョンである。たぶん色んなタッチパッドだとか、Windowsフォンだとかにはバンドルされるんだろうけど、iOS や Androidとの差別化は難しいだろうなぁ。

そもそもバイナリの互換性がない ARM 仕様だから、「第二の Itenium 」になる可能性は非常に高いとおもふぞ。

無地 Windows 8

ま、これは、どこのPCショップに行っても売っている(というかこれしかない)ので、当たり前に売れるだろう。売れるだろうけど、ピンチだパンチだという操作をイチイチ液晶パネルか特殊なマウスで行う必要があるわけだから、タブレットなどのモバイル分野では当たり前に出てくるんだろうけど、キーボードが別態のタブレットでは、単なるビューワかフェイスブックの「いいね」ボタンを押すくらいの機能しかないだろう。


なぜか新作が少ない RT 版

今のところ、ASUS と レノボ(NEC)だけが Windows RT タブレットを販売予定だという。つまり誰も期待なんてしていないということが良くわかる。もっとも Microsoft 自身が Surface を大々的にアピールしているんだけど、 Windows RT タブレットじゃないとできないことってのは、ほとんど無い。

あ、RTじゃないとできないことが一つあった。

RT版には Office が標準装備されているのだ。これは Android でも iOS でも 「MS版Office は使えないぞ」ひっくり返っても真似できねぇぞ。というところに今の Microsoft の苦悩があるわけです。 RT 版に無料でくっつけでもしないと維持できない Office のシェアなのですね。これで何とか Intel 版でも 「Office を買ってね」という無言のメッセージなのですな。

そうは言っても RT 版ではドメインにつながらないのに、どうやって社内の Office ドキュメントと連携させようというのでしょうかね。

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ところで、本職ブログのアクセスが先週末にMAXになった。Windows 7 発売の3倍くらいのアクセスなんだよなぁ。よほど「期待している」のか「他にニュースがないのか」のどっちかなんだろう。

個人的にはたぶん消極的に Windows 8 は「買い」にしている。Vista/ME よりよほど前向きな姿勢は評価しているし、「機能や性能で明らかに劣った」所はスタートボタンが消えたことくらいだ。それもサードパーティやフリーウェアで出ているみたいだから、まず Windows を入れたら Classic shell を入れることから始まるだろう。ハードウェアの敷居も高くない。買ってきたPCをわざわざダウンロードして使うほどではないだろう。

まだ、ボリュームライセンスのアップグレード価格がわからないのでライセンスオンラインあたりで調べてみようか。

終わってしまったサービス:Radiko

2012-10-28 13:03:13 | 日記
Radiko は終わった。

まぁもちろんサービスは続いているが、使いにくさ、さまざまな制限などから、いずれなくなるものになるだろう。
もちろんインターネットラジオという発想がなくなるわけではない。Radiko という既成の「放送局」が行うがんじがらめのサービスはもう終わったと思う。

開始からまぁ2年。Radiko はその使命を終えた。というかヤル気がないなら最初からやらなきゃいいのにな。

Radiko は便利だよ。そりゃラジオっ子のワタクシにとっては、アッチのPC、コッチのPCで ブラウザをいくつも立ち上げては各局のラジオが聞けるのは楽しい。Radiko でラジオが聞けるのはスンゴイ便利だよ。だけど、聞くたびに「エラーが発生しました」ってそりゃ何だよ、とアタシは言いたい。そのたんびにアプリケーションを再起動したり、ルータをリセットしたり、ブラウザをリロードしたりだ。それも面白いギャグが始まったとおもったらこうだ。

RadioSure のようにサイマルラジオで接続が切れたら自動的に再接続するとか、キャッシュを大きく取れるか、アプリケーションの改良もない。そもそもサードパーティ製の Radiko アプリケーションが「放送エリア」のジェイルブレイクを可能としてしまうため、認められていないところに問題がある。

Radiko が途切れる原因ってやつは、サーバーがプアなことにあるらしいのだけれど、サービスが始まってからサーバー自体がパワーアップしたとか、回線が強化されたとかいう話は聞かない。そもそもアナログラジオより、IPという確実な接続先、地域がわかる以上、聴取者数というのはアナログラジオよりはっきり把握できるはず(素人考え)なのに、なぜちゃんと投資できないのか。サイマルラジオが以外な地域で聞かれていることがわかるのであれば、広告主にとっても新たなビジネスチャンスにもなるはずなのに、「権利者の利益」「広告主の利益」を盾に、一向に改善の余地が無い。

アナログラジオの使命は終わっていない。少なくとも Radiko が使えない以上、必要なのだ。たぶん、本当にアナログラジオが必要だと思うときはスマートフォンの電池がなくなるときに感じるだろう。そういうワタシは Radiko を捨てて、アナログラジオに戻ることにした。

そりゃ、「ラジオ放送」というのはサービス地域が限られていたり、いろんな「縛り」があるのは、まぁいい。しかし「縛り」によって「保護」され、全然サービスを向上させないのはよくない。

サイマルラジオでいまは全国のみにFMなんかが聞けるようになったのに Radiko が絡む東京中心のキー局がこれだと「だからネットラジオって何よ?」ということになる。

Radiko はさっさと清算・解散してこの世から消え去ってほしい。

本日の味スタ

2012-10-28 08:32:59 | 日記
札幌戦。20,000人 去年の最終戦の雪辱を果たすか。何しろ去年の最終戦はJ2にもかかわらず最大入場者数だったからなぁ。

札幌さんの動員期待してまっせ、って言っても既にJ2オチ決定か。

ということでマヨネーズ貰って始まったコンサドーレ戦。

権田を貴店に

右から徳永、森繁、ヒョンス、中村北斗。

ボランチのヨネ、秀人。

左右に石川ナオ、ソータン。

トップ下の梶山、ルーカースの布陣。

本日のヤル気システムにはアーリアはいない。今年二度目のずる休みだ。ヤツにはそろそろ反省が必要だろう。入団したときの森重みたいに無鉄砲なところがある。

相手のサブに祐介がいたので大歓声のG裏。近藤ユースケも27歳か。


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試合開始直後にルーカスのシュートがポストをたたく。今日のルーカスは終始この悪運から始まったようだ。ルーカスのがんばりは伝わるんだけれど、今日の不調っぷりをまず見せてくれた。

しかしだよ、ナオのCKをヒョンスが頭突きでドン。まぁ最近の日韓関係だけど、ヒョンスに罪はないからなぁ。ヒョンスも素直にヨロコんでポッポさんのところに駆け寄る。喚起に包まれるG裏。

後半、トドメをさすようなソータンのミドル。しつこくG前で粘っての一発だ。これで試合は決まったようなもの。

ところがこれで終わらない本日の味スタ激情。ナオがしつこくこぼれ玉に食らい付いて押し込む。ナオひさしぶりやねん。

ここでネマと交代の掲示板に18番が見えたと思ったら、ナオの二本目が決まる。歓喜のG裏。

なおは居座り、そのままヨネに変わってネマさん登場。

ネマさんも石川みたいなネバッちこいプレーでダメ押し得点。

結局終わってしまえば5-0の圧勝。

今日も眠れない街

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あれっ? 二点目は誰だっけ? ソータンだったなぁ。出てこなかった。

クリエーターからハングリー精神を奪う「違法化」ウンコを出し続けられないクリエータ達

2012-10-13 17:44:17 | 日記

まぁ10月になってから例の「ダウンロード違法化」「リッピング違法化」が始まったわけで。

権利者曰く「これ以上野放しにすると製作者のヤル気システムが壊れる」ということなんだけど、ヤル気システムは製作者、権利者の「ハングリー精神」から生み出すもので、過去の遺産からなんて何にも生み出せないものなのだ。

そもそも、製作側の「下請けさん」達は「時間給」で仕事をしているわけで、タイトルロールに「協力」として名前が乗るくらいのメリットしかないのである。下請けさんたちは「権利者」ではない。

わしら貧乏人は50才になろうが60才になろうが、死ぬまで働かされる。というよりハングリーだから「働く」ことしか出来ないのである。

しかし若くして「地獄とやらを見てやっと成功し」てその遺産で食いつないでいるニンゲンと、一生「地獄を見ながら一生成功できない」ニンゲンとのハングリー精神の違いには全く気が付かないのが彼らなのだ。

成功と失敗は紙一重である。その紙一重の向こうとコッチでどれほど扱いが違うのだろうか。収奪される側とする側の違いでしかない。

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よく、映画だとか、映像だとか、音楽だとか、小説だとか、「ヒトを感動させる」物を作り出すヒトビトには感心させられるのだけれど、私達が期待しているのは彼らが作り出した「遺産」ではないのである。

次の作品なのだ。

世に言う「権利者」達が受けた恩恵で「次の作品に期待」するために私達は投資するのであって、「次の作品」を生み出せない、いわゆる「自称ブンカ人」達にはさっさと「ブンカ」の中から退出していただきたい。

私達はあなたのような人たちを単なる「一発屋」として十分軽蔑する価値しかない。

どんなにあなたの「一つの作品」にこだわりがあってもそれは「一発屋」のスマッシュヒットでしかありえない、と私達は断罪する。私達が求めているのは「あなたの次の作品」なのである。過去の作品は消費された練馬大根のように「ウンコ以上の価値はない」と断罪する。ウンコに金を払うのは練馬の大根農家くらいしかいないのだ。(別に練馬には何の遺恨もないけどね)

ハングリーさを失ったリエーターにはワシらは何の期待もしていないのである。


※フレデリック・フォーサイスなんてよくあの歳で次から次へと作品を生み出すものだ。やっぱりそういう「物づくりが好きなヤツ」が私達は大好きだし、彼のウンコのようにブリブリと出てくる新作にはお金を払いたい。

一度成功して「うまい飯」を食って「いい家」に住んでしまったクリエーターさん達には庶民の感覚なんて解らなくなってしまったに違いない。さも「芳しい」にほひのするトイレがあるんだろう。

世の中、これほど便利になってきたのに「便利さ」をわざわざ否定して「不自由さ」を生み出す今のシステムにはひどい違和感を覚える。


毎日ウンコが出来ない「自称クリエーター」には同情するしかない。

彼らに金を払えるほど、ワシら庶民は金は無いのだ。