まぁ、ブームですからね。 Windows 8。
従来のPCユーザからだと誰も期待していない。
だけど、モバイルPCに関して言えば、PCの形、そして存在まで変えてしまうものになってしまった。
マウスとキーボード、そして液晶パネルというノートブックの従来の姿を全て "Windows8仕様"に変えてしまったんだよね。
正直言って、「どうでも良いこと」なのだよ。PCユーザにとっては。
今までどおり、キーボードと液晶がついて
(PS5523以来のノートユーザにとっては、マウスパッドさえ下手すりゃ要らない)
手軽で、タッチタイプが出来て、持ち運べて、そこそこパワフルであれば、ギミックのようにキーボードが現れるとか、液晶部分だけ取り外せるとかは全然魅力的じゃない。
どうせ、Linuxとデュアルブートするようにするのであれば、はっきり言って「無用」なトランスフォーマなのである。
ということで、今、ほしいのはそこそこパワフルで12インチ程度の液晶パネルがついて、500Gバイト程度のHDDかSDDが付いて8Gのメモリが付いた4スレッド程度が動作する Windows と Linux のそこそこパワフルなノートブックなのである。キーボードは適度に打鍵するタッチがよければいい。どうせ、利用するPC本体はVPNだとかで仮想化されたクライアントであれば十分だし、必要であれば、スタンドアローンでそこそこに使えるパワーがあればよい。
まぁ、「オペレーティングシステムがコンピュータの形を作る」ということも長いPCというかガジェット歴の中では始めてのことだろう。HP 200LX はあの筐体を動かすために DOS を使った。DOS からデザインされたわけじゃない。Palm が出てきたときは Palm のための PalmOS があり iPhone が出てきたときは iPhone のための iOS が出てきた。 iOS よりシェアが大きな Android 系がジェットは、Android ありきで、形は自由なんだけど、スタイルの拘束はない。とはいっても Android系もトランスフォーマー化してきたなぁ。
ところで、次にデスクトップはどういう風に「進化」するのだろうか。
まさか23インチの大画面をタッチパネルにするわけにいかんだろうなぁ。
テレビのチャネルを変えるたびに、画面に近づいて「ライダー・変身」みたいな大げさなジェスチャで画面を切り替える操作はあまりにも「楽しすぎ」て傍から見ていられない。
ここ数年、1ボタンか2ボタンだったマウスから進化したものは「ホイール」機能程度だ。
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ちょっとマジモードで Windows 8 を見てみよう。
Windows RT の致命的な欠点はドメイン参加が出来ない所だ。タブレットのポリシー管理を行うには Intel 仕様の Windows 8 Pro 版を導入するしかない。つまりBYOD向け軽量、省電力な RT 版は使い物にならないというところだろう。そうなると、いったい RT 版に標準装備される Office 2012 なんて誰が使うのかという問題が出てくる。そもそも長文を作成するには RT 版を搭載した "PC"(じゃねぇなタブレットだ)ではほぼ無意味な機能である。キーボードすら付かない可能性だってあるだろう。
まぁ、モバイルのスワイプだとか、いろんな「センター制御」なんかはできるんだろうけど、組織のポリシーが適用できなければ、所詮、「自分でやってね」の世界だ。これで、本気で「コーポレートユーザ」に売り込める仕様だとは思えない。所詮、コンスーマ向けのバージョンである。たぶん色んなタッチパッドだとか、Windowsフォンだとかにはバンドルされるんだろうけど、iOS や Androidとの差別化は難しいだろうなぁ。
そもそもバイナリの互換性がない ARM 仕様だから、「第二の Itenium 」になる可能性は非常に高いとおもふぞ。
無地 Windows 8
ま、これは、どこのPCショップに行っても売っている(というかこれしかない)ので、当たり前に売れるだろう。売れるだろうけど、ピンチだパンチだという操作をイチイチ液晶パネルか特殊なマウスで行う必要があるわけだから、タブレットなどのモバイル分野では当たり前に出てくるんだろうけど、キーボードが別態のタブレットでは、単なるビューワかフェイスブックの「いいね」ボタンを押すくらいの機能しかないだろう。
なぜか新作が少ない RT 版
今のところ、ASUS と レノボ(NEC)だけが Windows RT タブレットを販売予定だという。つまり誰も期待なんてしていないということが良くわかる。もっとも Microsoft 自身が Surface を大々的にアピールしているんだけど、 Windows RT タブレットじゃないとできないことってのは、ほとんど無い。
あ、RTじゃないとできないことが一つあった。
RT版には Office が標準装備されているのだ。これは Android でも iOS でも 「MS版Office は使えないぞ」ひっくり返っても真似できねぇぞ。というところに今の Microsoft の苦悩があるわけです。 RT 版に無料でくっつけでもしないと維持できない Office のシェアなのですね。これで何とか Intel 版でも 「Office を買ってね」という無言のメッセージなのですな。
そうは言っても RT 版ではドメインにつながらないのに、どうやって社内の Office ドキュメントと連携させようというのでしょうかね。
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ところで、本職ブログのアクセスが先週末にMAXになった。Windows 7 発売の3倍くらいのアクセスなんだよなぁ。よほど「期待している」のか「他にニュースがないのか」のどっちかなんだろう。
個人的にはたぶん消極的に Windows 8 は「買い」にしている。Vista/ME よりよほど前向きな姿勢は評価しているし、「機能や性能で明らかに劣った」所はスタートボタンが消えたことくらいだ。それもサードパーティやフリーウェアで出ているみたいだから、まず Windows を入れたら Classic shell を入れることから始まるだろう。ハードウェアの敷居も高くない。買ってきたPCをわざわざダウンロードして使うほどではないだろう。
まだ、ボリュームライセンスのアップグレード価格がわからないのでライセンスオンラインあたりで調べてみようか。
従来のPCユーザからだと誰も期待していない。
だけど、モバイルPCに関して言えば、PCの形、そして存在まで変えてしまうものになってしまった。
マウスとキーボード、そして液晶パネルというノートブックの従来の姿を全て "Windows8仕様"に変えてしまったんだよね。
正直言って、「どうでも良いこと」なのだよ。PCユーザにとっては。
今までどおり、キーボードと液晶がついて
(PS5523以来のノートユーザにとっては、マウスパッドさえ下手すりゃ要らない)
手軽で、タッチタイプが出来て、持ち運べて、そこそこパワフルであれば、ギミックのようにキーボードが現れるとか、液晶部分だけ取り外せるとかは全然魅力的じゃない。
どうせ、Linuxとデュアルブートするようにするのであれば、はっきり言って「無用」なトランスフォーマなのである。
ということで、今、ほしいのはそこそこパワフルで12インチ程度の液晶パネルがついて、500Gバイト程度のHDDかSDDが付いて8Gのメモリが付いた4スレッド程度が動作する Windows と Linux のそこそこパワフルなノートブックなのである。キーボードは適度に打鍵するタッチがよければいい。どうせ、利用するPC本体はVPNだとかで仮想化されたクライアントであれば十分だし、必要であれば、スタンドアローンでそこそこに使えるパワーがあればよい。
まぁ、「オペレーティングシステムがコンピュータの形を作る」ということも長いPCというかガジェット歴の中では始めてのことだろう。HP 200LX はあの筐体を動かすために DOS を使った。DOS からデザインされたわけじゃない。Palm が出てきたときは Palm のための PalmOS があり iPhone が出てきたときは iPhone のための iOS が出てきた。 iOS よりシェアが大きな Android 系がジェットは、Android ありきで、形は自由なんだけど、スタイルの拘束はない。とはいっても Android系もトランスフォーマー化してきたなぁ。
ところで、次にデスクトップはどういう風に「進化」するのだろうか。
まさか23インチの大画面をタッチパネルにするわけにいかんだろうなぁ。
テレビのチャネルを変えるたびに、画面に近づいて「ライダー・変身」みたいな大げさなジェスチャで画面を切り替える操作はあまりにも「楽しすぎ」て傍から見ていられない。
ここ数年、1ボタンか2ボタンだったマウスから進化したものは「ホイール」機能程度だ。
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ちょっとマジモードで Windows 8 を見てみよう。
Windows RT の致命的な欠点はドメイン参加が出来ない所だ。タブレットのポリシー管理を行うには Intel 仕様の Windows 8 Pro 版を導入するしかない。つまりBYOD向け軽量、省電力な RT 版は使い物にならないというところだろう。そうなると、いったい RT 版に標準装備される Office 2012 なんて誰が使うのかという問題が出てくる。そもそも長文を作成するには RT 版を搭載した "PC"(じゃねぇなタブレットだ)ではほぼ無意味な機能である。キーボードすら付かない可能性だってあるだろう。
まぁ、モバイルのスワイプだとか、いろんな「センター制御」なんかはできるんだろうけど、組織のポリシーが適用できなければ、所詮、「自分でやってね」の世界だ。これで、本気で「コーポレートユーザ」に売り込める仕様だとは思えない。所詮、コンスーマ向けのバージョンである。たぶん色んなタッチパッドだとか、Windowsフォンだとかにはバンドルされるんだろうけど、iOS や Androidとの差別化は難しいだろうなぁ。
そもそもバイナリの互換性がない ARM 仕様だから、「第二の Itenium 」になる可能性は非常に高いとおもふぞ。
無地 Windows 8
ま、これは、どこのPCショップに行っても売っている(というかこれしかない)ので、当たり前に売れるだろう。売れるだろうけど、ピンチだパンチだという操作をイチイチ液晶パネルか特殊なマウスで行う必要があるわけだから、タブレットなどのモバイル分野では当たり前に出てくるんだろうけど、キーボードが別態のタブレットでは、単なるビューワかフェイスブックの「いいね」ボタンを押すくらいの機能しかないだろう。
なぜか新作が少ない RT 版
今のところ、ASUS と レノボ(NEC)だけが Windows RT タブレットを販売予定だという。つまり誰も期待なんてしていないということが良くわかる。もっとも Microsoft 自身が Surface を大々的にアピールしているんだけど、 Windows RT タブレットじゃないとできないことってのは、ほとんど無い。
あ、RTじゃないとできないことが一つあった。
RT版には Office が標準装備されているのだ。これは Android でも iOS でも 「MS版Office は使えないぞ」ひっくり返っても真似できねぇぞ。というところに今の Microsoft の苦悩があるわけです。 RT 版に無料でくっつけでもしないと維持できない Office のシェアなのですね。これで何とか Intel 版でも 「Office を買ってね」という無言のメッセージなのですな。
そうは言っても RT 版ではドメインにつながらないのに、どうやって社内の Office ドキュメントと連携させようというのでしょうかね。
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ところで、本職ブログのアクセスが先週末にMAXになった。Windows 7 発売の3倍くらいのアクセスなんだよなぁ。よほど「期待している」のか「他にニュースがないのか」のどっちかなんだろう。
個人的にはたぶん消極的に Windows 8 は「買い」にしている。Vista/ME よりよほど前向きな姿勢は評価しているし、「機能や性能で明らかに劣った」所はスタートボタンが消えたことくらいだ。それもサードパーティやフリーウェアで出ているみたいだから、まず Windows を入れたら Classic shell を入れることから始まるだろう。ハードウェアの敷居も高くない。買ってきたPCをわざわざダウンロードして使うほどではないだろう。
まだ、ボリュームライセンスのアップグレード価格がわからないのでライセンスオンラインあたりで調べてみようか。