1,2年前だったか?難聴者主演の「ゆずりは」の映画に
「ゆずりは」の自然の営みに気持ちを託して難聴者の生涯が映し出されていた
心に響く思いが何時か「ゆずりは」の木の前に立ってみたいと思っていた。。。
散歩の途中で「ゆずり葉」に出会えて木の下にたって
何時の日にか読んだ「ゆずり葉」の詩の一部を思い出す。。。
河井 酔茗の詩
「子供たちよ。
これはゆずり葉の木です。
このゆずり葉は
新しい葉が出来ると
入り代わって古い葉が落ちてしまうのです。
こんなに厚い葉
こんなに大きい葉でも
新しい葉が出来ると無造作に落ちる
新しい葉にいのちをゆずってー
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世のお父さん,お母さんたちは
何一つ持ってゆかない。
みんなお前たちにゆずってゆくために
いのちあるもの,よいもの,美しいものを,
一生懸命に造っています。
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そしたら子供たちよ。
もう一度ゆずり葉の木の下に立って
ゆずり葉を見るときが来るでしょう」
子供の歳を通り過ぎて
この歳になって「ゆずり葉」の木の下に立てたことに
感謝しつつ・・・
我が子たちにも伝わるのかな?と思いつつ・・・
大きな葉のゆずり葉
古い葉が落ちて新しい葉へ命をゆずって・・・