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◆カジノIR◆賭金無制限式のテキサスホールデムは導入しないでほしい(要望)

久しぶりに本業とは関係ない日記で申し訳ないのですが、たまにはカジノ関連のことを。

お隣の韓国ではカジノ政策においては内外分離が行われており、内国人は内陸部江原道の江原(カンウォン)ランドのみ入場することができます。

日本のIRのお手本になっているところが多く、例えば

入場料 9000ウォン
入場は月15回まで
一般入場(VIP以外)の賭金上限は300000ウォン

です。

江原ランドにもテキサスホールデムはありますが、1回あたりの上限は100000ウォンです。
キャッシュゲームのみでトーナメントはありません。

ポーカーのルールをご存じない方へ説明すると、テキサスホールデムにおいてはルールによって
自分の手番のどのタイミングでも全額勝負できるノーリミットと、賭け金が固定されているリミット(賭金の増額(レイズ)は可能だが固定されており、回数に制限がある)の2種類のゲームが存在します。

韓国の例を出すと、外国人向けのカジノ(パラダイスなど)では無制限ですので、500000ウォン(一般的な持ち込み上限)を最初の2枚で全額勝負することが可能です。
状況の殆ど決まっていない状態で、多額の現金を賭けるという非常に射幸性の高い状況のゲームを行うことになります。

対して、江原のテキサスホールデムの場合、3ラウンドまでは2回(合計3単位)、最終は3回(4単位)のレイズが可能です。
江原の場合、賭金の単位は500円で、前半2ラウンドは1単位、レイズもプラス1単位、後半2ラウンドは2単位、レイズも2単位と、賭金、レイズ金ともに固定されております。
全部打ち切って合計で1万円になるように設定されております。

テキサスホールデムは最初に2枚→5枚→6枚→7枚とカードが増えていくのですが、5枚の状況に到達するまでに必要とされる最高の金額が1500円か5万円かの違いがあります
(最低額はリミット500円、ノーリミット300円)

私は両方体験(特に江原ランド)しているので、ある程度の特徴は書けるのですが

(ノーリミット)
1ハンドで全額なくなるリスクあり(射幸性高い)
プレイヤーの回転は早い(なくなって退場する)
スキルが無いと居続けられない
回転が早い→卓割れが早い→稼働してない時間が発生する(大邱市のカジノ)

(リミット)
1ハンドで全額はなくならない(射幸性はノーリミットに比べると低い)
プレイヤーの回転は遅い(平均4時間ほどプレイしている)
スキルはあまり要求されない分、間口は広そう
回転が遅い→卓割れしにくく、稼働を伸ばせる

韓国でもオンラインポーカーサイトやアミューズメントカジノ(無換金)、一部地下ポーカー場があり、ポーカー人口自体は日本よりも多いと推測されますが
韓国人が韓国内で合法的にテキサスホールデムができる場所は江原しか無いので、全国から人は集まってきます。
政策的にテーブル数を制限している(4テーブル*8人=32人)ので、予約しないとプレイはできません
(予約しないと座れないのは満席の順番待ちを除いて世界でここだけかもしれないです/18時間営業の影響もあり)

世界的な視点で見れば、ポーカーが一番盛んなアメリカ、特にカリフォルニア州ロサンゼルスでは無制限式のほうがテーブル数は多いですが
制限式も様々な賭金設定で稼働しています(韓国は1種類のみの提供ですが)

無制限式は、そのゲームの性質上、破産しやすさにおいては制限式の比ではないので、大変危険な賭博といえます。
パニックが起こると、正常な行動心理が働かなくなります。

韓国において、内国人向けに無制限式を設置しなかったのは、政策的な意味合いが大きいです
依存症対策に力を入れ、対策センターをエントランス近辺に設置している以上、簡単に破産しやすい無制限式を置くわけにはいかなかったと推測されます。
(江原ランドは政府資本51%なので準国営)

トーナメント形式のポーカー(無制限テキサス)もありますが、入賞しないと賭金が0になる点では参加費用以上の費用を失わないというだけで破産するのと変わらないので安全とは言えません
なので、トーナメントも不要と思います。

とにかく、無制限式の設置はプレイヤーにとっても設置側にとっても危険です。

僕は無制限式の設置には反対です。必要ありません。



















◆競馬◆障害レースに思うこと

競馬(特に障害レース)に関して思うことをてきとうに書いてみます。

1 東京ハイジャンプに関して

10月開催の東京ハイジャンプ。G2の中で唯一3110メートルと距離が短く、障害も少ない。
しかも外はかなり不利。
正面スタンド前の障害コースの更に内側に練習用馬場があるんだから、そこをスタート地点にしてハードルを3つ飛越して本コースに合流させれば、大体3800Mぐらいの距離になるかな。

2 京都ハイジャンプに関して

昔は11月開催で中山大障害のステップレースになっていて、メンツもGIに直結するメンツだったのが、5月開催になってメンバーが薄くなった感じ。
もとに戻したほうがいいんじゃない?

3 中山グランドジャンプに関して

春の中山大障害を引き継いで国際招待競争にして距離延長して現在国内最長距離を誇るレース。

うーん、このレース国際招待やめて、国際レースとはいっているものの、欧州はシーズンのピークだし、グランドナショナルを目指すならこのレースは捨てないといけない。
国際化の障壁になっているとしたらこのレースが原因かも。

東北大震災の年は7月に行ったけど、過去には6月の開催もあったみたいで、この時期だったら、海外馬も参戦しやすいし、逆に海外遠征帰りに出走も可能。

(ということで)
個人的には伝統を重んじて残すとしたら年末の中山大障害だけのような気もする(現に残りの重賞は変更された)
極論を言ってしまえば、
◆大障害コース年2回使用にこだわる→グランドジャンプを6月に移動
◆年1回でいい→大障害コースは年末だけの使用で、4月は周回コースの重賞(G2またはG3)に格下げ (仮想)中山JS 1コーナーポケットから3周回 


4 中山大障害に関して
有馬記念の前のレースに行うべき。障害馬場開放は、レース終了後でよろし。
というより、スタンド入場規制はするべきだが、内馬場ってそんなに混んでるの? 映像を見る限り余裕あるように見えるけど。
10万人で入場規制をかければ混乱はしないと思われる。
理想は競艇や競輪のようにスラッシュタイトル (有馬記念/中山大障害)


5 東京大障害構想(中山GJ代替)

ズバリ、ダービーの前のレースに行うJGI 
スタート地点は向正面の最初の障害の手前から
バックストレッチの障害を3つ飛んでから練習用の内々コース(仮称)を通り内々コース(仮称)のホームストレートの3連続ハードル(又は固定障害)を超えて、障害コースに合流、以下は障害コースを通ってゴールを目指す。直線の置き障害はなし。
距離4200M前後(推定) 障害数 19 

ダービーの障害コース開放は大障害のあとでいいでしょう。もともと東京競馬場は大きいし発送直前でも内馬場には余裕があるように見える。カメラ機材?撮影用台?ダートコースに置けばよろし。

(総括)
今年JBCが京都競馬場で行われたように、注目を集めるレースの前座を使わない手はない。

日本で1番目、2番目に売れるレースと言っても過言ではないダービーと有馬記念の前座を1年でいいからやってほしい。
それで売上を見て、戻すもよし、続けるもよし。

中山GJの臨戦過程今のままだと単調(阪神SJかペガサスJSぐらい)で、ペガサスJSが中山GJにつながってなく、主力が分散しないのが面白みにかけるかなと個人的には思っております。
なので、開催時期をずらして障害重賞を挟み込んで2路線の上位がJGIでぶつかるような構造があればなと思います。

 いまなら秋しか別路線(阪神JS、東京HJ、京都JS)選べないですからね。京都JSは中山大障害を使うには日程的に余裕がないし、春の京都HJはG1を頂点とする体系からは外れてて「残念GJ」になっているので。

まぁ、オジュウが有馬行ったから、また新しいスターの登場を楽しみにしますか。もちろん土曜日の大障害はアップトゥデイト中心に回ると思うけど。










◆競馬◆中山グランドジャンプ感想

中山グランドジャンプ見ました。

色々迷ったんですが、結局は自宅でテレビ観戦。

レースは、年末の大障害のときほど大逃げになることはなく、いわば去年のグランドジャンプと似たような展開。

3コーナー辺りまでアップトゥデイトを行かせて、3.4コーナー中間のハードルから進出開始、4コーナーで先頭、最後のハードルで少し躓いたものの、後続を離して完勝。

去年とほとんど同じ展開でした。

年末は意表をついた形になったから石神騎手が慌てたという感じで接戦だったけど、相手にバレちゃってるから、逆に林騎手にプレッシャー与えながらレースを進めていたみたい。

林騎手も常に後にオジュウチョウサンがいて、「おらおら、もっと逃げろ」と言われているみたいで、やりにくかったでしょう。

かといって、3着以下には9馬身ちぎっているので、強いことは間違いない、ただ、時代と相手が悪かった…のか?

 サラブレッドは経済動物で、維持するのにもお金がかかり、他方競走で上位に入れば賞金を獲得する。

中山大障害でも中山GJでも2着で2600万円ですし、スプリングジャンプ他などで、獲得賞金は4億円を超えているわけです。

かつ、これからも故障しない限りは、走ることは出来るでしょうし、出走して落馬でもしない限りは手ぶらで帰ることはないでしょう。

ただ、あいつが出てくると現状では勝てない…

今の馬主さんはもともとの馬主さんの親族の方だそうで、いわるゆ個人の馬主さんですが、みすみす稼げる賞金捨ててまでかつ、費用を掛けてまで海外に出ることはしないだろうなぁと思います。

でも、調教師的にはどうなんだろうか?


フジノオーが海外に行った動機は「出るレースがなくなったから」(中山大障害に勝ち抜け制度ができて出走できなくなった)だった。

アップトゥデイトは出るレースはあるけど「あいつ」に勝てない。

障害は年に2つしかGIがない。平地なら数が多い分、全部に無双ということにはなりにくいが、障害だと、年2回のGIに最強馬が順調に出てくる限りは、その「席」は空かない。

それが現状のGI5連勝であり、2016年からオジュウチョウサン以外の名前は刻まれていない。

GIはヨーロッパにもあるよ。ハードルもチェイスも。

国内にいたらJGIが取れない。だから海外でもいいじゃないか。現状GJは分が悪い。

オジュウチョウサンができないことを模索する一つに「海外遠征」も考えてほしいなと思った。

ただ、あくまでも目先の賞金は大事なので妄想にとどめておきましょう。





◆競馬◆アップトゥデイトが歴史に名を残すには…

史上2頭目の障害馬による海外遠征をすればいいんじゃないかな…ノースヒルズは海外遠征も積極的だし…
(オーナーさんがが変わりましたのでノースヒルズがオーナーだったらという視点で書いています)




過去、障害馬で海外のレースに出たことのある馬はフジノオーだけ。

中山大障害を4勝し、遠征前の大障害では当時の1勝ごとプラス2キロの規定により68キロの斤量で2着。

そして、次の年は欧州に活躍の舞台を移し、グランドナショナルに出走。完走はできませんでしたが途中までは他の馬に混ざって飛越をしています。

グランド・ナショナル後も欧州に滞在し、2勝を挙げて日本へ帰国。引退式では大竹柵、大土塁を飛んでみせたとか。

で、何故グランドナショナルにでたのかというと、イギリスのジョッキークラブからの招待があったというのもあるのでしょうが、最も大きな要因は

その年に出来た「勝ち抜け規定」により、中山大障害を勝った馬は出られないという「ルール」だったのでは無いだろうかと。

(似たようなシステムが過去の天皇賞にありました)






今現在JGI馬はオジュウチョウサンとアップトゥデイトの2頭だけが現役で、

今はJGI勝ってもJG2.JG3は62キロ、JGIは63キロで出られます。昔のように1勝ごと増量も無いですし、強い馬はずっと出られます。

見方を変えるとJGIを勝ってしまうと、J重賞以外のレースは一部を除いて斤量が課せられます。SA、SBは実質出られません。

で、障害の重賞は3月の阪神スプリングジャンプから毎月一つづつあり、4月にグランドジャンプ、9月に阪神ジャンプステークス、10月に東京ハイジャンプ、12月に中山大障害と組まれていますが、春のローテーションは2頭とも高い確率でスプリングジャンプ→中山大障害だと思います。

ただ、アップトゥデイトにとってオジュウチョウサンは、完全な目の上のたんこぶですし、

阪神SJにせよ、中山GJにせよ最終コーナーをオジュウチョウサンより後でまわったら最終のハードル障害でオジュウチョウサンが転倒でもしない限り勝てないとおもわれるので、前で運ばなければいけない。

かといって瞬発力に優るオジュウチョウサンはアップトゥデイトを逃しながら運ぶし、一世一代の大逃げも手の内がバレちゃったので使えない。

まぁ、手ぶらということにはならないと思うし、出るなとは言わないけれど、時代が悪かったよねという結論が繰り返される気がする(オジュウが回避すれば当然1番手だが)




ぶっ飛んだ考えかもしれないけれど、欧州で武者修行をして深い芝と重い斤量に慣らし、スタミナを付けて年末の中山大障害の時だけ帰ってくればいいんじゃない?

で、今年はグランドジャンプ出て、欧州で4600メートル以上のレースで4着以内とイギリスで規定レース数をこなしてグランドナショナルのハンデを獲得して行けるなら次の年にグランドナショナルでの初の完走を目指す…と。

まぁ、様々なハンデを乗り越える必要があるでしょうし、向こうの障害の大きさ、レベルなど一概に比較できないところはあると思いますけど、少なくとも日本のレースよりは1秒程度ペースが遅く、芝が深いので足元には優しい…その分だけ足に対する消耗が少なく(その分心肺に来ると思うが)長く使えるんじゃないかなと思った次第。


こういうことを言う理由は、JGIを勝った馬の予後がオジュウチョウサンとアップトゥデイトを除いて総じて良くないことに起因するのですが…





とノースヒルズに名義が変わった時は思ったのですが、元の馬主さんの親族の方に名義が戻りましたね。

まぁ、個人馬主の方に遠征費払って欧州に行けとは言いにくいです。

ですが、日本の障害競馬が足元にあまり優しくないのと、飛びがきれいで距離が延びるほど適性が出そうなアップトゥデイトは斤量と欧州の深い芝さえ克服できたら、障害馬としての寿命を延ばすことができるのではと思ったわけです。

実際今年のグランドナショナルの出走馬に13歳が数頭いますし、10.11.12歳も別に珍しいことではない。

加齢によって中山大障害やグランドジャンプのペース(13秒後半)にはついていけなくなるかもしれないが、グランドナショナルのペース(15秒)でスピード負けはしないと思うので。

飛びの低いオジュウチョウサンよりは適性はあると思うなぁ。


◆競馬◆年度代表馬が満票でなかったとこについて(オジュウチョウサンに3票)

競馬について書きたいことがあったので…

年度代表馬が決まりましたね。まぁ、大方の予想通りなんですが、僕は個人的に中山大障害の翌日からJRA賞の結果が気になって仕方がありませんでした。

オジュウチョウサンに何票入るか? ネットの投票では19%の得票率だったのがどのくらいになるか?

記名投票だから、批判もされるだろうし、炎上もするだろう。でもそれでもオジュウチョウサンに投票する方はいるのか…0票も当然あり得るなぁ…。

結果は3票入りました。JRA賞が創設されてから障害馬に年度代表馬の票が入ったのは初めてではないでしょうか? 

3票でも歴史的なことだと思うし、障害レース好きの僕としてはとてもうれしい。

巷では最優秀障害馬が満票でなかったとこにたいしてのコメントが意外に多くて驚いていますが、それはあえてそっとしておきましょう。






無敗馬がいるならば年度代表馬になるべきだと思っています。

レースレベルが云々、ライバルが云々、臨戦過程が云々を差し引いても選出された「あの馬」とオジュウチョウサンでは「ファンの信用」が段違い。


あの馬はG1を4つ勝ったけど2つ負けてる。しかも、一番人気を集めたレースで惨敗…投票券を買ったファンを裏切っている。

オジュウチョウサンは去年4戦とはいえJG2.JG1.JG2.JG1ですべて単勝一倍台。
 骨折明けで「もしかしたら…」と思われた東京ハイジャンプですら終わってみれば圧勝で単勝が140円。
「障害は落馬や巻き込まれがあるから」と言われている障害レースの単勝がすべて1倍台の前半(阪神SJ,中山GJが130円、中山大障害110円)


競馬に絶対はないといわれている中でも「絶対王者」、とりわけ「オジュウには絶対がある」
とか「ボーナス全額オジュウチョウサンの単勝に突っ込む」とか「日本で一番堅い」とか記者たちでさえ「逆らえない」とか「相手探し」とか…

G1勝った数も大事かもしれません。レベルもあるでしょう。人気や売り上げもあるでしょう。でも「期待を裏切らないこと」「信用の高さ」は代表馬としての資質だと思うのです。

「信用の高さ」ではオジュウチョウサンには代表馬になる資格がある。というか、年度代表馬に投票して何が悪い?って感じですけどね。


以上、JRA賞の感想でした。

機会があれば中山大障害2着のアップトゥデイトを取り上げようと思います。(できれば近いうち)